日誌

ご機嫌麗しゅうございます。
小早川でございます。

先日、伊織と私でアントワネットのご提供を行わせていただきました。
ご帰宅いただいたお嬢様、お坊ちゃま、ありがとうございました。
ごゆっくりお過ごしいただけておりましたら幸いでございます。

そして、ティーサロンが開館してから20周年を迎えることができました。
迎えることができました、と申しましても私はティーサロンに参ってからまだ日が長くはございませんが…

このティーサロンにはお嬢様、お坊ちゃま、また使用人たちの様々な思い出が詰まっているかと存じます。
大きな節目であるかと存じますが、これからもごゆっくりお過ごしいただける場の一員でありたいと考えております。

季節の変わり目でございますので、お身体にお気をつけてまたご帰宅くださいませ。

小早川

日誌

敬愛せしお嬢様へ

本日、Swallowtailは20周年という大きな節目を迎えることが叶いました。

全てはお嬢様方がこの長き日々、お見守りくださり導いてくださったおかげと
深く感謝申し上げます。

この先も
30年、50年と、お嬢様方のお役に立てる場所で在り続けたく存じます。
どうか引き続きお見守りくださいませ。

また、本日は能見と共に、カクテル「a glass of rose」をご用意させていただきました。
当家の象徴たる薔薇に見立てた品、この日を彩る一つとしてお手元にお届けできたなら幸いでございます。

このような大切な日に、お嬢様に供する一品を務めさせていただくのは、
光栄であると共に、過ぎたる大任にも思えましたが
お受け取りいただいたお嬢様方の笑顔を拝見できたとき、
ああ、どうにかやり遂げれたかなと
こっそり安堵しておりました。

今後もまた、あのような笑顔になっていただけますよう
これまでの20年、数多の使用人たちが紡いできたように
使用人たちそれぞれ、個々に出来うることを尽くしまして
日々、お役に立たせていただきたく存じます。

まずは21年目のSwallowtailも、どうかよろしくお願い申し上げます。

 

さて

今日は別邸に戻りまして、無塩お出汁を拵えまして
ささやかに猫と祝杯を上げるといたしましょう。

 

 

 

 

あ。ワタクシはビールで。

アニバーサリーに向けて

ご機嫌麗しゅうございますお嬢様。綾瀬にございます。

春の日差しと冬の空気の同居する今日この頃でございます。いかがお過ごしでしょうか。
私共はお屋敷の20周年のお祝いのために忙しい毎日の真っ只中でございます。
この時期は毎年季節の変わり目、年度末、アニバーサリー、花粉襲来とイベントが多くございますから忙しくございますが、今年はひとしおでございますね。

毎日のようにお祝いの品が届き、パーティー会場の調度品整理や飛び込みでご参加いただける事となったゲストの対応など息つく暇もないといった具合でございます。
ただティーサロンのみならず本邸の使用人たちも巻き込んでの作業は不思議な一体感がございまして楽しゅうございます。

定点カメラを早送りするかの如く、徐々に会場が姿を変えていく様はできるならばお嬢様にもご覧いただきたく存じます。
皆の士気も高揚いたしますからぜひいらして下さいませ。

ともあれお嬢様の変わらぬ日常をお支えする事も大切な職務にございます。
お嬢様も何かとお忙しい時期かと存じますから疲れを感じられたらいつでもティーサロンへおいで下さいませ。

ご帰宅をお待ちしております。

季節迷い、ただ春を待つ

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。

春の光を集めたようなミモザの花が花屋の軒先を彩る今日この頃。
気候といえば温かくなったかと思えば真冬に逆戻りしたかのように身体の芯まで冷やす極寒の日があったりと春、まだ定まらずといった様子。
体調など崩されておりませんか。

葉山でございます。

さて先日春を探しに少しばかりお散歩に出かけたのであります。
その日は朝から雲も少なくお日様がぽかぽかと心地よく暖かい天気のよい日でございました。

ソメイヨシノは先日の雪もあってか蕾はまだ硬く開花まではまだしばらくかかりそうな様子。そんな中濃いピンク色の大きな一重花で長い期間楽しめる「河津桜」や薄紅色でやや下向きに抱えこむように咲く「大寒桜」、花弁が完全には開かず下向きに咲く「寒緋桜」等の早咲きの桜はまさに見頃で今まさにこの時は己が主役であると主張するかのように堂々と美しく咲き誇っておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花の蜜を求めてメジロが寄って来ては枝々を渡り止まるたびにヒラヒラと桜の花びらがゆっくりと時間をかけて舞い降りる様に心からの安らぎを感じるのでした。

 

そしてどうしても見たかった目的の春を告げる花、それはミモザ。

花屋やドライフラワー等ではこの時期よく目にしますが大きな木に咲くミモザを拝見する機会は少なかったので今が見頃だと聞いて居ても立ってもいられなくなったのであります。

ミモザは伸びた枝の先に日の光に照らされシルバーがかった緑色の葉の先にフワフワと優しく柔らかく丸く小さな可愛らしい黄色い花をたくさん咲かせておりました。
その姿はさながら「もうすぐ春だよ。ピヨピヨ」とさえずっているヒヨコの集団のようでございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道、ふと、お嬢様にもこの光景をお見せできたならどれほど素敵であろうかと考えておりました。黄金色に輝く花々は、きっとお嬢様のお心にも、やさしい春を届けてくれるに違いございません。

もうすぐ訪れるであろう春を心待ちにし心癒された「ミモザの日」が過ぎたとある1日。
いつも温かくお声をかけてくださるお嬢様に感謝の念を抱き、どんな時も陰ながら応援しております。

