もしカバ

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。隈川でございます。改めまして本年も宜しくお願い申し上げます。

最近、鳥海が飼い猫についての日誌を書いていたのを読み羨ましく思い、私も何かペットについての日誌を認めてみたくなりました。

ところが、残念ながら私は自室にペットを飼っておりませんので、今回はもしも私が自室にてカバを飼っていたらという想像で我慢しようかと存じます。

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

近頃、ペットの愛カバであるヒポ太郎が愛くるしくて仕方がございません。

給仕を終え自室に戻ると専用のプールから勢いよく飛び出して水浸しのまま私の元へと駆け寄るヒポ太郎。

カバはあの巨体ながら時速40キロで走るので上手いタイミングで身を躱さないと大怪我をしてしまいます。

戯れてくるヒポ太郎に餌を与えると、嬉しそうな目をします。

ちなみに餌にはお屋敷の庭で摘んできた野草、余った紅茶の茶葉、狩ってきたインパラのお肉などを与えます。

モリモリ食べて大きくなって貰いたいものです。

そういえば先日窓を開けっ放しにしていたところお部屋に小鳥が迷い込み、あくびをしていたヒポ太郎の歯に止まったことがございました。

まるで絵本のようだなと微笑ましく眺めておりましたが、ヒポ太郎はそんなこと御構い無しに小鳥もむしゃむしゃ食べておりました。
カバは基本的に草食ですが、雑食動物に近くお肉も食べるのです。

おや、お腹がいっぱいになってしまったのか眠ってしまいました。

寝顔もかわいいものです。
今日も楽しかったですね。明日はもっと良い日になりますよね、ヒポ太郎。

とか。いいですね。
やっぱり私も何かペットを飼おうかな。

如何でしょうお嬢様。

…え?飼ってから書け、ですか?
なるほど、ごもっともでございます。

隈川