サングリア

敬愛せしお嬢様へ
雨の日々を境に、急激に冬の気候となってまいりました。
お嬢様におかれましては、お体の調子など崩してはおられませんでしょうか?
健康はバランスのとれた食事からと申します。
昨今の巷では過剰なダイエットが横行しておりますが、どうか惑わされることなく、しっかりと適量のお食事をお摂りくださいませ。

さて、美味しいお食事のお供には、美味しい飲み物が欠かせません。
当家サロンであれば紅茶。朝食には新鮮なスクイズフルーツか薫り立つコーヒー。ディナーであれば厳選したワイン。テーブルに合わせた様々なお飲み物がございましょう。

今宵はお嬢様の食卓に新たなご提案をお届けできればと思い、当家パーティにおいてよくご用意させて頂いております『サングリア』の簡単な作り方をお伝え致します。

サングリアの良いところは、お飲みきれなかったワインやお口に合わなかったワインを原料として、無駄にせず美味しいお飲物へと変えられるところでしょうか。

季節やお好みによって様々な材料を合わせてお楽しみ頂けますが、
今宵はごく簡単なものをお二つご紹介することに致しましょう。

まずは赤ワイン。
お好きな赤ワイン2リットルに対し、オレンジ4つを16カットほどに刻んでそのままワインの中に入れます。(皮ごとで大丈夫です)
そして、オレンジジュース500ml、ガムシロップ200ml、コアントロー200ml、ブランデー100mlを加えます。
お好みでシナモンやミントを加えて、冷蔵庫でよく冷やしてお召し上がりください。

そして白ワイン。
お好きな白ワイン2リットルに対し、リンゴを4つ薄切りに刻んで、そのままワインの中に入れます。(皮は剥き、芯も取り除いてください)
そして、リンゴジュース500ml、ガムシロップ200ml、アップルリキュール200ml、ポートワインの白100mlを加えます。
お好みでレモングラスやミントを加えて、冷蔵庫でよく冷やしてお召し上がりください。

と、このように。
ワイン+お好みの果物+同系統のジュース+同系統のリキュールをあわせ、
お後はお好みでシロップやブランデーなどを加えて頂くだけで、案外簡単に出来上がります。

ただし、お嬢様。
これらの調合は、お飲みになる直前に行って下さいませ。
酒税法により、20%以下のアルコールに別の材料を混合した飲料の作り置きは禁じられております。
必ず、パーティの直前などに調合なさいますように。

確かに、しっかり密封して12時間~3日間ほど冷暗所で置いておきますと、更に味が染みて美味しくなったり致しますが、絶対やっちゃいけません。

すぐ飲むつもりだったのにうっかり、疲れて12時間ぐらいお昼寝してしまったり、ついつい2日ほど飲むのを忘れてしまったりしては絶対にいけません。

ダメですよ。
絶対ダメですからね。

それでは、お嬢様の食卓が更に季節の美味しさに溢れることを願いながら、筆を置かせて頂きます。

おやすみなさいませ、お嬢様。

宝塚月組公演 All for One ~ダルタニアンと太陽王~

皆様ご存知のアレクサンドル・デュマ原作の「三銃士」を基に小池修一郎が新しい発想でダルタニアンを中心に太陽王と呼ばれた類14世の秘密を知ったダルタニアンが王を救うアクション、ロマネスクです。

ダルタニアンは珠城りょう、ルイ14世に愛希れいか、アラミス美弥るりか、ベルナルド月城かなと…現在宝塚一若い組長憧花ゆりの(トーカ)最近メキメキ頭角を現してきた早乙女わかば等々
そして一番若いトップ珠城りょう中心に月組76名がこの大作1部2部の長編を楽しく観ました。

舞台はルイ14世が治めるフランス、銃士隊の新入りダルタニアンは王の剣の稽古相手に任命される王はダンスレッスンに夢中し剣術には無関心、ある日ダルタニアンは王家を揺るがす王の秘密を知ってしまうところからこの物語は展開して行きます。

フィナーレのロケットガールズによるラインダンス、珠城を中心にしたダイナミックなナンバー、パレードと続き月組一丸となっての今回の公演を盛り上げています。

もうご覧になられましたでしょうか?DVDなどで是非ご覧下さいませ。本日はこの辺で失礼致します。
藤堂

満月の住人

爽やかな秋晴れの続く今日この頃、お嬢様は如何お過ごしでしょうか?

乾でございます。

さて、秋といえばお月見でございますね。
(今年の十五夜は十月四日との事でございます)
今回の折り紙日誌は、十五夜の満月の住人「ウサギ」を作ってみました。
非常に簡単でございますので是非ご挑戦くださいませ。
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