休日の過ごし方

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。
御崎でございます。
突然ではございますが、私は海や水族館が好きでございまして、無心で揺蕩う海月を眺めたり波の音を聞いたりする事で定期的に心をスッキリさせるようにしております。
季節問わず海が好きで、たまに自転車を走らせては海に行ったりしておりました。
夜の海は少し肌寒いような気も致しますが、すごく空気が気持ちよく、スーッと頭の中で散らかった本が本棚に戻っていくようにスッキリ、整理されていく感覚が楽しめます。

実は先日お休みを頂戴した時に水族館に行って参りまして、沢山の癒しや給仕のヒントが得られましたのでその事について書かせていただきたく存じます。

私は、イルカショーに特に心を打たれました。
この水族館では、普通のイルカショーとは異なった挑戦をしておりまして、なにか技や芸をした後に魚を使わないというものでした。
私達にもある事ですが、ずっと行ってきたことを撤廃するというのはすごく難しいことで、
トレーナーの方が仰るには、
「イルカとトレーナーの絆、信頼感が大切。
イルカが何を考えているのか、何をしたら楽しいのか色々なことを考えながら様々なことに挑戦している」との事です。

これはとても大切な事で、少し違う所もございますが、改めてお嬢様にどうしたらゆっくりお休み頂けるか、どうすれば快適に過ごしていただけるかという事を考え直すヒントになったように感じます。
これから沢山思考錯誤してよりよい給仕ができるよう精進して参りますのでよろしくお願い致します。

最後に、大好きなアザラシを見たという個人的な事を書かせていただきたく存じます。
あと少しだけお付き合いくださると嬉しゅうございます。
私、実はアザラシが大好きでございまして、ピンと体を伸ばして、にこにこしてるように見える気持ちよさそうな表情で泳ぐ姿がたまらなく好きでございまして、つい一緒ににこにこしてしまいました。
最近は暑さにやられ、少し疲れを感じる瞬間もございましたが、何か疲れが全て吹き飛んだような気が致します。

またいつかアザラシについてひたすらに語りたい…

あ、失礼致しました。つい心の声が…

最近は涼しい秋を感じる瞬間も増えてまいりましたが、まだまだ9月、夏の残り香を感じる日が続くかとは存じますが、暑さに負けず給仕を頑張って参りたいと思います。
どうかお身体にはお気をつけてお過ごしくださいませ。

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。
御崎でございます。
暑い日が続いておりますが、しっかり水分はとっていらっしゃいますか?お部屋は涼しくなさってますか?

私は四季の中で夏は苦手でございまして、日陰の中を移動しながら、この太陽の光に当たったら灰になってしまうと心の中で思いながら過ごしております。

ですがそんな夏でも好きと感じることがございまして、
それは空と雰囲気でございます。
まず空でございますが、綺麗な水色と青のグラデーションに、綿菓子をちぎった時のような白い雲が薄く浮かんでいる水彩画のような淡い色合いが特に好きでございます。
日差しがどれだけ暑くても気づいたら暑さを忘れて空を見上げてしまいます。
また夕暮れ時には綺麗にオレンジ色に染まり、富嶽三十六景にも描かれている美しい空のグラデーションが一日の終わりを告げます。
この夏にしか見ることの出来ない空が大好きでございます。

そしてこの雰囲気でございますが、これも夏の空の移り変わりのように感じております。
これはなんというか少し表現が難しいのですが、少し寂しいような、そして懐かしいような夏特有の空気感でございます。
夏というのは青春のような青い爽やかさと、縁日や、友人と公園などで駆け回った幼い頃のオレンジ色のあたたかい記憶。
そしてそれを思い出してふと寂しくなってしまう深い青の空気感でございます。

このなんとも言えない夏の空の色のような感覚がとても大好きでございます。

ただ、どうしても暑い夏の日が苦手でございますので、心の中では涼しくなりはやく冬が来ることを祈ってはしまいますが、この懐かしい空気感とお別れするのも寂しく思います。

