不自由な自由

私は映画を観ることが好きです。

休日は何をして過ごすか、いつもいつも模索しております。

何をしても良い。

読書に耽っても、

惰眠を貪っても、

ただ呆然と窓の外を眺めようとも。

何をしても過ぎ行く時間は同じ。

ですが私はいつも映画を観る。

何故映画を観るのでしょう。

一度始まってしまえば、

途中で立つことはできない。

声を発することも、

手を叩くこともできない。

他の用事にかまけることもできない。

一度始まれば、物語は勝手に進んでゆくのです。

そこに強制力などありません。

ましてや、法律で定められているわけでもありません。

しかし、私はそれに従うのです。

おおよそ2時間という決して短くない時間、

私は自ら進んで拘束されるのです。





人は自由を好み、自由を恐れる。

自由であればあるほど、

何をしても良い可能性に不安になる。

自由に酔う。

映画は私の人生の中でただ過ぎていくであろう2時間を、

確かな時間にしてくれるのです。

不自由な2時間。

しかし安心する2時間。

拘束された時の中で、

私の心は解放される。




お嬢様に於かれましては、

いつもながらにティーサロンでお過ごしになるひと時に、

何を感じるでしょう。

いつもいつも甲斐甲斐しく世話を焼く使用人達に囲まれて、

時には不自由を感じてらっしゃるかもしれませんね。

しかしながら、私は束縛の中に安寧があるものと考えております。

我々ならば、

お嬢様の人生のほんの僅かなひと時、

ともすればただ呆然と過ぎていったであろうひと時を、

確かなひと時へと変えることができるかもしれません。

ですから、目一杯自由な日には、

ティーサロンへ。




お早いお帰りをお待ちしております。




黒崎
Filed under: 黒崎 — 22:00

more abdominal muscle

いかがお過ごしでございますか、桐島でございます。

平成が終わり新しい時代、令和がやってまいりました。

ただ何と無く変わったと言う気持ちはございますがイマイチピンとは来ませんね。

きっと何か書き物をする時に段々と実感していくんでしょうね。

さて、ここで私が平成最後にしたもの、令和最初にした事を発表いたします!


それは…





トレーニング(running 5km、pull-up 10 times 3 sets、sit-up 10 times 3 sets)です!





はい?いつも通り?



左様でございますね…ちょっと増やしたのですが、、ん?そうではない…まぁいつも通りなのも大事な事かと存じます!



令和も相変わらずな桐島でおりますのでいつでもお寛ぎにいらっしゃってくださいませ。


では、サロンで、ドア前で、ギフトショップで、バーでお待ちしております。
Filed under: 桐島 — 22:00

4番目

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様、お坊っちゃま。


平成が終わり令和になりましたが、
ふと平成の31年間というのは長いのか…はたまた短いのか気になってしまい、調べてみると年号がはっきりとある中では4番目に長いということを知りました。


このような機会が無いと興味を持たない事を、些細なキッカケで興味を持ってしまうというのは人間という生物は面白いものでございますね。


私は元々知識欲が旺盛な人間でございますが、知れば知るほど知らない事が増えていくというのは趣を感じます。「学ぶ」という事を私はこれからも大事にして参りたいと存じます。



まだまだ未熟者の私でございますので、お嬢様、お坊っちゃまから色々教えて頂ける機会があれば私は嬉しゅうございます。
その際は宜しくお願い致します。


星川
Filed under: 星川 — 22:00

物を大切に。

お嬢様、ご機嫌麗しゅうございます。

瑞沢でございます。


革製の財布は長持ちするもので、私はずっと同じ物を使っております。

思い出の一品。そんな所でしょうか。


革製の靴も同じです。執事歌劇団に入ることが出来たお祝いとして自分で買った靴も、気付けば傷や痛みが目立つ様になって参りました。

お嬢様にお仕えさせていただいた、私のアルバムの様な物です。


使い古して少し可愛そうです。

そろそろ新しい靴と財布を探す時期なのかもしれません。


良い靴は幸せな未来に連れて行ってくれる。

そんな言葉を聞いた事があります。

財布にもそんな言葉があるのかもしれません。


どちらも物を大切にする事に繋がっています。


物を大切にする事は、お嬢様を大切に思う事と繋がっている気が致します。上手くは言えませんが。


明日もお嬢様に良い事があります様に。
Filed under: 瑞沢 — 22:10

茜さす紫野行き標野行き

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。
新たな元号を迎えた今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

去る二月のある日、道すがらリカーショップに立ち寄ってみると、レジ横の新入荷コーナーに見慣れない芋焼酎が並んでいました。
その名は『茜霧島』。
『黒霧島』や『白霧島』などの霧島シリーズで名を馳せる霧島酒造が1月と6月に出荷するという期間限定品です。
一時期は『赤霧島』が限定品的な位置を担っており、薫り高くて美味と評判でした。
その赤霧島も今では通年化し、次はこの茜霧島が「来る」のではないかと、その名前だけは聞き及んでおりましたが、実物を見るのは初めて、口にしたこともありません。
価格も手頃であったため、即購入。
晩酌の席にて開封し、さっそく味わいます。

おぉ!
これは!
洋酒のような甘美な香り!
そして、まるでトロピカルフルーツのような甘く爽やかな味わい!

