お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌いかがでしょうか? 金澤でございます。
今年の秋は特に短く、早くも冬の到来を感じさせる冷たい風が頬を伝わります。
晩秋のこの時期、どこかさみしさを感じます…
SWALLOWTAIL
お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌いかがでしょうか? 金澤でございます。
今年の秋は特に短く、早くも冬の到来を感じさせる冷たい風が頬を伝わります。
晩秋のこの時期、どこかさみしさを感じます…
朝目が覚めると…伊織からの手紙が一通部屋の扉に挟まっておりました。
皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。
私は、神経質になるほどではありませんが、健康には気を遣っています。
お陰様で、大病したことがございません。
十数年前、起き抜けに首を寝違えて、動けなくなったことがあるくらいでしょうか(これは病気ではありませんね)。
中秋とまでは叶わぬものの、先だっての夜に、実に良い月が出ておりました。
いつもの如く、執務室で書類に埋もれていた時任でございましたが、窓辺の誘うような月明かりに誘われて、しばし月見の酒と洒落込んでまいりました。
すでに冬の到来を予感させる寒気の中、庭園を照らし出す月の光はむしろ冷気を纏っているかのようで、いくら私とて、そう長くは飲めないなと苦笑しながら酒盃を傾けておりますと、
不意に、先達か居られたようで、月明かりをさえぎる人影が長く眼前に伸びておりました。
椎名でございます。
執事歌劇団の活動となる11月3日の東京キネマ倶楽部でのコンサートを終え、久しぶりの休日を頂戴いたしましたので、自室にて読書をしておりました。
純粋に楽しみつつも、実のところ朗読の題材さがしでもあります。
普段から沢山の作品に目を通しておきませんと、いざ題材を、となった時に候補選びに困るものですが、空いた時間にこうして読みあさるのでございます。最近は短編ばかり目を通してしまいますね。
今回の11月の椿山荘のお食事中にも朗読を披露させていただく予定ですが、今回も新たなメンバーをゲストに迎えお送りする予定ですので、是非お楽しみにお待ちください。
さて、お食事といえば今回は「和会席」でございますね。
ところで「会席」と「懐石」、読み方は同じ『かいせき』といいますが、その持つ意味合いが違ったものであることはご存じでございますか?
簡単にご紹介しましょう。
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金木犀の香りはどこへやら、あっという間に冬の香りがただよってきそうな毎日でございます。晴れて暖かな日などは本当に心地よく、お勤めを忘れ、あてもなく唯ただ歩いていたい衝動にかられてしまうものです。
お嬢様方、いかがお過ごしでしょうか。
伊織でございます。
藤堂でございます。
お嬢様、お元気でいらっしゃいますか。
朝夕はめっきり寒くなってまいりました。台風も次から次へと
来てほしくないのに参ります。お嬢様もお気をつけくださいませ。