異世界転生

桐島でございます

もし生まれ変わったら、お嬢様はどんな自分になりとうございますか?

そんな事をふと考えてしまいました。

私はと申しますと全く逆の人間になって見とうございます、背は低く、細っそりしてそれで聡明な人間。

下々の世界には仮想の空間で様々な経験をする装置がございます、その中でもう1人の自分を作り皆と冒険をする物もございます。

物は試し、やって見ました。

小さい種族で職業は魔法使いで作ってみました、最初は魔法使いらしく後ろから的確に攻撃をしていましたが、
だんだんとじれったくなり気づいたら前で攻撃しておりました、えぇ・・・死にました・・・えぇ、他の方にこっ酷く怒られました…・・・元の桐島と違いとても柔らかいのでございます・・・。

直そうにもなんだか気づいたら前に出てしまうのでございます。

感じたのが・・・魂と申しましょうか性分と申しましょうか、私は生まれ変わっても私なのかなぁ・・・と。

という事で私はなんとなく考えるのをやめました。

お嬢様方はどんな自分になりたいですか?ぜひぜひ桐島にお聞かせくださいませ。

きゅうりの魅力について

環でございます。

本日は私が最近はまっている食べ物を紹介いたします。

もうタイトルでお分かりですね。

そう、きゅうりでございます。

昔からそのほとんどが水分で出来ていて栄養素も低いとあまり良い評判を聞かない食べ物でございますが、とんでもございません。

一時期、顔面にパックすれば美容にも良いと囁かれたほど彼は栄養素以外にも様々な魅力を隠し持っているのです。

その中からほんの少しだけ。

先ほどお話しした美容。

きゅうりの約90%は水分でございますが、普通に水を飲むよりも胃や腸に留まり質の良い水分を補給出来ます。

さらにカリウムやケイ素、マンガンなどのミネラルも豊富で新陳代謝やアンチエイジングに適しております。

まぁ、つらつらと話しましたが自身の肌に合う食べ物が一番でございます。

今の私ときゅうりの相性はなかなか良いみたいです。

夏も近づき、暑がりの私にはぴったりの食べ物のように感じます。

お嬢様もご自身にぴったりな食べ物を見つけて見てはいかがでございますか?

もしございましたら教えてくださいませ。

シェフに頼んでその食べ物でフルコースでも作ってもらいましょう。

それでは。

星のブランコ~西へ3~

影山でございます。

西へ進みます。

愛知県関ヶ原に辿り着きました。

竹やぶが

不思議と神秘的に見えてきます。

家の立地が妙に縦長なのが気になります。

瞳を閉じると旗が見えてきそうです。

関ヶ原を離れ、更に西へ進みます。

京都~大阪と進み

いよいよわたくしが行きたかった場所へ辿り着きました。

「星のブランコ」  

喧騒とは無縁とも思える場所。人っ子一人いません。

川のせせらぎや小鳥のさえずりと耳鳴りが聞こえそうな位の静けさ。

来てよかったとしみじみ思います。

1時間弱歩いた所で

星のブランコに辿り着きました。

人が誰もいません。

暫し佇みます。

星のブランコという名の釣り橋ですので

もし向かう途中で足元のまな板が割れたりでもしたらどうなるのだろう

いや無粋。進みましょう。

いざ進んでみますと思ったより怖くありません。

星のブランコを半分程進んだ所で

後ろを振り返ってみます。

おや、

後ろから家族連れの方達が来たようです。

何だか嫌な予感がします。

嫌な予感が的中しました。

子どもが後ろから勢いよく走ってきます。

当然揺れます。

あぁ

貴重な旅

先日使用人の皆でお出かけに行ってまいりました。

バスに乗り少しばかり遠くの地へ。

普段給仕や勉強で一日を終える我々。
この様な余暇は大旦那様からいただいた貴重なお時間でございました。

普段ゆっくりお話できない仲間との交流も楽しみました。

金澤とは欧州車の話で盛り上がりました。
とても博識で、普段大人しい金澤が車のことになると様々な知識を伝えてくれる事が新鮮でございます。

彼は本当に色々な事に気が付き使用人に対しても気を回してくださいまして、心優しい尊敬する使用人の一人でございます。

尊敬する使用人といえば
大河内もその一人。

彼が給仕の時に私は歌劇団の稽古などで顔を合わせる機会は少のうございますが、いつも顔を合わせる度に笑顔で
「いつも稽古お疲れ様…」と言葉をかけてくださいます。

使用人としても階級としても先輩にも関わらず、後輩にも優しく様々な事に博識で、お屋敷に入った時から憧れている方の一人でございます。

そして…

旅の最中ではこんな方とも交流を交わしました。

何やら、使用人が集まっておりまして…

その中央にある何かを囲んでおります…

四角くて…

色とりどりな…

カードゲームでございました!