私は四季を感じられる日本に生まれて良かったなと御屋敷の時計を合わせながら改めて感じました。

お嬢様、お坊ちゃまには何か四季の中で感じるものはございますか?
日常の中で感じたことや、夏のイメージを是非お聞かせ頂きたいなと思う日でございました。

近年では9月になっても暑い日が続き、暫くは暑い夏と共に過ごすこととなるかと存じますが、ご無理はなさらず、適度に休みながらお過ごしくださいませ。

ただいま帰りました

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。

御崎でございます。

しばらくお屋敷を留守にしてご心配をおかけして申し訳ございませんでした。
久しぶりにティーサロンで給仕をした際変わっていることも多くございましたが、見た目の変化などはあれど、お嬢様、お坊ちゃまの特にお変わりなくお元気なお姿を拝見出来ましたのでとても安心致しました。

少し間が空きましたが、また初心に立ち返って、新しい気持ちで、また以前学んだことも活かしながらよりよい給仕を出来るよう精進して参りますので、よろしくお願い致します。
最近は暑くなったかと思えば、雨が降って少し冷える日、そうでも無い日ととても予想がつかない日が続いております。
どうかお身体にはお気を付けてお過ごし下さいませ。

宝物

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。御崎でございます。

最近は気温が上がったり下がったりと忙しない日が続いているかと存じますが、お身体にお変わりはございませんでしょうか?

私が最初にティーサロンで給仕を初めてから、もう半月が経とうとしておりますが、時間の速さにはいつも驚かされております。

少しずつ流れが身に付いて参りまして、完璧までは程遠くございますし、まだまだ手探りではございますが、段々とできることが増えてきているなと少々手応えを感じ始めたところでございます。
それと同時に少しずつ緊張もほぐれて参りまして、色々なことを、思う時間が増えたようにも感じております。

私の使命はこのお屋敷の中でいつでも安心してお嬢様、お坊ちゃまが帰れる場所を作り、お外で頑張っている姿を想像しながらこのサロンでお帰りを待つことでございます。
もちろんお嬢様、お坊ちゃまがお出かけの間に誘拐でもされようものなら玄関近くの壁にかけております剣を携えて直ぐに助けに参りますが…

私、少々心配性な一面がございまして、本当はお屋敷の外でもお仕えしたいところではございますが、お嬢様、お坊ちゃまが、立派になりこのお屋敷を出て外の世界で頑張っていると大旦那様より伺っておりますので、このお屋敷で自分を鍛えながら大人しく待っておりますね…

ですから、ティーサロンにお立ち寄りくださった時、お屋敷の外であったことや、趣味のことを楽しそうにお話ししてくださるその笑顔を見られる時間がよかったと安心出来る時間であり何よりもとても幸せな時間で私の大切な宝物でございます。

まだご心配お掛けしてしまっていると思いますのでこれからも改めて安心できるよう沢山経験を積んで精進して参ります。
今度は私が幸せな時間をお届けする番でございますね。

季節の変わり目で、体や心が不安定になってしまいやすい時期でございますから、紅茶を飲んだり休憩もはさみながら、無理せずお過ごしくださいませ。

ご挨拶

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。

この度、大旦那様より命を賜りまして、お屋敷で、またティーサロンで、お嬢様、お坊ちゃまのお側にお仕えさせて頂くことになりました、御崎でございます。

突然ではございますが、先日お屋敷の掃除をしていたところ、「御崎」は「岬」と同じ読みをすることに気付きまして、私はふと思い付きました。
海の近くにございます岬にはほとんどの場合灯台が立っております。
灯台は船が迷わないように、船が安心して航行できるように立っております。

私はお嬢様、お坊ちゃまにとって岬に立つ灯台のような存在でありたいと心の底から思いました。

どうか、この広い外の世界で何か上手くいかなかったり、辛いことがあって落ち込んでしまったときも。
もちろんものすごく楽しくて幸せなことがあった時も。
安心してご帰宅できるように、日々精進しながら、ティーサロンでお嬢様、お坊ちゃまの好きな紅茶をご用意してお待ちしております。