風音の向こうへ

季節は秋へと移り変わろうとしておりますが、暑い日が続いております。
お嬢様、お坊ちゃま、いかがお過ごしでしょうか。
乾でございます。



私の趣味の一つに「カート」がございます。
お嬢様、お坊ちゃまはご存知でしょうか?

平たく言えば遊園地にあるゴーカートに似た小さな車を専用レース場で走らせるのでございますが、地上高5cm位のシートに座っての最高時速約100キロ、そのスピード感はかなりのものでございます。

このカートを早く走らせる為に最終コーナーからアクセルを開け、暴れるマシンを安定させるためステアリングを力で抑え込みメインストレートに突入します。
そしてアクセル半開でブレーキング、カウンターステアでマシンの向きを直して第1コーナー間髪いれず第2コーナーへ、フルブレーキングでヘアピンをクリアしリズミカルにS字コーナへ・・・

繰り返し走らせ、そして納得出来るような走りになると、エンジン音や風を切る音は何か美しいメロディが鳴っているような錯覚すらいたします。

まるで楽器を奏でているように・・・

ギターを弾いている時もそうでございますがこうした達成感を得た時、不思議と笑っている自分に後から気が付きます。
単なる自己満足でございますが、明日への活力にもなっているようです。

たかが趣味、されど趣味でございますね。

お嬢様、お坊ちゃまは良いご趣味をお持ちの事と存じます。
よろしければご帰宅された際に、ご趣味のお話をお聞かせ下さいませ。

お屋敷にてお待ちしております。

                     -乾-
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