宝塚歌劇団花組公演 エリザベート愛と死の輪舞

宝塚としてのエリザベートは1996念に初演されまして、今回が8度目の上演です。
トート役が大劇場での花組トップ明日海りおのお披露目公演であり、娘役トップとして活躍してきました蘭乃はなのサヨナラ公演でもあります。

初演は1996年でトートーを一路真輝、エリザベート花總まり。2回目が麻路さき、白城あやか。3回目が姿月あさと、花總まり。
4回目が春野寿美礼、大島れい。第5回が彩輝直、瀬奈じゅん、第6回水夏希、白羽ゆり。第7回が瀬奈じゅん、凪七瑠海.
そして今回が明日海りお、蘭乃はなで8回目になります。

じゅんはトートとエリザベートの両方を演じています。
藤堂は第6回、第7回と今回を見ています。第1回目の一路真輝は宝塚を退団後、東宝ミュージカルでエリザベートを演じられています。

黄泉の国の帝王トートが、人間界の女性エリザベートに心奪われてしまう、死が人を愛し、人が死を愛す、この不思議な物語に2人のトップが華やかにしとやかに哀れに演じてくれます。
特に蘭乃はなはサヨナラ公演です。娘役のトップになられた頃は少しキンキン声で歌っていたのですが、回を重ね、勉強の成果かすばらしく上手になられ、さすが娘役トップだと思えるようになりましたが今回で退団、短すぎますと思っているのは藤堂ばかりではないと思いますが、如何でしょうか?

又、次の世界で活躍なさるのを期待したいと思います。
宝塚100周年記念もあと僅かになりましたが、次の公演を期待しながら本日は失礼させて頂きます。
エリザベート是非にご覧下さいませ。 藤堂でした。