日誌

ご機嫌麗しゅうございます。
藤波でございます。

この頃段々と過ごしやすくなってまいりまして、日暮れ頃に薄着でございますと少々肌寒く感じる日もみられますね。

また、お休みの日にお出かけしたいと思うことも残暑が残る日々より遥かに多くございます。

本日10月1日は都民の日でございますので、都内にございます美術館や資料館などの入館料が無料でお楽しみいただけたり、

10月初め頃から北区にございます「旧古河庭園」のバラ園で催し物も行われるとか。

まさしく絶好のお出かけシーズンでございます!

秋や紅葉を題したお召し物を組み合わせて心もワクワクしながら…いざ出発!でございます!

旬の栗やかぼちゃ、さつまいもなどを使ったスイーツも欠かせません!
素敵なお品を見つけられましたらぜひ、私にお伝えくださいませ。

お屋敷でも魅力溢れる旬のお品を数々揃えて、お帰りをお待ち申し上げております。

「秋の日は釣瓶落とし」という諺がございますが、こちらの意は秋の日暮れ頃の太陽が井戸の釣瓶(水を組む桶)を落とすように、あっという間に落ちて真っ暗になることの例えでございます。
どうか、暗い夜道には十分お気をつけてお過ごしくださいませ。

藤波

○○の秋

ご機嫌麗しゅうございます。

藤波でございます。

お嬢様は「秋」といえば、ズバリ何の秋でございましょうか。

読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋…
様々思い浮かばれるかと存じますが、私事を語らせていただくのであればズバリ「食欲の秋」でございます。

秋は果物や魚が美味しい季節でございますし、何かとお腹が鳴ってしまいがちでございます。

また、ハロウィンにちなんでお菓子作りをする機会が多くございます。

ただ、沢山の材料を用意したり、工程を積み重ねたりとなかなかお時間が確保できないこともございますよね。

ということで、今回は簡単に、かつ手早くお作りすることができるガトーショコラのご紹介でございます。

☆必要な器具
・ 炊飯器
・ 器(卵白と卵黄を分ける用)
・ ヘラ(ゴムのほうが混ぜやすいかと存じます)
・ 泡立て機またはハンドミキサー
・ ふるい(なくても大丈夫でございます)

☆材料
・ 板チョコ 4枚
・ 卵 4つ
・ 小麦粉かホットケーキミックス 50g(ホットケーキミックスを使うと比較的ふっくら仕上がります)

☆工程

① 板チョコは炊飯器に割り入れて保温ボタンを押します。すると勝手に溶けてまいります!またあとで、と軽く手を振ってご挨拶しましょう。

板チョコを溶かしている間に卵を卵黄と卵白に分けます。卵の殻を半分に割るようにして、半分の殻に卵黄をキャッチしつつ傾けて、卵白を器に流し込んでいくとうまく分けられます。

② 卵白はツノが立つ程度のしっかりとしたメレンゲに仕上げます。
メレンゲを手早く作るコツは、ボウルの外側を氷水で冷やしながら、レモン汁を2,3滴加えて混ぜるとよろしゅうございます。

③ 板チョコが溶けたら小麦粉と卵黄を加えて混ぜます。
小麦粉はダマにならないようにふるい入れましょう。小麦粉の粉っぽさがなくなるまで混ぜたら大丈夫でございます。

④メレンゲを数回に分けて入れながら混ぜます。
このときメレンゲのきめ細かな泡が潰れてしまわぬように、上から押すのではなくヘラで優しく切ったりすくい上げるように混ぜてゆきましょう。

⑤炊飯ボタンを押して終わるまで待ち、つまようじを軽くさして中の生地がついてこなければ大丈夫でございます。
液状の生地がついてくるようであれば再度炊飯ボタンを押して様子見し、完成したらヘラか何かで優しく釜から取り出してお皿の上に盛り付けましょう。

お好みで粉砂糖を上からふるったり、ベリーやマーマレードをのせたりして、お好みのガトーショコラに仕上げましょう。

 

いかがでございましたでしょうか。
お試しいただいて、ご不明点などがあればなんなりとお申し付けください。
なによりも、お嬢様の素敵な思い出ができましたら幸いでございます。

私はただいまかぼちゃのバスクチーズケーキを試行錯誤しながら作って、至高の一品を編み出そうとしている最中でございます。

お嬢様も、素敵な秋を過ごせますように。

藤波

ご挨拶

お嬢様、お坊っちゃま、
ご機嫌麗しゅうございます。

この度、大旦那様より命を賜り
ティーサロンにてお給仕をさせていただくことと相成りました。

藤波と申します。

未熟であるが故に、至らぬ点も多いことと存じますが、
お嬢様、お坊っちゃまに至高のティータイムをお過ごしいただけますよう、
日々精進してまいります。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

近頃は空模様が突然崩れることが多くございますので、傘を常に携帯されることをお勧めいたします。

私はいつ何時でも心晴れやかに、お帰りをお待ち申し上げております。

藤波