着圧ソックス

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

以前からCMなどで気にはなっていたものの、女性向けという思い込みから購入を躊躇していた商品の代表格、それが着圧ソックスです。
「就寝中に脚をリラックスさせる」という効果は、男女問わず魅力的ではあるのですが、二の足を踏んでおりました。
しかし意を決して女性向けであろうと思われるキュッとする商品を入手し、就寝中に着用してみました。
確かに何となく血行が良くなり、何となく翌朝スッキリしているような気はしますが、何となくの範疇で、そこまで劇的な効果は無いような気もします。
とりあえず数ヶ月は使い続け、着用と洗濯を繰り返しているうちに太腿の部分が徐々に緩くなってきてしまいました。
そろそろ買い替え時ではあるため、競合商品に買い替えるかどうか悩みながらネットショッピングしてみると、類似品として男性向けというものが出てきました。
なるほど、ちゃんと男性向け商品があるのかと思い調べると、男性向けは着圧がかなり強く、疲労回復やマッサージ効果もある、どちらかと言えばスポーツ用のバンテージやサポーターに近いものであるようです。
これ幸いと注文し、着用してみると、何たる圧の強さ!
足首を通すだけで一苦労です。
ただ、ある一点を越えるとスルッと入っていき、その着圧の強さにより脱げることもなく、着用感は女性向け商品よりも良好です。
そして何より着圧が強いことで、筋肉がサポートされているような心地良さがあります。
就寝中に着用する私としてはさほど意味はないのですが、着用しているだけで立ちやすく歩きやすい感覚があります。
また、着圧が強いにも関わらず、いや強いからこそなのか、皮膚にジャストフィットして不思議なほどに違和感がありません。
脚全体をギュッと絞り込んで、文字通り一本化しているかのような感覚です。
しかも翌朝に着脱したときの爽快感がまた心地良い。
急に血液が流れ出して、脚が軽くなったような気がします。
男性向け着圧ソックス、今後は欠かせない寝具になりそうです。

オートミール

寒中お見舞い申し上げます、執事の吉川です。

昨年、筋トレ民やダイエッターを中心にブームを巻き起こし、売上を大幅に伸ばした食材といえば「オートミール」ですが、皆様はお召し上がりになられたことがございますか?

カリカリサクサクとした見た目からシリアルのような調理法を考えがちですが、そうしてしまうとモサモサして味もなく、「オートミールは不味い」という感想を抱いてしまう方も多いと聞き及んでおります。

加工の仕方により何種類かあるオートミールですが、一般的に流通しているのは押し麦のような見た目の「ロールドオーツ」でしょうか。
そのロールドオーツを煮たり炒めたりした上で適切な味付けをする、それがオートミールの美味しい食べ方です。
私も普段は炒飯にして食しております。
米で作るよりも手軽かつ美味しい炒飯になり驚嘆しております。

作り方は非常に簡単。
先に具材を炒め、一旦取り出し、卵を入れて即座にオートミールを入れ、炒めながら卵とオートミールを混ぜ合わせ、具材を戻して仕上げるだけ。
これだけでパラパラの炒飯が出来上がります。

せっかくなので今年は七草粥もオートミールで食してみました。
これもまた絶品。
オートミールのプチプチ感が良いアクセントとなり、七草との相性も抜群です。

今年はオートミール専門店なども流行り始めるのではないでしょうか。
爆発的オートミールブームが訪れる前に、皆様も是非お試しあれ。

匙加減

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

年の瀬も迫り、冷え込みも厳しくなってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ココアの美味しい季節になってまいりましたね。
今年もココアを購入し飲もうとしたのですが、分量を見ると「小さじ大盛り4杯(約12g)」とあります。

小さじ……大盛り!?

総量約12gから逆算して、「小さじ」がティースプーン換算でいうところの2gだと仮定すると、「小さじ大盛り」は3g……ってコト!?
それだったら元から「小さじ6杯」と表記すれば済む話なのに、「小さじ」という理系的数値と「大盛り」という文系的概念を併記するから紛らわしいことこの上ない。
何だったら大さじ2杯くらいの粉末濃度にならないものか。

脳内でそんなことを考えながら、自分で飲むから何でもいいかと妥協し、結局は目分量で入れてしまう私ではあります。

手動から電動へ

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

久々に心躍る買い物をいたしました。
料理系YouTuberなどが良く使っており、以前から欲しいと思っていた『電動ペッパーミル』です。
サロンに置いてあるような手動のペッパーミルでも良いのですが、手動ですと両手を使うため、調理しながらだと扱いづらいと常々感じておりました。
特に肉料理。
チキンソテーなどを作る際、肉を開く→手を洗う→手を拭く→ペッパーミルを使う→手を洗う→手を拭く→肉をひっくり返す→手を洗う→手を拭く→ペッパーミルを使う、というように、何度も何度も手を洗っては拭いてを繰り返していたのですが、電動ペッパーミルですと包丁を持ち替えるだけで済むので非常に楽です。
電動ミルで有名なのはシルバーカラーが印象的なイギリスのブランドの物ですが、あれは押しボタン式なのでちょっと使いづらいかなと思いまして、逆向きにするだけでモーターが回るタイプの物を購入しました。
これが楽しいの何の。
上下をひっくり返すと低速でモーターが回り、ペッパーがかかっていきます。
低速ゆえに効率がちょっと悪いような気がしないでもないですが、楽しさや快適さがそれを上回ります。
商品レビューによると岩塩や花椒は挽けないようなのでペッパー専用機なのですが、それでも購入して良かったと思える逸品でした。