濃厚で香り高い日本酒も「フルーティー」と評されることがありますが、どうしても醸造酒ならではの米の重さを伴ってしまいがちです。
それとは異なるフルーティーさ、蒸留酒ならではのボタニカル感溢れるジンのような香り高さと味わい…。
麦焼酎の『兼八』や『特蒸泰明』を初めて飲んだ時は、その麦々しさに驚いたものですが、芋焼酎でこんな味や香りが出せるなんて、新たな驚きです。
飲み方としては、ロック・水割り・お湯割り、どれも良いのですが、私が好むのは炭酸割り。
華やかな香りがより一層引き立ちます。

これは飲み続けたい!
期間限定品ということで、翌日から早速あちこちの店舗に目を光らせる日々が始まりましたが、限定品とは思えないほどの流通量に逆の意味で驚きを隠せませんでした。
あちらのスーパーにも、こちらのコンビニにも、普通に置いてあるのです。
本当に限定品なのだろうか?
いささかの戸惑いはありましたが、やはり数週間も経つと店頭から姿を消していくもので、様子を見つつ買い貯めをしております。
しばらくはこの茜霧島を愛飲していく所存です。
Filed under: 吉川 — 22:00

蠱惑的な食物

ご機嫌麗しゅうございます。高垣でございます。


さて巷では長いお休みがあったようですが、お嬢様方はいかがお過ごしでしょうか。

私でございますか?私はまだまだ未熟な身の故、己の給仕を磨いておりました。――なにやら訝しげな表情をしておられますね…?


さて、そんな日々の中でささやかな自分へのご褒美として私は好きなものを食べておりました。


私は嫌いな食べ物が基本的にないのが取り柄でございますが、好きなものもあまりございません。ですが“らあめん”には無性に惹かれております。他にも甘いものなども好きなのですが今回は
らあめん の魅力をお伝え致しましょう。


醤油、味噌、塩などなど らあめん
は様々な多様性を魅せる面妖な食物でございますが、私はその中でも特に豚骨がお気に入りでございます。とろりとした濃厚なスープ、そしてスープを纏う細麺。

そこに合わせるのは高菜――豚骨のこってり感に高菜のピリリとした刺激と歯触りを合わせることで生まれる調和…まさに至極の一品。


いけません…危うく戻ってこれなくなるところでございました。

(さっそく食堂のおじさんに高菜マシマシでお願いして参りましょうかね。)


私は急用を思い出しましたので、これにて失礼致します。では。
Filed under: 高垣 — 22:00

上を目指して

お嬢様方ご機嫌麗しゅうございます、緑川でございます


先日のFP(古谷プロデューサー)との会話を書き残しておこうと思います


〜〜〜〜〜


緑川/FP、先日はフットマンアイスの監修ありがとうございました。こちらが2月に出させていただいたフットマンアイスの報告書です。


緑川/お陰様でお嬢様方にもご満足いただけたようです


FP/それはよかった、お嬢様方に楽しんでもらうのが一番だからね


FP/でもね、緑川君はそれで満足なの?


緑川/え?


FP/お嬢様方は満足してくれたかもしれないけど、そこで歩みを止めてしまっていいのかい?(報告書をビリビリに破りながら)


緑川/FP⁈一体何を…⁈


FP/こんな紙切れで測れるものなんてたかが知れているよ(ゆっくりと窓の方へ歩いていく)


FP/君の求めているものはもっと先にあるんじゃないのかい⁇(夕日を見ながら明日を見透かしたような瞳)


FP/君はもっと高みを目指すべき使用人ではないのかい⁇(少し寂しそうな遠い目をしながら)


FP/ああ…ため息が出るような美しさ…
(カクテルの試作中)


緑川/FP…


FP/次を期待しているよ、緑川君


緑川/はい、ありがとうございます!


