秋の風が馴染むと同時に、仮装祝宴の雰囲気も出て参りました。
秋の味覚はキノコ派閥に属しております能見でございます。
SWALLOWTAIL
上野で開催されていた三国志展に行きそびれた香川でございます。
いまから1800年ほど前の時代。
後漢末期をめぐる物語の、
綺羅星の如き英雄たちの活躍に、
胸踊らされる方も多いかと存じます。
数多くのドラマのなかでも、
秋といえば、
五丈原でございましょう。
読んで涙せぬは漢にあらずとまで言われる出師の表。
風と共に仲達を走らせた白羽扇片手の軍師の姿に、
特に香川が想いを馳せるのはこの季節でございます。
やっぱり、
九州まで行ってこようかしら。
司馬でございます。
皆様、お健やかにお過ごしでございますか?
すっかり秋めいてまいりました。このところ、”~の秋”という言葉もよく耳にいたします。お嬢様方におかれましては、いかような秋をお楽しみでございますか?
お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌いかがで御座いましょう、金澤でございます。
さてお嬢様、秋の夜長の過ごし方はいかがされていますでしょうか?
読書や編み物、はたまたお勉強など、ご多忙のお嬢様で御座いますのでしなければならない事がいっぱいある場合もございましょう。
そのような中ではございますが、もしお時間が出来ましたら映画鑑賞などいかがでございましょうか。
爽やかな秋晴れが続く今日この頃、お嬢様いかがお過ごしでしょうか。
乾でございます。
敬愛せしお嬢様へ。
少しは暑さも和らいだようでございますが、まだまだ日中はお暑うございます。
知らず知らずのうちに、身体から水分や栄養を失っていることが多うございますので、
こまめに水分や間食をお取り頂く事は大切でございます。
その点において、アフタヌーンティーという文化は最適なのかもしれません。
水分も失われ疲労も溜まってくるであろう刻に、お茶を飲み軽食を頂き、皆で会話を楽しみ、心も体もリフレッシュする習慣。実に合理的でございますね。
しかしながらこのアフタヌーンティーという文化、実はあまり合理的な興りではございません。
庶民の道楽があまりに少なかった旧英国。嗜好品が粗悪な酒類ぐらいしかなく、英国の都市にアルコール中毒患者が激増してしまっていた時代に、
庶民にアルコールではない娯楽を提供しようという目的で広められたという、バーテンダーとしては些か耳の痛い話から始まったものでございます。
最初はそんな意図はなかったことでしょうが、このアフタヌーンティーという茶会を最初に催したと言われる方の名が「アンナマリア」様。
そしてその文化に目を付け、英国全土にアフタヌーンティーという文化を推奨したのが「ヴィクトリア」女王陛下でございました。
当家のアフタヌーンティーセットの命名由来は、ここだったのでございますね。
今宵をもちまして「ヴィクトリア」はお休みを頂きますが、新たなアフタヌーンティーセット「アントワネット」も始まります。
当初の意図はともかく、気のおけぬご友人とゆっくりお茶とお菓子を楽しむ時間というのは、とても素敵なものでございます。
お嬢様が今後も良きティータイムを楽しめますように、我々も努めて参りましょう。
椎名でございます。
暑さも去り、ようやく涼しさを感じることの出来る季節となって参りました。
今年の夏は本当に暑く、周りの話を聞いてみてもあまりの暑さに出ることも億劫に感じ、結局お出掛けする機会が少なかったなんて話もちらほらと。
私自身も同様でございました。
思い立って川を臨める公園に行こうと勇んで出かけはしたものの、あまりの強烈な日差しにひるみ、ワゴン車で来ておりました移動式カフェでアイスコーヒーとかき氷を購入し早々に退散してしまいました。
後は屋敷の庭で趣味のDIYにいそしんだぐらいでございましょうか。
涼しくなってきますと、旅にでも出たくなるのも仕方ございませんが、なかなか気軽に旅行というわけにも参りませんので、ほかの使用人たちと出かける想像だけでもすることといたします。
そんな中で個人的に響いたのが「キャンピングカーでの気ままな旅」でした。
よく人からは旅行計画をしっかり立てそうという印象を持たれるのですが実はその正反対でして、旅行だからこそ気ままに、無計画に過ごすことに意義を感じております。
キャンピングカーはそんな旅の形に非常にしっくりはまりますね。
そこで手に入るわけでもないのにキャンピングカーに関して調べました所、最近の設備に驚嘆するばかりでございました。
勿論ピンキリではございますが、上位クラスの物はまるで移動するホテル・・・むしろ家でございます。
内装備品の豪華さもさることながら、二階建てのものや、電気式稼働で、部屋の幅が拡張するものもございます。(一般的には車の幅、全長=部屋のサイズ)
クーラーは勿論、通常の大型テレビ。
果てはシャワールームまで完備しているのです。
これでは旅行ではなく、車から一歩も出ることなく1日を過ごすことが出来そうで・・・
それでは本末転倒でございますね。
しかしながら、キャンピングーカーには男子のロマンが存分に詰まっていました。
いつか、定年を迎えたらこじんまりとしたキャンピングカーに猫を乗せて、気ままに旅をするのも良いな、と妄想をして、本日は締めくくりたいと存じます。
それでは。