さあ御屋敷に戻りアニバーサリーの準備をいたしましょう。

3月

この日誌をしたためる今、
世間では早咲きの河津桜や寒緋桜が咲いております。
この日誌が主人のお元に届く頃、
きっとソメイヨシノも咲き始めるでしょう。

お嬢様、おぼっちゃま、
奥様、旦那様、
ご機嫌麗しゅうございます。
山岡でございます。

行く月、逃げる月が過ぎ、
去る月になりました。
今年の六分の一が終了いたしましたが
主はいかがお過ごしでしょうか。

きっと皆様にとって
あっという間に過ぎた事でございましょう
この2ヶ月、
私も例に漏れずでございました。
特に16日から始まりました、
シャンデリア新調の為の長期休館。
私にとっては
休みなんてものではございませんでした。
いい意味で。いえ本当にいい意味でです。

長期休館の間、
東武百貨店の催事にお屋敷が参加させて頂き、
25日まで開催しておりました。
お屋敷としては何回目なのでしょう、
もう 東武 催事 常連
といった所まで池袋のひとつの文化になったのかも知れませんが、
山岡個人としては
今までお仕えさせて頂くご縁がございませんでしたので
(歌劇団の野外ステージのお手伝いは
省いて話しております)
初めてあのような形式のお仕えをさせて頂いたわけです。
何なら今となっては当たり前となった、
「新人の使用人が修行期間中一度、
ギフトショップにてお嬢様方にお仕えをさせて頂く」
という風習すらギリギリ通っていないのでございます。

まず真っ先に思うのは、楽しい。
楽しいと言うと語弊を生むかも知れませんが、
いつもとは違う、環境、景色。
いつもとは違う内容のお仕え。
新たな出会い。まだティーサロンへお戻りなさったことのない方へのきっかけ。
そして慣れぬ環境でお迎えさせて頂くお嬢様方への安心感。
誰が誰に甘えているんだという話ですが
実の所本当に楽しくも心細い中、
お嬢様方ひとりひとりのお顔がお姿が見えた瞬間の、
「はぁー!いらしてくださったんですね!!!」
のあの感覚は正真正銘真っ直ぐお伝えしたい明るい感情であり、悪い感情では全くないです。
日頃の感謝を改めて思い直す機会でございました。
本当に沢山の方が足を運んでくださって、
ありがとうございました。
勿論お手に取って頂いたお品を楽しんで頂きたい気持ちと、
お味のご感想をお待ち申し上げておりますという気持ちと、
この日誌をご覧下さっているお嬢様おぼっちゃま奥様旦那様の中に、あの日お仕えさせて頂いた上でまだティーサロンへお見えになられた事が無い方は、
是非、ティーサロンでもお待ち申し上げております。

最後に、二月中に出会った浅煎りコーヒーのお話を。
お品の名は「マスカット ブルーム ナチュラル」
ミャンマーのコーヒー豆でした。
マスカット ブルームというのは
所謂ティスティングノートのようなものです。
本当にフルーティでマスカットのような香りを持っていました。
ナチュラルというのは製法の事です。
いつか詳しくしたためさせて頂きます。

何に惹かれたかと言うとその流通について。
このコーヒー豆が生産された土地はまだインフラが整っておらず自給自足の暮らしと、
生計の農業も、家族栽培で成り立っているそうです。
そんな土地から日本まで色んな支援を経て流通が叶い
私が出会った豆屋さんに並んでいたわけです。
なんだか凄く感銘を受けました。
この2026年令和の何でも簡単に手に入る便利な時代に、
世界のどこかではまだそうではない土地があり、
そんな場所で作られた素敵なコーヒー豆と出会い、
実際手に取ってみたらそれがとても美味しくて、
コーヒー豆は生物であり、
それを作っている方はどこかの国の顔も存じ上げない人で、
そういう方々のおかげで今日も美味しいコーヒーが飲めているということを改めて思ったわけです。
これはきっと紅茶も同じでございますね。
当たり前に食べられているもの、飲めているものが、
実は人々の繋がりによって成り立っていて
全然当たり前ではないという事を、
これから目の前にある数多のものに対し
思っていきたいと存じました。

かなり話の規模が大袈裟になってしまいましたが、
三月の便りは、これにて失礼させて頂きます。

またティーサロンでも、
お戻りをお待ちしております。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。
お嬢様・お坊ちゃま、東條でございます。

最近は気温が安定していなかったり、天気が悪かったりといった様子でなかなか外で日光を浴びることがなかったかと存じます。

お休みを頂いている間にどうせならと、少し長めな散歩をしてまいりました。
まずは足を踏み入れたことがあまりない皇居外苑へ。
そこからなんとなくの目的地を決め地図を見ずに歩き始めました。

今回は3時間ほど歩き、結果目的地とは全く逆方向の場所に到着いたしましたが妙な達成感と、気晴らしに歩いたことでほんの少し鬱々とした気持ちが晴れたような気がいたしました。
次は山にでも行きたいものですね。

お嬢様・お坊ちゃまももし息が詰まるようなことがございましたら、散歩に行きましょう。道案内の保証は致しかねますがお供いたします。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

中島でございます。

 

まもなくティーサロンが20歳の誕生日を迎えます。

20年前といえば、通信機器でございますと日本ではまだ折りたたみ携帯が主流であり、現代の生活に欠かせなくなっておりますスマートフォンやSNSなどは今ほど普及していない時代でございます。

きっと一歩ずつの積み重ねが、20年という長い歴史を作ったのでしょう。

 

まだまだ若輩者の使用人の私でございますが20年という歴史の一部に携われることを心から誇りに思います。

そして日々我々にお顔を見せてくださるお嬢様に出会えて私はとても幸せでございます。

そんなお嬢様により笑顔になっていただけますよう精進してまいります。

では今月も変わらずティーサロンにてお帰りをお待ちしてございます。

 

中島