さて、今晩の映画は。

司馬でございます。
体にこたえる暑さが続いておりますが、皆様、お健やかにお過ごしでしょうか?

執事たる者、勤勉を第一とすべきとは重々承知いたしておりますが、まったくこうも暑い日々ばかりでございますと、ついつい身も心もだらけきってしまい、お嬢さま方の前で醜態をさらしてしまうのではないかと恐れるばかりでございます。

幸いにも、暑さで食欲がなくなることはございませんので、毎日の食事はしっかりと欠かさずに、睡眠もたっぷりとりまして、体調を健全に保ち、気合を入れてこの夏を乗りきりたいと考えております。

とはいえ、あまりに心を張り詰めすぎても、後々疲れが襲ってくるものでして・・・。
毎日の気分転換は必要でございます。

暑気払いに当家のシアタールームで秘蔵のフィルムでも鑑賞いたしましょうか。

「真夏の夜の夢」(1999・米)
監督:マイケル・ホフマン
出演:
オベロン…ルパート・エベレット
ヘレナ…キャリスタ・フロックハート
ニック・ボトム…ケビン・クライン
ヒポリタ…ソフィー・マルソー
タイターニア…ミシェル・ファイファー
パック…スタンリー・トゥッチ

シェイクスピアの名作喜劇をオールスター・キャストで映画化した、たいへん贅沢な作品でございます。
芸達者な出演陣がそろっておりますが、なかでもニック・ボトム役のケビン・クラインがすばらしい演技を披露しております。
映像も幻想的に、妖精たちの世界そして生活感といったものが、説得力をもって美しく描かれております。
個人的には、冒頭の公爵邸での宴の支度をする使用人たちの優雅な立ち居ふるまいが、大きな見どころでございました。

お嬢さま、夏にこんな映画はいかがでございますか?

では、今回はこの辺りで失礼いたします。