あけび

あの異様な暑さは何処へ行ったやら、街並みや行きかう人の装いもすっかり秋でございますがお嬢様いかがお過ごしでしょうか?
乾でございます。

先日一人のんびりと街を散策しておりましたら、とある青果店で「あけび」を見かけました。

私が幼い頃はよく実家の裏山などでおやつ代わりにあけびをとっておりましたのでつい懐かしくなり購入し食してみました。
あっさりした甘さが口の中にひろがりますが・・・
「ん、こんな味でしたっけ?」
何とも上品な感じがして笑ってしまいました。

私の記憶ではもっと野性味あふれる味だった様な気が・・・
まあ、私が幼い頃に食していたものは野山に自生していた物ですので今回の物とはやはり違うと言う事でしょう。

そう言えばお嬢様はそもそも「あけび」を御存じないかもしれませんね。
簡単にご説明いたしましょう。

秋の味覚の一つで大きさは10cmくらい、熟すと果皮が割れて中の果実をそのまま食べる事が出来ます。
果実は乳白色のゼリー状で甘味が有り、黒い小さな種がたくさん入っております。
ちなみに漢字では「通草」または「木通」と書きますが、これはあけびのつるに空洞が有り空気が通るためと言われております。

久々に懐かしい物を食べたせいでしょうか、幼少の頃を思い出し夕食は田舎料理を食べに出かけました。

お嬢様も何か食べ物等で懐かしい思い出話がございましたらお教え下さいませ。

それでは、いつでもお嬢様のお帰りをお待ちしております。
                   ―乾―
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