司馬執事でございます。

カードの使い手と行っても過言ではないほどたくさんのカードゲームを所持しておりました。

いつもとても変わったカードゲームで皆を楽しませてくださいます。

ゲームの内容はカードの手札の絵柄を使いながら物語を作るという素敵な内容でございました。

司馬執事はまるでラスベガスのディーラーの様にカード操って、皆を楽しませてくださいました。

旅の話は尽きませんね…。

この続きはまた日誌でお伝えいたします。

4月

月に1度、八幡の書き綴った日誌をお嬢様にご覧になっていただけるのがとてもとても楽しみでございますので今月も気合いを入れて書き綴ろうかと存じます。

お嬢様!!
季節の変わり目のこの時期
体調などは如何でございますか?
八幡はいつも通りとても快調でございます。

さて日誌をご覧になっていただく楽しみがこれで終わってしまうのはとてもとても寂しゅうございますが本日は以上でございます。

遠い日の思い出

花便りも伝わる今日この頃、お嬢様いかがお過ごしでしょうか。

乾でございます。

さて、今回は私の小学生の頃の思い出話にお付き合いくださいませ。

ゴールデンウイークが終わり桜が散り始めた頃(私の故郷ではお屋敷より一ヶ月ほど遅れて桜のシーズンとなります)春の遠足で桜の名所でもある、某城址公園に行った時のお話でございます。

お昼のお弁当も食べ終わり、ラムネでも買おうとお小遣いを握りしめ売店に行きますと売店のおばちゃんが(注:本来なら売店にいらっしゃる店員の御婦人が正しいのでございますが当時の雰囲気を再現致したく思いますのであえて「おばちゃん」とさせていただきます)

おばちゃん(以下、お)
「いらっしゃい。あら、あんた今日も来たの?」

私「?」

お「昨日もラムネ買ったよね?」

私「昨日は学校だよ?」

お「あんたに良く似た子がいたんだけどね?」

私「僕じゃないよ・・・」

お「ホントかい?」

友人達が私が嘘をついてない事を証明してくれたのですが、おばちゃん達は不思議そうな顔をしていました。

バスに戻り担任の先生に話をすると何か思いついた様子で

「そういえば昨日は〇〇小学校がここに遠足来てたけど、たしか君のいとこの〇〇君いたわよね?」

私「いる」

先生「じゃあ、きっと〇〇君と勘違いしたのよ。君達良く似てるからね」

この一言で謎がとけて、皆で笑ったのを覚えております。

実は先生の旦那さんが〇〇小学校の先生でしかもいとこの担任でもあったので集合写真を見た時など良く似てる子がいると話題になり、それぞれ確認したら私達がいとこ同士だと分かったと教えて下さいました。

事実それまでも顔や背格好が良く似た一つ違いのいとことは、双子の兄弟と間違えられる事が度々ございました。

幼い頃のちょっとだけ不思議な思い出でございます。

お嬢様も何か不思議なお話し等ございましたら教えて下さいませ。

では、ティーサロンでお待ちしております。

春の訪れ

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

今年は、なかなか暖かくならずに、冬が長く感じられたようでございます。
ようやく四月となりまして、春が訪れてまいりました。
草花の芽吹きの季節でございます。
私も、心新たにお仕事に精励したいと存じておりますので、どうぞよろしくお願いたします。

さて、新人フットマンの浅葱でございますが、ふとした会話の折に落語好きということがわかり、うれしくなってしまいました。

私も幼い頃より落語に親しんでおりまして、冗談のセンスや話術などの基礎は、すべて落語から教わったと申し上げても過言ではございません。

なかでも、春にお勧めの演目は、「長屋の花見」でございますね。
貧しいながらも、なんとか花見を楽しもうとする大家さんと、それにつきあわされる長屋の連中の姿が悲喜こもごもに描かれていて、とても楽しい一編でございます。

古典芸能も、たまには良いものでございます。
機会がございましたら、御鑑賞くださいませ。
本来ならば、寄席を一つ貸し切りにいたしたいのですが、それも野暮な行いでございますので、上席を確保しておきましょう。
お嬢さま方、お出かけには良い季節となりましたので、どうぞお忍びで足をお運びくださいませ。

では、本日はこの辺りで失礼いたします。