宝塚歌劇花組公演

1.サン=テグジュペリ「星の王子さま」になった操縦士
2.CONGA(コンガ)

藤堂でございます。

サハラ砂漠に不時着したパイロットと小惑星B-612からやってきた
「小さな王子さまの物語」1930年、アントワーヌ・サン=テグジュペリ
(サン=テックス)蘭寿とむ)フランスの名門貴族の家に生まれながら
郵便飛行士として大空を飛び回り、その合間に執筆活動を行う多忙な
日々を送っていた。クラブタバリスで仲間達と楽しんでいるところに
喪服姿の女性コンスエロ(蘭乃はな)が現れ、情熱的な魅力を湛えた
コンスエロにサン=テックスは一目で魅入られ結婚を申し込む。夫を
亡くしたばかりのコンスエロは拒絶するも熱烈な愛情を示され、徐々に
惹かれるようになりついに結婚する。サン=テックスはコンスエロに
書き上げたばかりの小説「夜間飛行」を結婚指輪の代わりに贈った。
小説は好評で一躍時の人となりますが、多忙で夫婦が一緒にいる時間
が少なくなり二人の間に隙間ができ始める・・・・その後の物語の展開
は是非劇場でご覧くださいませ。きっと楽しく夢のある世界!!
星の王子さまが微笑んでくれると思います。特筆すべきは公演を重ねる
毎に息もピッタリ、今回はダンスが上手いと言われていましたが、
蘭乃はなの成長振りが凄いです。あの若さでセクシイに二人で踊る場面
は特に感嘆しました。次回作が楽しみです。

「CONGA」(コンガ)
筒型の打楽器の名称だそうですが、低音から高音まで強烈なリズム
激しく情熱的に一場面一場面厚いシーンなのですが暑さを吹き飛ばして
くれます。トップスター蘭寿とむを中心に花組が一丸となってコンガの
リズムに乗ってくれます。今公演で花組から雪組のトップになられる
壮一帆、上品な男役として活躍された愛音羽麗が退団される最後の舞台
でもあります。花組71名専科より汝鳥彾、研究科1年の9名で一人一人
が頑張っている楽しい舞台でした。本日はこの辺で・・・

藤堂