Cool Japan SAKEism 暗号??

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
当家唎酒師の香川でございます。

暦の上では春といえども、まだまだ吹く風冷たく花のつぼみも固いようでございます。
お嬢様方におかれましてはいかがお過ごしでございましょうか。

描かれしものではございますが、当家オリジナル日本酒『川香はつしぼり』ラベルにて、一足早いお花見などなさってみて下さいませ。

クールジャパンを代表するSAKEのひとつ、日本酒でございますが、今回のボトルに表記された無濾過生原酒という言葉の意味、お読み解き頂けましたでしょうか。

紅茶でもその状態を表すのに、FTGFOPといった略号での記載がございますね。

無濾過生原酒とは、

無濾過→
しぼったあと、文字通り濾過していないもの。通常は雑味やにごりなどをとる工程でございますが、しぼりたてそのままのお味を楽しむことができます。

生→
品質を安定させるための加熱処理を行っていない状態をあらわします。新鮮な口当たりが期待できますね。
専門的には「火入れ」と呼ばれる加熱処理。通常はしぼった後と出荷直前の二回火入れが一般的でございます。
これに対し、しぼった後の一回のみで出荷されるものを生詰め酒、出荷直前の一回のみを生貯蔵酒と呼んでおります。二回火入れに比べるとよりフレッシュな味わいでございまして、こちらもよく見る表記のひとつでございますね。

原酒→
加水を行わず、そのままの状態で出荷される物。比較的アルコール度数も高めで濃厚なボリューム感が楽しめます。

それぞれこのような具合でございます。

内容が分かるとより鮮明に酒質が浮かび上がってまいります。
無濾過の生酒を味わいをのこしつつ、川香シリーズらしく度数を整えたタイプとの違いもイメージしやすくなりましたでしょうか。

新酒が出てくる季節ならではのお味。
ぜひお楽しみ下さいませね。

それではティーサロンにてお帰りをお待ちしております。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

何年も前の話ではあるのですが、セカンドスチュワードの伊織に【英国執事〜貴族をささえる執事の素顔〜】という本を借りました。

この本から学んだ当時の英国での貴族の方々の生活や使用人たちの実情は私の心を深く魅了しました。

滅私奉公の心を持ち、忠義を尽くす彼らにもそれぞれの人生や個性があったのだなぁ、と想像して勇気をもらったものです。

実話を中心に少し捻くれたエピソードやユーモラスな内容も多くございまして、そこも愉快でした。

中でも印象に残っているのは、若きフットマンが仲間の使用人たちに囃し立てられ「仮装パーティ」に身分を隠して参加して、自らの主人である憧れの奥様と一曲踊る、というお話。

同じ使用人からするとなんとも畏れ多いゆき過ぎた行為だと軽蔑しつつも、少しロマンチックに思います。

つい最近、記憶の中のこのお話を取っ掛かりに歌詞を書いた楽曲を執事歌劇団にてお披露目いたしました。

もちろん本のお話のままというわけではなく、僭越ながら私なりに構築させていただいた物語仕立ての楽曲。

もしお聴きいただく機会がございましたら、様々なご想像を膨らませて歌詞もお読みくださいましたら幸いです。

それではまた。

隈川

如月

春の陽気が待ち遠しい今日この頃お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。

二月の四日は立春となり暦の上では春でございますが、まだまだ冬本番といったところでございますね。

ただ、二月の十九日頃の雨水からは少しづつ春の兆しが訪れ春一番が吹いたり、鶯の鳴き声が聞こえ始まる地域もございます。

バレンタインデーが過ぎましたら春のお洋服の準備を致しましょう。

今年の春のコートは何色がよろしいでしょうか?

さて、今月はペンギンの折り紙です。

お上着をお着せいたします時に「ペンギンのポーズを」と申しますので折り紙を作ってみました。

では、お屋敷にてお嬢様のお帰りをお待ちしております。

SW2022

2022年が始まったかと思った瞬間に新しい月がやってまいりました。

寅年であることを一年間声高に叫ぶ覚悟のできた能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

寒い日が続く今年の冬。ご体調は崩されていらっしゃいませんか?

