日の名残などを見る度に少し落ち込む

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

私ごとながら1月10日で執事歌劇団に入団してから満6年が経ちました。

ステージの上であろうと屋敷であろうと、いついかなるときも使用人であることに誇りを持って務めてきたつもりでございます。

使用人として生きていくと決めてから、英国文化、使用人の歴史や伝統、屋敷でのフットマンとしての在り方を考え続けて参りました。

しかしながら、私が描く理想の使用人像と現実の自分自身には大きな差異があり、それは私自身の本来持っている気質の部分に由来しているようにも存じます。

使用人かくあるべし、という美学に羨望を抱けば抱くほどにコンプレックスは生まれる。

それでも、自分なりのやり方でこれからも使用人としての道を歩んで行くつもりでございます。

まだまだ未熟な手前ではありますがどうかこれからもお傍に置いて下さいましたら嬉しゅうございます。

…あと10年くらい努めたら少しは理想に近づけるのでしょうか。

隈川


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