10月になり
すこしずつですが街も活気を取り戻しつつあるようです。とはいえ、まだまだ油断のできない状況下でございますので、あまりお外で長居なさらず、夜更かしにお気をつけてお過ごしください。
間もなくハロウィンパーティーでございます。
お屋敷の内装も今月初頭より可愛いらしく飾ってございますので必見です。それでは、お早いお帰りをお待ちしております。
SWALLOWTAIL
10月になり
すこしずつですが街も活気を取り戻しつつあるようです。とはいえ、まだまだ油断のできない状況下でございますので、あまりお外で長居なさらず、夜更かしにお気をつけてお過ごしください。
間もなくハロウィンパーティーでございます。
お屋敷の内装も今月初頭より可愛いらしく飾ってございますので必見です。それでは、お早いお帰りをお待ちしております。
ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
当家きき酒師、香川でございます。
秋も深まって参りましたがいかがお過ごしでしょうか。
夏を越えると身体への負担も和らぎ、
今度は冬に向けて積極的にエネルギーを蓄えようとしていくのは、
自然の摂理といったところでございましょう。
ただ、
なんでしょうねこの、、
脇腹のつまめるものは。。
もう少し筋力をつけ、蓄え過ぎたものを燃焼させる為の試みにも取り組んで行かなければなりませんね。
まあそうはいっても、この秋だからこそ楽しめるものもございます。
秋摘みの紅茶も落ち着きが感じられ、ファーストやセカンドとは異なる大人びた香味がまた良うございます。
実は日本酒にも、秋あがりなるものが存在しております。
冬に醸したお酒がひと夏越して、お味のカドが取れたお品。
気温が下がって来る頃に出回ることから、ひやおろしとも呼ばれますね。
ラベルも紅葉など、少々色づいたものが多くございますから、見つけやすいかも知れません。
いわゆる日本酒のオータムナル!
やっぱり、、
出来は確認しておきませんと、お嬢様にもご紹介できませんね。
さ、お仕事お仕事。
お嬢様!
お早いお帰りをお待ちしております!
ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。
庭園の噴水周り。
緑の薄れた葉を掃いておりますとすっかり夏が終わったのだなぁ、と季節の移り変わりに実感が湧いてまいります。
私事ながら、秋はティーサロンにて執務や給仕を仰せつかるようになった思い入れのある季節。ちょうど10月頃でございました。
ちょうど8年前。
お食事に使われている食材やティーカップ、飾られている調度品、種類豊富な紅茶やハーブ、ワイン。難しいカタカナを呪文のように呟きながら一生懸命お勉強していた当時のことを今でも覚えております。
当時の私はぎこちない所作、震える手で注ぐ紅茶、お世辞にも褒められた使用人ではなかったように存じます。
正直に申しますと、何度も心が折れそうになりました。
「理想の給仕」なんて口にするのも烏滸がましく、使用人仲間たちが給仕を語り合う中、なるべく目立たないよう、その場にいることが恥ずかしく口をつぐんでおりました。
それでも、お役に立てることが少なくても、何か取り柄を作ろうと必死でした。できないなりに努力で補えることは全部やろうとがむしゃらでした。
今の私は8年前の自分と比べてどうでしょうか。
たしかに知識も技術も新米の頃よりは幾分マシになりました。
ですが、あの頃の方が使用人として大切な謙虚な必死さを持っていたように存じます。
滅私奉公。
誇ることなかれ、驕ることなかれ。
使用人として当たり前のことです。
改めて自身を鑑みますと
「自分はスワロウテイルに必要な使用人の1人なのではないか」
そんな恥ずかしい思い上がりが無自覚ながら心の中に生まれていたようにも思います。
9年目を迎えるこれを機に初心に立ち返り、もっと必死になることにいたします。
全力でお嬢様のお役に立てることを見つけられるように頑張ります!!
見ていてくださいませ、お嬢さ、
…え?掃除の手が止まってる…?
…そういうところがよくない?