〜〜〜〜〜


ということでFPの意識の高さに感銘を受けた為、髪を切りました


短髪緑川もよろしくお願いいたします


緑川
Filed under: 緑川 — 22:00

ここはサバンナ。

この度は幾分庶民的で他愛ないおはなしかと存じますがこれもひとつ社会勉強の一助として、

お暇な時間のお供にでも、と存じます。

それは
春夏にむけて、お屋敷の衣裳部屋に加わるお品の確認や早くも秋冬の衣装の打ち合わせの為
お屋敷の外へ伺った際の事でございます。
以前に大河内が日誌にて認めておりましたお財布のおはなしに関連いたしますが
電子化の波でしょうか、かような広告を目にいたしました。

とある飲料を電子決済すると価格の三分の一相当にあたるポイントが付与されるといったようなキャンペーンだそうで、
はあ、たしかにお得だなあ、などとぼんやりと存じましたが、よくよく考えてみると

金額にすると50円程。でしょうか

日々重ねると中々の金額になるかも存じませんが普段購入しているものが奇遇にそういったキャンペーンをしているならいざ知らず
言い換えるならいわば自らの選択権を50円と引き換えに放棄することとこれは同義なのでは、と存じました。
見渡してみると案外、巷にはかように類似した件はよく見られるのですが

私はおそろしいことに感じました、
あるいは歳のせいなのかも知れませんが。

いつの時代にもございましたでしょうが
知らず知らずのうちに与えられた選択肢から選択する事しかできないという状況に置かれかねないという事が。でございます。

ここはコンクリートジャングル。
あるいは資本的サバンナ。
これほどまでに発展したように見える文明にも
あるいはだからこそ、
弱肉強食、野生の掟を感じます。

あな恐ろしや。

ところでこの度パンケーキをご用意させていただくおゆるしを頂戴いたしました。
シャンティには練乳をお入れして
軽くメープルをおかけしたパンケーキに添えてございます。
甘さやホイップの重さのバランスを調整いたしまして、パンケーキのしっとりした食感やメープルの香りなど。
自信をもってご提供させていただけるようなご用意に仕上がったことと存じてございます。

気が向かれましたら、是非お召し上がりいただきたく存じます。

俗世の見栄や思惑から解放された自由意思によって得られる穏やかな憩いのひと時を感じていただけるかと存じてございます。
いかがでしょう。
Filed under: 園田 — 22:00

鹿

ご機嫌麗しゅうございます。

早くも春の兆しも過ぎ去り梅雨の様な様変わりを見せ始めました。
雨は眺めるのは良いのですが、出歩きたくなくなるのでなんとも歯がゆいものです。
まだまだ気温差が大きい季節でございますので、
お嬢様、お坊ちゃまもお気をつけ下さいませ。

そういえば今月後半に私のアイスを提供させていただきます。
そのままではございますが鹿の様な見た目をあしらったミルクチョコの召し上がりやすいアイスでございます。
頭に可愛らしくツノに見立てたチョコレートを刺してそれらしく致しました。
下敷きに鹿のおやつであるドングリをクッキーにあしらってほろ苦さと甘さの食べ合わせを楽しんで頂けるかと思います。
是非ご賞味下さいませ。

それでは、新たな年号も始まりましたが、
変わらず笑顔でのご帰宅をお待ちしております。
Filed under: 鹿野 — 22:00

イタリア!イタリア!

司馬でございます。
皆様、お健やかにお過ごしでございますか?

新緑が鮮やかな季節になりまして、汗ばむような陽気も珍しくなくなって参りました。
軽やかな足取りで、お出かけなどもよろしゅうございますね。



さて、今月の当家では、イタリアをテーマにした催しがございます。
残念ながら、いまだ足を踏み入れておりませんが、司馬にとりまして、彼の国は長年のあこがれの地でございます。


古代ローマ帝国から綿々と歴史を紡いできた、重厚かつ壮大なる文化遺産。
それを背景にしながらも、ファッションや建築、あるいは料理といったライフスタイルには、どこかユーモラスで自由を楽しむゆとりを感じさせるものがございます。


たとえば、パスタのネーミング一つにも、そんな遊び心は満ちております。
ペンネ、ファルファッレ、フジッリ、コンキリエ。
ご存じでございますか?
これらには、ペン先、蝶ネクタイ、糸巻き、貝殻という意味がございます。
それぞれが独特の形状をもったショートパスタでございまして、いかにもイタリア人らしい、食いしん坊で、お洒落な趣が伝わってまいります。
もちろん、それらに絡めるソースも無数のバリエーションがございますね。


お屋敷での日々にも、このような遊び心を忘れずにいられれば、お嬢様方のお心をさらに晴れやかにできるのではないかと、豊かなイタリア気質に敬意と憧れを抱いてしまうのです。



心地よい五月の日々でございます。
ティーサロンにおいても、シェフの心づくしのパスタをご用意いたしておりますので、ワイン片手にお食事をお楽しみくださいませ。



では、今回はこの辺りで失礼いたします。
Filed under: 司馬 — 22:00