夏の過ごし方

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

あれ程遠く感じました夏が、
一足飛びにやってまいりました。
夏らしさを心地よく感じる間もない程、
厳しい暑さが続いております。
私も日々辟易としておりまして、
特に都心のコンクリートに囲まれた街を
歩くのが、とても辛く感じます。

夏自体は好きなので、
いっそ南の島にでも赴いてのんびりと
過ごしたいところです。

さて話は少し変わりますが、
このような辛い時皆様はどうなさいますか?

私の人生の考え方の一つに、
「辛い時こそ幸せなれ」というのがございます。
シンプルに言えば、ポジティブであれ。
ですが自分を誤魔化せということではございません。
言い換えれば
「自分なりの楽しみを見いだせ」ということです。

例えば暑さの辛い夏、
私は専らキンキンに冷えた悪魔的な味。
キリッとしたラガービールを楽しみにしております。
お嬢様方の感覚で申し上げれば、
気に入った可愛い日傘。

日常的に使用する物を
厳選した気に入った物にいたしますと
何となく心が軽やかになります。
お召し物もそうですが、
気分が乗らない時こそお気に入りの物を
お選びくださいませ。

やはり人生において一番不利益なのは、
日常に流されてしまうことかと存じます。
長くても百年程の時間を
どれだけ意味・意義あるものにするかは、
自分自身のさじ加減ですよね。
(念の為申し上げると、
意味と意義はあまりにも違うものです)

Happy Unbirthday
(何でもない日おめでとう)という、
有名な造語がございます。
特別で素晴らしい日は勿論素晴らしいのですが、
何もない毎日の素晴らしさを
感じさせてくれる言葉です。

辛い辛いと下を向いてばかりおりますと、
気づけば本当の辛さに目が向かなくなるばかりか、
自分自身の感情を見失ってしまいます。
そんなのは勿体ないですね。

通例のごとく長くなったので、まとめます。
「楽しく生きりゃ損はない」

良い夏を。

―――

ギフトショップにて、
美味しいクレープBOXをご用命いただき、
召し上がっていただきますと
より良いと思います。