集落

ますます寒い日が続いておりますが、お風邪など引かれてはおりませんか?
椎名でございます。


さて、先日の事でございます。
お屋敷を出ましてその周辺を散歩していた時の事でございます。
私、猫の『集落』を発見致しました。

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大丈夫です。ちゃんと目は覚めてございます。

それは、散歩に出掛けたある日に発見致しました。
お屋敷を離れ、20分ほど歩いたとある場所でございます。
茶とらや白黒の八割れ等10匹近くの群れを形成しておりました

これはお近づきになら無くては!と吸い寄せられるように近づいて行きますと、そのうちの一匹が「ニャー」と、ひと鳴きして近づいて来たかと思うと、ずりっとおでこを擦り付けてきました。
どうやら私は群れに入ることを許されたようでございます。
以前の日誌にも書きましたが、猫にはそれぞれの距離感があって、それを許してくれない場合は、例え群れであって近づくことは出来ません。

それは、近づいてくる人間によっても違うようです。
現に、私の他にも近づこうとしていた人は、何故か避けられていました。

ですので、やはり私は許されたのです。

厳しい群れ社会で生きているのか、それぞれが一様に鋭い顔つきをしておりましたが、非常になついてくれました。
・・・食べ物を持っていそうだと思われたのでしょうか?

さて、先日お屋敷ではクリスマスの飾り付けいたしました。
多くの使用人が、あーでもない、こーでもないと言いながら、飾り付けていたのでございますが、あちこちに細かな装飾が矛されています。
きっと流石のお嬢様でもすべてを見つけるのは難しいのではないでしょうか?
この期間中はいつものお屋敷と何が違うのか探していただくのも楽しいかもしれませんね。

それでは、本日はここまで。

椎名