あけましておめでとうございます。能見でございます。
年末年始の時候。お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。
幕を開けましたこの2026年。どのような一年になるのかは神のみぞ知る。
大海原が待ち受けている波乱万丈か、それとも湖畔ような波風立たぬ凪か。
誰にも見当がつかないからこそ未来を想像することが楽しゅうございます。
そして、本年はお屋敷にとりましても大変特別な節目の一年でございます。
2026年3月24日をもちまして、ティーサロンは創立20周年を迎えます。
私がお屋敷の門戸を叩きまして、給仕することを許されたのが、2014年。
随分と長い間、この屋敷とともに過ごしてきたと振り返ってございました。
歩幅は狭いながらも、一歩一歩、前へ進んできたという実感がございます。
信じて歩んでこられたのも、ひとえにお嬢様がそばにいらっしゃったから。
培ってきた今までの日々が、現在のお屋敷の、そして私の礎でございます。
この場をお借りいたしまして、深く深く、感謝申し上げます。
お嬢様とご一緒に過ごすこの一年が、さらに光り輝くものとなりますよう、
様々な挑戦と経験を通じて、お屋敷に還元することができればと存じます。
先日、なるほどなと納得できる、非常に興味深いお話を耳にいたしました。
人間は楽しみなことがあると時間を長く感じる、という理論でございます。
幼少の頃を思い出してみると、遠足や運動会や音楽会やクラス替えなど、
心待ちにしている行事が多いため、体感として長く感じるのだそうです。
お嬢様にとりまして、その日が楽しみだなと思っていただけることを、
少しでも、ひとつでも、多く探していけたらと思います。
末尾とはなりましたが、本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
能見