ケースとケーキ その参

貴方は…

伊織さん!

そうか、伊織さんならデザートの事も詳しいし、眼鏡を愛する気持ちも共有出来る!

百合野「教えてください!」

伊織「それは…栗の甘露煮ですよ、見た目の色味も添えながら紅茶の味も邪魔しない。少し甘みを抑えた渋皮煮と合わせても良いでしょう。」

百「なるほど!」

パティシエ「そう!それですね!僕もそれ考えていたんですよ。」

…参りました。

パ「出来ました!」

百「…うん!これなら自信を持ってお勧め出来ます。」

百「伊織さん!ありがとうござ…」

あ…

もう、いない…。

どんな時もクールな方ですね。

とりあえず、これで一安心。
心配事も無くなったのでようやく眠れる…。

パ「よーし!!

百合野さん!この調子で次のオリジナルアイス
もいきましょ…」

百「遠慮しておきます!!」

※このお話は実際にあったお話を誇張して表現してあります。
当家には軽卒なパティシエもおりませんし、伊織もキザに登場したりはいたしません。