フワフワを求め

徐々に暖かさを感じる日が多くなってまいりました。
と思うと不意に寒さが戻り、まだまだ油断が出来ないなと感じるこの頃でございます。

お嬢様は如何お過ごしでございますか。

さて、最近「美味しい卵焼きが食べたい」と思い立ち、
またいつもの悪い癖で「ならば作る為の道具が必要だ!」という結論に至り、卵焼き用のフライパンを入手致しました。

今回、所謂よくあるテフロン加工の施された鉄製のものではなく、銅製の物を求めました。
何故銅製なのか?
その四角い美しい見た目もさる事ながら、特筆すべきは熱伝導率の高さでございます。
職人さんの間ではフワフワの卵焼きを作るなら銅製品と言われているらしく、確かに以前そんな事を耳にしたことがあるような無いような。

とにかくそんな謳い文句に弱い私としましては、手に入れないわけにはいかず、気がつくと左手に四角い銅製フライパンを携えキッチンに立っておりました。

この手の道具はまずは「道具の仕込み」が必要なのですが、時間をかけ油を馴染ませた後、早速卵焼き作りに挑戦致します。

砂糖を多めに加え溶いた卵をフライパンに流し込むと、小気味良い油の音と共に卵が踊り出します。
丁寧に卵を巻いて行きますと、確かにいつも作るものとの違いを感じます。
なんと申しますか、プルプルなのです。
フワフワではなくプルプル。
まるでプリンの様に揺れる卵焼きに期待感が高まります。

早速、シンプルに皿に盛り付け一口、
今度はフワフワ。
空気を含んだ層がふんわりとした食感が口に中に広がるのです。

手前みそではありますが、料理は成功の様でございます。

さて、また次のお休みの朝食には是非もう一度作りたいと思います。
そしてご飯にお魚、お味噌汁(減塩)
日本の良き朝食の代名詞とも言える献立と致しましょう。


それでは、本日はこのあたりで。
Filed under: 椎名 — 22:00

こだわり

椎名でございます。

ますます寒さが強まり、お屋敷周辺でも雪をちらほらと見ることが出来ます。
世間では今年もインフルエンザが猛威を振るっておりますが、体調など崩されていらっしゃいませんか?
手洗いうがいなど、基本的な事をおろそかにしないだけでも効果があると聞きますので、ぜひ日々お忘れないようにご注意くださいませ。

さて、私も昨年末あたりから念願の紅茶をお屋敷でも淹れさせていただいておりますが、一度はお召しあがり頂けましたでしょうか。
伊織に師事を仰ぎ直々にレクチャーして貰えた甲斐もあり、お嬢様からお褒めの言葉を頂戴する事が非常に嬉しく励みになってございます。

突き詰めれば突き詰めるほど、シンプルで奥深い世界であることを実感する次第ですが、
こと「紅茶を入れる」という作業においては、紅茶係に出来る事はさほど多くございません。
お料理にも共通して言えることですが、大半は「時間が調理」してくれます。
ですので私は守るべきを守ることに妥協せず集中するのでございます。

これは私のものづくりへのこだわりにも通ずる部分です。
「~だろう」や「これでいいや」で済まさずに予測し、ロジカルに組み立てる事。
気の急ぎか、そこをおろそかにした場合は大抵後で失敗し泣きを見てしまいます。
・・・反省でございますね。

お嬢様のこだわりは何でございますか?

きっとほかの使用人達にも、様々なこだわりがあるのでございましょうね。

さて、「こだわり」のお話をさせて頂きましたが、
3月に控えておりますお嬢様とのお出かけ「バトラーズツアー」でございますが、こちらも使用人たちの様々なこだわりを端々に散りばめてございます。
私も同行させて頂きますゆえ、日々他の使用人たちと共にお嬢様に喜んでいただけるご旅行となるよう思案しております。

使用人たちと計画を進めるにつれ、なんだか使用人としてティーサロンに務め始めたころの事を思い出してしまうのですが、
今も昔も変わらないのは、使用人としてお嬢様にお仕えする事への誇りでございます。
今回のご旅行もそんな使用人の真心をお届けできればと考えてございます。

素敵なご旅行となりますので、ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。


それでは。
Filed under: 椎名 — 20:00

新年のご挨拶

椎名でございます。

まずはお嬢様、新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

昨年はお屋敷でも、執事歌劇団でも様々なトピックスをご用意させて頂きました。
その一つ一つに想いを込めて使用人一丸となってお届けして参りました。
本年もその全てを超えられるように取り組んでゆければと存じます。

年始にかけて寒波が押し寄せております。
お嬢様もお風邪にはお気をつけ頂きつつ、新年の余暇をお楽しみくださいませ。
4日よりティーサロンは開館でございます。
使用人一同楽しみにお待ち申し上げます。


簡単ではございますが、新年のご挨拶とさせて頂きます。
Filed under: 椎名 — 10:30

12周年御礼申し上げます

椎名でございます。

あれだけ寒い日が連日続き、お屋敷周辺の桜も蕾のまま忍んでいたかと思えば、
いつの間にか満開となっており大変驚かされました。

さて、そんな桜たちにも祝われる本日、Swallowtailは12周年を迎えました。

わずか8テーブルから始まったティーサロンが大きくなり、今日まで歩んでこれましたのも、
日々お屋敷を愛し、私共の事を忘れずにご帰宅くださるお嬢様がいらっしゃったからでございます。

改めまして、使用人を代表し御礼申し上げます。
誠にありがとうございます。


使用人は、お嬢様に楽しんで頂く為、心からお寛ぎ頂く為に日々務めてございます。
新たなお食事や、紅茶の考案。
催し事の企画。
Beverage unitや、紅茶部、執事歌劇団による特別な贈り物。

