正月とは

遅ればせながらお嬢様、お坊ちゃま、新年明けましておめでとう御座います。隈川でございます。

本年も皆様のお役に立てますよう、誠心誠意精進を重ねて参ります、何卒宜しくお願い申し上げます。

と、新年のご挨拶を致しましたが、『あっ』と言う間に一月も後半へと突入致しました。

未熟者の私では御座いますが、昨年の終わり頃屋敷へやって来てからというもの様々な事があり、年の初めには執事歌劇団の新春のイベントにもお呼び頂いたりと私には勿体無いほどの誠に充実した日々を送らせて頂いております。全てはひとえに優しい先輩方、そして何よりも皆様のお陰にございましょう。

さて、話は少々変わって参りますが、この時期になると毎年の様に感じることがあるのです…
今はまだお正月でございますか?

本来ならば三ヶ日、松の内を過ぎようとも一月中はお正月で良いはずです。ですが、街は既に節分などを推した雰囲気すら漂っております。

私もお正月のほんわかとした感覚をそろそろ抜かなくてはならないのでしょうか…今年も頑張ります。

ちなみに、私の今年の初夢は脚がやけに発達し背中からおびただしい数の触手を生やした兎サイズの謎の未確認生命体に延々と追いかける夢でございました。怖かった…。
皆様も謎の未確認生命体には御用心くださいませ。

それでは、本日はこの辺りで失礼致します。お嬢様、お坊ちゃまのお早いおかえり心よりお待ちしております。

隈川