蝉の声もまばらになり、日一日と早まる夕暮れからは鈴虫の声。
お嬢様におかれましても風の音に驚かされる、といったことが増えてまいりましたでしょうか。
香川でございます。
この時期には、かぜあざみ~♪というフレーズが耳によみがえる方もいらっしゃるかもしれません。
意味を調べたことはこれまでございませんでしたが、漠然と“あざむ”という動詞があってその連用形なのではないかなどと想像してまいりました。
しかしそれ以外で耳にしたことはない言葉でもございます。
風があざむ?
何かギラギラしていたものが秋っぽくなること??
「こちらのオータムナルもだいぶあざんでおりますね」
「暗くなるのも早くなってきて、大気のあざみを感じます」
「このイチジクスコーン超あざむぅ~」
…少年の頃からも使ったことも聞いたこともない言葉でございますね。
誰か答えを持っていそうな使用人はおりましょうか。
…、
したり顔であざむいてきそうなのが数人目に浮かぶので、人選は油断なきようにいたしましょう。
季節の変わり目でございます。
ご体調崩されませぬようお過ごしくださいませ。
お早いお帰りをお待ちしております。
