Frame or Flame

生命の息吹を感じながら、そんな麗らかな毎日が続いてゆく春。

満開の桜並木を愛車のアリア号で駆け抜けたい能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

3月に入りまして、1年の約 1/4 が過ぎ去ろうとしておりますが、

今年の目標の達成度は、おおよそ「ぼちぼち」くらいでしょうか。

まだまだやりたいこと、やるべきことが沢山残ってございます。

目標がすぐに見つかる今の環境が、本当に有難く感じております。

お嬢様も年初にお立てした今年の抱負はお忘れではありませんか。

聡明なお嬢様なので心配はしておりませんが、万が一お忘れの際は

一度「頑張ろう」と思い立ったのですから、勿体のうございますよ。

これからのより素敵なレディへのご成長が私は楽しみでございます。

一日の終わりに「今日は充実した!」と思える日が一日でも多く。

しかし、充実感と多忙感は紙一重であるとも私は考えております。

その感情を分かつのは、自身の持つ心構えひとつなのかなあ、と

少しばかり達観にも似た感情を持つ機会が年々増えて参りました。

それは私が大人になったのか、諦めるという選択肢が増えたのか、

定かではありませんが、可能な限り、今日も素敵な一日だったと、

そう振り返ることができるような日常でありたいものでございます。

その隣にガーネット色の雫があると、更によろしゅうございますね。

しかし、本日は残念ながら、非常に残念ですがワインはお預け。

何故なら今宵はダンスと歌のお稽古が待っているからでございます。

……何ですってお嬢様。なるほど、自身の持つ心構えひとつ、ですか。

確かに。左様でございますね。

能見

東京駅探索

敬愛せしお嬢様へ。

冬もいよいよ本格化しておりますね。
お休みの日にお出掛けするのもなかなか大変な気候でございます。

そんな気候の中、時任がお勧め致しますお出掛けスポットがございます。
それは、、、
『東京駅 地下』でございます。

あまり名が轟いてはおりませんが
東京駅の地下街は、他の都内駅と比べても呆れるぐらいに広く
そして季節折々のイベントや、様々なテーマに分かれた「ストリート」ごとの名店が溢れ返っておりまして、一日かけても巡りきれぬアミューズメントパークのごときでございます。

やはり飲食店が多うございますが、懐かしいオモチャ屋のようなテンポや、地域のアンテナショップ、芸術的なケーキを飾るお菓子の銘店など、お散歩にそぞろ歩いているだけで様々な発見がありとても楽しゅうございます。

そんな東京駅地下を散策したあとは、伝統あるビアホールで一息でございます。

大変広い店舗の一角で、懐かしいデパートの食堂のような食品サンプルに目を奪われながら、ドイツ風の陶器ジョッキでご用意頂ける麦酒に喉を潤され、そして名店ながら非常にリーズナブルでボリュームある食事にお腹を満たされ、夢心地でございました。

冷え込みが厳しい休日や、雪の日など、お外のお出掛けが億劫なときは。
ちょいと東京駅に参りましての探検などいかがでございましょうか?

探検なさって良い場所を発見なさったら、ぜひ使用人たちにも教えてくださいませ。

黒甘

2月といえばなにを想像致しますか?

バレンタインデー?節分?立春?

お屋敷ではやはりバレンタインデーが1番関わりが深いでしょうかね。

2月はそういう事もございましてチョコレートが大変美味しい季節でございます。

チョコと申しましても様々ございますが皆様はどんなチョコレートがお好きでございますか?

私はホワイトチョコレートが大好きでございますが、ギフトショップやサロンで様々チョコを食べることによって少し苦味のある本来のチョコもやはり美味しいと改めて感じるようになりました。

最近で申しますとギフトショップでご用意しております焼きショコラには感動致しました。

サクッとした食感で始まりジュワッと広がるチョコの感覚、ほのかに苦く甘い味わいは是非ともお手にとって感じてみて下さいませ。

定番ではございますが柑橘系とチョコレートの組み合わせも凄く美味しく感じます。

先日までご用意してたクピドもそうですが、ギフトショップにご用意してるハートの贈り物にも柑橘系、レモンのチョコレートがございますので、酸味と甘みが織りなすハーモニーを是非とも味わって下さいませ。

私もまだまだ知らないチョコレートがあるかと存じます、もしオススメのがございましたらお教え頂ければ幸いでございます。

ではまたサロンで、ドア前で、ギフトショップでお待ちしております。

使用人の幸せ

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

私事ながら、先日伊織から本を借りました。

かつて英国に実在した使用人たちの体験談や歴史、当時の様子などを記した資料です。

自身の命を投げ出し主人の一家を守ろうとした執事の話。

女主人に憧れを抱き、舞踏会に忍び込んだフットマンの話。

おとぎ話の世界の住人に憧れた舞台役者が、屋敷の門を叩き使用人として生きる話。

どの話もとても興味深く、先達のエピソードは大変勉強になりました。

遠い昔の海の向こうの使用人たちの語る言葉に共感を覚え、憧れ、自身の未熟さを恥じつつも、使用人として今生きていることを誇らしく感じる。不思議な感覚を味合わせてくれるとても素晴らしい本でした。

本の一文に「使用人は腕を磨くあまり、自分の技術に誇りを持ちすぎることがある。使用人(サーヴァント)とは常に誰かの為にサービスを行う者であることを忘れてはならない」と書かれておりました言葉は特に印象的でした。

紅茶の腕も給仕も舞台上でのパフォーマンスも、技術を磨くことは手段でしかなく、お嬢様にご満足いただくことこそが目的であることを常に忘れてはいけませんよね。

これからもお嬢様のお役に立てるよう、精進いたします。

隈川

2月

八幡でございます。
まだまだ寒い日々が続いておりますね。

もういい加減寒いのは良いのではないかとコタツの中で丸まりながら思っております。

個人的にはこのような季節は特に外に出るのがとても寒うございますし、全くもって外に出るメリットを感じておりませんが今年は色々なところに出かけようと思い、初詣に行ってまいりました。
勿論おみくじも引いてまいりました。

結果は凶でございました。

「うわ〜〜最悪だ!!!!!!!!!」

なんて勿論一切思わず無の感情で作業的に凶だったおみくじを結んで自室に戻りました。

では、また来月。

季節柄のご挨拶

ハッピーバレンタイン!
才木でございます。

ホワイトチョコと普通のチョコレートを合わせると
ペンギンだなぁ、などと思っております。

日本のバレンタイン文化みたいなものには、
色々な思惑を感じたりも致しますので、
不気味なところもございますが。
彩られるチョコたちには、罪はありませんね。
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