第十回フットマンティーの魅力 特別編

焼けるような日差しも残暑に移り変わり次の季節の訪れを感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
お嬢様、お坊っちゃま。
紅茶係の白川でございます。

お屋敷も使用人も次の季節の準備を始めました所でございます。
お嬢様、お坊っちゃまもお早目の準備をお願いいたします。

さて、特別編と銘打ちました今回、どんなお話になるのでしょうか?
それでは参りましょう!第十回フットマンティーの魅力の開幕でございます!

 

私「それはどの様な紅茶でございますか?」

??「それは当家スワロウテイルに伝わります上質かつ伝統の紅茶でございます。」

??「ニルギリ、ウバ、アッサムを独自の配合でブレンドし、何方が召し上がっても美味しく感じて頂ける、自信をもってお勧め出来る紅茶でございます。」

このヒントでどの紅茶かお分かり頂けたお嬢様、お坊っちゃまも少なからずいらっしゃるかと存じます。

 

 

今回は長らくご無沙汰しておりました紅茶サロン「ティーミキシングクラス2022 オータム」の開催を記念いたしまして〝バタフライクラシック〟の魅力を
執事歌劇団メンバー、脚本家、紅茶の管理人と多岐に渡り活躍します伊織のインタビューを元にお届けいたします!

そう、当家の看板紅茶〝バタフライクラシック〟それは執事歌劇団の楽曲〝EAT〟にも歌われます(ニルギリ♪ウバ♪アーッサーム♪)を
伊織秘伝のブレンドでお作りしましたイギリスを代表するアフタヌーンティーブレンドにカテゴライズされる紅茶でございます。

まずイギリスを代表する紅茶は多岐に渡りますがその中でも有名ですのはイングリッシュブレックファーストや
アールグレイなどその一つにアフタヌーンティーブレンドがございます。

アフタヌーンティーブレンドの特色といたしましてはその名が冠します通りアフタヌーンティーに用いられ、
お菓子や食事に合い、渋味も弱めで軽め、紅茶の苦手な方でもお召し上がりやすいと言う万能な紅茶なのでございます。

一般的にブレンドされるものはダージリンやアッサム、セイロン茶やケニア茶で水色を整えたりとこちらも多岐に渡ります。

まるで夜空の星の様に無限にも思える紅茶の中から伊織が選びましたのはウバとアッサム。
この二つはミルクティーにした時にミルクに負けないコクを出しニルギリもブレンドする事により後味を軽やかなものに仕上げました。
そのままホット、ミルクティー、アイスにとお召し上がりいただける紅茶なのでございます。

私も初めて試飲しました時の印象は、まず渋味よりも紅茶の旨味。強い旨味を感じながらも後味は軽く丸くて角が無い優しい味であると感じた次第でございます。

伊織「何方が召し上がっても美味しいと感じて頂ける紅茶を目指しお作りいたしました。」

そう、その言葉通り、〝バタフライクラシック〟はどんなシーン、どんなお食事にも合います万能な紅茶として伊織が作り上げたのでございます。

 

伊織が試行錯誤を重ね、完成しました〝バタフライクラシック〟
その喜びはいかほどのものでございましょうか?

そんな喜びを共に味わっていただきたく開催されますのが今回の「ティーミキシングクラス2022 オータム」なのでございます。

今回の紅茶サロン開催に至りましては厳しい時世の中、足繁くご帰宅して下さるお嬢様、お坊っちゃまのお陰でございます。
誠にありがとうございます。

それでは気になるその内容を少しだけご紹介いたします。

ベースとなる紅茶と数々のハーブ。
ドライフルーツ等をブレンドしお嬢様、お坊っちゃまだけの紅茶を作り上げる紅茶サロンでございます。
ティーインストラクター、ティーアドバイザーの資格を持ちます使用人一同が自身のフットマンティーを作り上げたお話、
紅茶の基礎的なお話などを交えながらサポートいたします。

是非お嬢様、お坊っちゃまは遠慮などせず使用人を唸らせる一杯をお作り下さいませ。

 

今回〝バタフライクラシック〟を取り上げた理由でございますが、

私「伊織さん、次回の執事日誌は紅茶サロンのお話を交えながら〝姫睡蓮〟のご紹介をしたいのですがいかがでしょうか?」

伊織「紅茶サロンのお話を交えながらでしたら先ずはなにより当家の看板紅茶〝バタフライクラシック〟をご紹介したい。」
との事でございました。

〝バタフライクラシック〟の名前の由来、バタフライは当家のトレードマークでありますアゲハ蝶。
クラシックは上質な、伝統的なという意味を込めてございます。

伊織も初めてのご帰宅の方もまだ召し上がりになられていない方も是非一度はお召し上がりいただきたいと申しておりました。

当家の伝統を、伊織の思いを、裏切らぬ様に紅茶係一同、心を込めてお淹れいたします。

是非、ご帰宅の際は〝バタフライクラシック〟をご用命下さいませ。

 

残念ながら〝姫睡蓮〟は一時お預けとなりましたが、次回はどのフットマンティーにいたしましょうか?

それでは次回まで、
ご機嫌よう!お嬢様、お坊っちゃま。