ハロウィーンにちなみまして。

皆さま、お健やかでいらっしゃいますか?
10月になりました。この月に控えておりますイベントといえば、もちろん、ハロウィーンでございます。

たまたま書庫にございました「イギリス歳時記」(大修館書・刊)で、10月31日の項目をめくってみましたところ、面白い記事が目にとまりましたので、ここにご紹介させていただきます。

――「この晩は目に見えぬ超自然的な存在が、人間界に非常に接近するので、未来の夫や妻がどんな人かを占うのに最適な晩と考えられている。
 ろうそくを1本手に持って、ただ1人で暗い部屋の中の鏡の前に立つ。鏡をのぞき込みながらリンゴをかじり、その間ずっと髪をとかし続ける。
 すると、恋人(あるいは悪魔)の顔が、鏡の中の自分の肩越しに現れる」

本来、ハロウィーンは魔女や悪霊の宴でありまして、ここに紹介した占いも、やはりどことなく不気味さを漂わせているように存じます。
お嬢様方、いかがでございましょう?
仮装パーティーなどもよろしいのですが、今年のハロウィーンは怪談話などで盛り上がられるのも、また一興ではないでしょうか。
恐ろしくも、また楽しき一夜が訪れることを祈りつつ・・・・。