私は夜の寒さに耐えかね、今冬、湯たんぽを購入いたしました。

電子レンジで温められる簡易的なタイプで、構造も至ってシンプル。

そんなに効果は期待できないだろうと、たかを括っていたのですが。

至福。

この一言に尽きます。

ベッドに入り込んでから入眠まで、秒針が一周しない私ですが、

今冬、遂に「10秒の壁」をも超えてしまったかもしれません。

こんなことなら早くに入手しておけばと後悔の念に苛まれますが、

冬の楽しみがひとつ増えたと自身を納得させることにしましょう。

今月が終わりますと、

また季節が巡ります。

今月28日には重光とカクテルをご用意する運びとなりました。

ライダーバトラーがお作りするサイドカー改め「Tourer SW2022」。

キャンプツーリングで焚き火を囲いながら、仲間と語り合う瞬間。

生命の温もりを感じながらもどこか別世界で非日常なひとときを。

今年もお嬢様のお傍で。

そのような時間を紡いでまいりたいものです。

能見

シロクロ

影山でございます。
1月はわたくしと時任でエクストラティー

『グリムの小鳥』
をご用意させていただきました。
最終的にミルクティー向きの味になったのが何ともわたくしらしいなぁと思いながら、そんな素敵なブレンドを作り出せる時任に感謝してございます。

そんな中、

まさかの二か月連続でエクストラティーをご用意する事が決まりました。

年末ごろに百合野から

『エクストラティー一緒にやりませんか?』

とお誘いをいただいたので、
是非ともよろしくお願いいたします。とお伝えしました。

影山『ちなみにいつ頃やる予定ですか?』

百合野『2月14日です』

影山『え?』

・・・。

影山心の声(いや、これは普段甘めのミルクティーをお出ししているわたくしが、本当の意味での甘いという事を知る良い機会をいただいたのかもしれない・・)

味はどなたでもお召し上がりいただけるように、甘味等を一杯一杯調整する予定でございます。

お嬢様に2022年2月14日が良い意味でアマイ日だったと言っていただけるように務めます。

お帰りをお待ちしております。

猫は回る

敬愛せしお嬢様へ

呼気も凍てつくとはよく言ったもので
なんとも朝お布団から逃れるのが困難な季節になって参りました。
この季節ばかりはどうか、お体冷やすことなきよう
ファッションも大事ではございますが、保温性を重視してもこもこにお過ごしくださいませ。

さて。
私自身も、人並みには防寒に努めて外出してはおりますが。
…いいんですよ。コートにマフラーを着用すると、いっそう裏社会の人にしか見えないのは自覚しております。
いつかポップカラーの上着でも購入してイメージ払拭してやろうかと志しつつも

これ以上、職務質問のお手間を官権にお掛けするのも避けたいところでございますので、マフィアファッションに甘んじておこうと思うところでございます。

いえ、私のことは枕程度のお話しです。

寒さが厳しくなってまいりますと、心配なのが外出中の猫たちでして。
凍えぬように暖房器具を付けたまま出掛けておりますが、火事の心配や乾燥の心配もございますので

加湿付きの温風機を購入し、それを稼働させたまま外出しております。

幸い、温度も心地よいようで
温風機を入れますと、二匹とも、その目の前に陣取って心地良さそうにうたた寝を始めます。
とくに長男のほうは猫であることも忘れて大の字で熟睡です。

「…長毛種な分、君のほうが寒さに強そうなんだがなぁ。」

そう思っておりましたが、ペットショップで雑談の最中にお聞きしたところ、
長男(メインクーン)より次男(ロシアンブルー)のほうが、猫種的に寒さに圧倒的な強さを持っているそうでございました。
たしかに、短毛とは言えカシミヤのコートのようなしっかりした毛皮をしております。

さて、そうして日中はヒーターの前でうたた寝して過ごしている猫たちでございますが

それはもうピクリとも動かず、ヒーターの風に当たって寝ているもので

温風機とはいえ、一ヶ所ばかり熱しすぎてはそのうち焦げるのではないかと心配になりまして

ふと思いだし、ガラクタ小屋から昔なにかの機に購入していた回転台を引っ張り出して参りました。

華道のお花や陶器などの展覧会などで使われるのですが、非常にゆっくりと静かに、電動でくるくる回る小さなテーブルでして
これに、猫たち二匹がよく詰まって寝ているバスケットをのせ、猫用お布団を敷きました。

効果は抜群です。
まんまと温風機前のバスケットに収まった猫たちは
すごくゆっくりとですが、くるくるとバスケットごと回転しながら、まんべんなく全身暖められてご満悦の様子です。

見た目はシュールですが。

さて。
今朝もくるくる回る猫たちに見送られて
安心してお屋敷の勤めに出掛けると致しましょう。

デンキダイ?…………知らない単語ですね。