音楽とともに。

司馬でございます。
皆様、お健やかにお過ごしでございますか?

早いもので、今年も最後の一月となりました。
一年の締めくくりともなりますと、いろいろと慌ただしくなり、ご多忙の毎日をお過ごしになることかと存じます。
しかし、お体を壊しては元も子もございません。
どうぞ、あまり力まず、穏やかに新年をお迎えくださいませ。

お疲れになりましたら、速やかに当スワロウテイルにてご休息くださいますように。

さて、この日誌を認めている時点で、いまだ未見ではございますが、私にとりまして一年の締めくくりを飾る一大イベント「スター・ウォーズ フォースの覚醒」も公開が近づいてまいりました。

できるだけ新鮮な感動を味わうべく、用心して目に入らないように心がけておりましたが、それでもどうしても入ってくる情報もございました。

そのような中、実にうれしいニュースといえば、音楽をジョン・ウィリアムズ氏が担当するということでございました。
ご高齢でございますし、今回は出番がないかもしれないと覚悟しておりましたが、期待は裏切られませんでした。

スター・ウォーズという作品と、ウィリアムズ氏の音楽は切っても切り離せない関係にあります。
あの有名なオープニングテーマや劇中で多用された「帝国のマーチ」は、映画音楽というカテゴリーすらも超え、もはやクラシックの領域まで達しているといっても過言ではありません。
巨匠の健在に、心から拍手を送りたいと存じます。

思えば、映画を名作たらしめている要因の一つに、音楽の存在は不可欠でございますね。
脳裏に浮かぶままに列挙しますと、

「第三の男」のアントーン・カラス。
「ロッキー」のビル・コンティ。
「炎のランナー」のヴァン・ゲリス。
ディズニー・ピクサー作品のランディ・ニューマン。
ティム・バートン監督作のダニー・エルフマン。

もちろん、他にもたくさんの名人がいらっしゃいますが、これら方々の楽曲なしでは、映画の価値は何割も下がってしまったのではないでしょうか?
そのような意味も含めて、やはり映画とは総合的な娯楽なのだと痛感いたします。
これからも、名曲が無数に生まれることを願ってやみません。

・・・少々、趣味の話に熱中しすぎましたようで。
おつきあいくださいまして、ありがとうございます。
というわけで、お嬢さま方。
素敵な音楽に包まれながら、年末をお過ごしくださいませ。

では、今回はこの辺りで失礼いたします。