気付けば学生時代の気持ちに立ち戻るように、自身でも楽しい時間を過ごさせて頂いておりますが、
全てはお嬢様の幸せのためにと思案する12年でございました。


使用人などが申すには、あまりにもおこがましい事かと存じますが、まるで家族の様に接して下さり
私共を受け止めて下さるお姿を、心より敬愛しております。




これよりお屋敷は新たな年を迎えます。

これからも変わらず笑顔を賜れるよう、貴女の帰る場所をお守りしてゆきます。
Filed under: 椎名 — 20:05

律するという事

椎名でございます。

先日執事歌劇団の方にてお嬢様にお知らせさせて頂きましたが、3月20日のステージを持ちまして、表舞台での活動から裏で支える側にこの身を転ずる事となりました。
舞台の上からお仕えすることがなくなるわけですが、今後も歌劇団の催しの際には会場にてお仕えさせて頂く機会もあるかと存じますし、またお屋敷にてお仕えする機会も増えるかと思われますが、お迎えさせて頂きました暁には、心を込めてお仕えいたしますので、是非とも宜しくお願い申し上げます。

さて、2月も中旬を過ぎ、そろそろ寒さも和らいでくる頃でしょうか。
来月にはティーサロンの創立記念が控えてございますね。
毎年この季節になると、お屋敷の門をたたいた若かりし頃を思い出します。

経験とは、時間と共に重ねてゆくものではございますが、ただ漫然と過ごすだけでは密度の濃い経験を手にすることは叶いません。
そんな中で、私自身も意識しているのは「確信を持って行動できているか?」と自信に問いかける事です。

最低限でもこの意識があるならばと、注意してございます。

人にはそれぞれ、自身を律するための独自なルールがございます。
お嬢様には、そのようなルールはございますか?
Filed under: 椎名 — 02:22

夏もそろそろ

椎名でございます。
暑い日はまだまだ続きますが、時折涼しい風が吹きほんの少しだけ、近づいてくる秋の気配を感じるこの頃。

お嬢様は、夏バテなどはしていらっしゃいませんか?
(more...)
Filed under: 椎名 — 11:00

その先にあるもの

椎名でございます。

随分と暖かく・・・を通り越し汗ばむ熱さを感じるようになってまいりましたね。

そうこうしている内に梅雨が訪れ、その先には夏本番が待ち構えていることでしょう。
お出かけするには今ぐらいが丁度良いのかもしれません。

(more...)
Filed under: 椎名 — 12:00

椎名でございます。

先日、冬物のコートをクローゼットにしまいました。
気づけば少し動くだけでも汗ばむようになり、あぁ、いつの間にか夏も視界に届くぐらいに近づいてきたのだと実感いたしました。

お屋敷の厨房に目をやりますと当家のシェフが夏に向けたパスタの開発に腕を振るっており、
また紅茶係の恰好をした使用人たちがお嬢様にお出しするアイスティーの入れ方について意見交換をしている姿が目に留まります。


すっと、深呼吸。


少し広がった視界の中にはいくつもの時間の流れが飛び込んできます。



執事としてティーサロンにつく傍ら、執事歌劇団として活動しておりますが、特にここ数か月は怒涛のスケジュールでございました。
これからもそのリズムは変わることはありませんが、肩の力は入れすぎず、空を眺める程度の余裕は何事にでも必要なのでございましょう。


そういえば、最近猫を探しに街に出ておりません事に気づきました。
温かくなってきたことでございますし、次の余暇の際にはふらりと街に出てみたいと思います。



5月になり、新生活を迎えた方々もひと段落したところでございましょうか。
巷では新生活に戸惑い、なかなか適応できず「五月病」という気の病に悩む人々の事も耳にいたします。
お嬢様は大丈夫でしょうか。

一般では内気で几帳面な性格や、完璧主義の理想の高い方が患いやすい傾向にあると言われております。
しかしながら近年はストレス社会とも言われ精神的疲弊は切っても切り離せないものとなってまいりました。
そういう意味では、この5月のタイミングのみならずいつでも、誰でもなり得ると考えてたほうが良いのでしょう。

この手の病には決定的な対処法や事前対策は極めて困難なのでしょうが、是非肩の力を入れすぎず、趣味などの好きなことに没頭してきてくださいませ。
きっと心身とも良い効果がございます。

ティーサロンでの落ちついた時間。
シェフ自慢のお食事。

そして、適度な運動。

・・・なんだか説教がましくなってまいりましたが、お嬢様の健康を案じてのことでございますのでお許しいただけますと幸いです。

ちなみに、睡眠もお休みの時には極端に長くとりすぎず、平日との差を短くすることで休日特有の倦怠感が軽減できるそうです。


私共使用人はいつでもお嬢様のお傍におります。

何かございましたらば何なりとお申し付けくださいませ。


それでは。
Filed under: 椎名 — 10:30

春を求めて

椎名でございます。
気づけば2017年も4月となりました、そういえば町に目をやれば卒業式の鮮やかな着物姿の女性がいたなぁなどと淡い記憶をたどっております。
(more...)
Filed under: 椎名 — 14:00

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
椎名でございます。

さて、新しい年の幕開けでございます。
昨年はお屋敷は催しなど様々な出来事がございました。
その全てが、私どもの素敵な思い出となりました。

本年も一つ一つの出来事を大切にし、お嬢様、お坊ちゃまの笑顔に一役買えますよう、務めてまいりたいと存じます。

(more...)
Filed under: 椎名 — 22:00