梨のヨーグルトアイス

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

この度、大旦那様のお許しを得まして、私が提案させていただいたフットマンアイス『梨のヨーグルトアイス』を皆様にご提供させていただく運びと相成りました。
この季節ならではの果実であるさっぱりとした味わいの梨と、同じくさっぱりとした風味のヨーグルトのペアリングをご堪能ください。
梨は少しゴロゴロ感が残るくらいのカットを心掛けました。

お食事の口直しや、ようやく酒類がご提供できるようになりましたので酔い醒ましに、また久方振りのディナーのお供にと、様々な機会にご賞味いただけると幸いです。
こってりとした味わいのT2シャーベット洋梨と食べ比べるのも一興かと存じますが、日々冷え込みを感じつつある季節。
冷えは万病の元と申します。
また、いくら食欲の秋と申しましても、食べ過ぎは身体に毒。
ギフトボックスをご用命いただき、グラスワインとスコーン、〆にアイスという紳士淑女の嗜み方をなさり、お早めにご別宅に向かわれ、就寝前の読書などを楽しまれるのも秋の夜長にうってつけかと存じます。

体調管理の一貫として、お身体は冷やしすぎず、酩酊はなさらず微酔い程度に、またくれぐれも腹八分目を心掛けてくださいませ。

洗濯愛してる会

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

何を隠そう数多ある家事の中でも洗濯を最も好んでいると言っても過言ではない私です。
洗って、干して、畳むという単純かつ満足度の高い行為に愉悦を覚えるからです。
実際に洗うのは洗濯機と洗剤ではあるのですが、それらの能力を信じて任せるという点も人間関係に似てまた一興。
洗濯が苦手という方も多くいらっしゃるようですが、洗濯板の時代ならまだしも、実際に洗っているのは果たして自分だろうかと思い返してみれば、その億劫さも和らぐのではないでしょうか。

さて、世間では「洗濯愛してる会」などという会も発足しているようで、私も準会員くらいにはさせていただけないだろうかと思っているのですが、その洗濯愛してる会が推している洗濯用洗剤が素晴らしい逸品なのです。
洗剤の成分というよりも、その容器、特に注ぎ口が素晴らしい。
シャンプーやアルコールなどのプッシュボトルと霧吹きの構造を足して改良したような、かつて見たことがない、まさに洗剤革命と言えるワンハンド親指プッシュ式レバー。
ワンプッシュで決まった量が出るため、キャップを開けて計量する手間が省けるというのが素晴らしい。
一度使ってみればこれは凄いと頷ける代物。
この令和の世においてまだこんなシンプルかつ実用的な改良の余地があったのかと、開発陣の発想力に脱帽しました。
皆様ももしご別宅で洗濯の機会などがございましたら、この世紀の大発明、是非ともお試しくださいませ。

ララミディア大陸に思いを馳せて

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

何年かに一度ではありますが、恐竜展を観に行きたくなることがあります。
新たな化石の発見や再検証などによりアップデートしていく恐竜の変化にロマンを感じるからです。
幼少期に恐竜図鑑で見たものとは違い、ティラノサウルスは実は毛に覆われていたのではないかいう説が出てきたり、ウルトラサウルスやらウルトラサウロスやらは実は居なかったりと、何かと変わっていく恐竜事情、ロマンの塊です。

今夏注目の恐竜展は、現在の北米大陸の西側にあたるララミディア大陸をテーマにした展示で、 四足歩行恐竜の代表格とも言えるトリケラトプスのほぼ完全な全身骨格標本の来日が見所です。
トリケラトプスは現代の動物に例えるならばサイにエリザベスカラーを逆向きに付けたような外観で、映画などでは肉食であるが故に常に超スピードで人間に襲いかかってくるティラノサウルスに対して、何となく人間の味方をしてティラノサウルスと戦ってくれたりする、草食の可愛らしい恐竜です。
その役割はステゴサウルスでも担えるような気はしますが、ステゴサウルスは荷物運搬用として使われることが多いように思います。

幼少期の恐竜図鑑から変わらぬ姿でいてくれる安定のトリケラトプスの全身骨格標本、この夏に是非とも見たくはあるのですが、問題は展示会場。
何と都外であるパシフィコ横浜とのこと。
時節柄、県境を跨いでの移動は憚られます。
近いようで遠い横浜への道……。
標本レンタル契約の都合もあるでしょうから、展示の延長は望めないでしょう。
事態が早々に収束することを祈りながら、部屋に籠もって太古に思いを馳せる日々を送っております。