し、精進いたします。
隈川
司馬でございます。皆様、お健やかでいらっしゃいますか?
十月となりました。夕闇が訪れる時刻も早まり、秋も深まっていくばかりでございますね。日暮れの影が伸びていく時、どこか哀愁じみた趣を感じるようになってまいりました。朝夕、肌寒さを感じる日々でございますが、どうぞお風邪をお召しになりませぬよう、ご自愛くださいませ。
―「10月は黄昏の国」。
どこかでそんな言葉を聞いたことがございまして、脳裏に鮮烈に焼きついておりました。なんとも詩情に溢れ、秋の空気感を端的に表現した言葉に感じられます。
あらためて調べてみると、アメリカの作家、レイ・ブラッドベリの短編集の題名でございました。原題は「The October Country」というものですので、それを“黄昏の国”としたのは、実に名訳ではございませんか。
作品で取り上げられるテーマから、SF小説家として紹介されることの多いブラッドベリでございます。どちらかというとハードで最先端のトピックをあつかったSFというより、幻想小説に近い作風に思われ、高名といえども食わず嫌いの小説家でございましたが、俄然、興味がわいてまいりました。
申し上げるまでもなく、秋は読書の季節。丹念に編まれた短編集は、もとより大好物でございますので、早速、一冊を取り寄せて秋の夜長の楽しみにしたいと存じます。
どうぞ、お嬢様方も、静謐で知的な興奮に満ちた読書の時間をお楽しみくださいませ。
この季節にふさわしく、パンプキンパイとアップルタイザーを読書机にそっと置いておきます。文字を追うのにお疲れになったら、軽くおつまみになるのもよろしゅうございましょう。
・・・もちろん、食欲の秋でもございますので。
秋の夜長の贅沢な過ごし方を模索し続けること、早十年。
とどのつまりのいきつく先は、毎年変わらずな能見でございます。
お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。
ようやくお屋敷でもお酒のご提供が叶いまして嬉しい限りです。
お嬢様がワインをカクテルを嗜んでいるお姿を拝見できますのも、
感無量と申しましょうか、ソムリエ冥利に尽きるというものです。
厨房ではディナーの再開を、シェフ青木も大層喜んでおりました。
少しずつ、今までの日常に帰ってきているような実感がございます。
目標はボジョレー・ヌーヴォー・カウントダウンパーティーの開催。
来年こそは樽のボジョレーをまた開栓したいと目論んでおります。
その他、カクテルコンペティションも皆で参加しとうございますね。
お屋敷を取り巻く環境が時世により大きく変容していった2021年。
昨年の今頃、一年後はすっかり事態は落ち着いているものだと、
そう思っておりましたが、中々順調には事は運ばないものです。
一年間様々な経験をしましたが、お嬢様とお屋敷が今も存在している。
その事実が、私が使用人であり続けられる理由でございますし、
お嬢様と紡いで参った日々に感謝と尊さを感じざるを得ません。
まずはお嬢様へのひとつ目の恩返しといたしまして、
今月のハロウィン、骨身を惜しまず尽くしましょう。
能見
お嬢様、いかがお過ごしでしょうか。
伊織でございます。
お嬢様、お坊ちゃま、お初にお目にかかります。
この度紅茶係を務めさせて頂く事となりました、白川と申します。
宜しくお願い致します。
私は、今までお嬢様、お坊ちゃまの目の届かない所からお屋敷を支えて参りましたが、
かねてからの、お嬢様、お坊ちゃまのお傍で役に立ちたいという願いが叶い、
紅茶係を務めさせて頂く運びとなりました。
知識、技量共に、まだまだではございますが、お嬢様、お坊ちゃまの心に留まる濁りを、清流の様に澄んだ一杯で、洗い流す事の出来る様に精進致します。
まだまだ大変な時世が続きますが、何卒お身体にはお気を付け下さいませ。
それでは白川からのご挨拶でございました。
ご機嫌よう、お嬢様、お坊ちゃま。