お嬢様、お坊ちゃま、
ご機嫌麗しゅうございます。
佐倉でございます。
5月、気温の変化も激しく、お召し物の選択も少々難しい季節となってまいりました。
お嬢様、お坊ちゃまにおきましては、いかがお過ごしでございましょうか。
新年度も始まり一月程、ご無理はなさらず、しっかりと休息をお取りいただき、健やかにお過ごし頂けることを願ってございます。
さて、先日、「五月晴れ」(さつきばれ)という言葉を見かける事がございました。
五月と名のつくように、「五月の爽快な晴れ」という意味で使用されており、確かに五月は良い日和が大変多くございますので、その際はそれ程気になるということは無いものでございました。
しかし、後日、他の場所では「梅雨の間の晴れ間」という意味で「五月晴れ」という言葉が使われており、少々困惑したものにございます。
実のところ、どちらも間違いではなく、以前は旧暦の五月、つまりは現在の梅雨の時期に差す晴れ間の事を指しており、現代では新暦の五月の爽快な晴れ間を指す言葉としても使われている、とのことでございました。
今では、どちらの意味でも辞書に記載されているとの事でございまして、時間とともに意味の変わる言葉というものもあるのか、と少々驚いた次第にございます。
日本で新暦が使われ始めたのは1873年頃。
今から約150年ほど前の事にございます。
150年という年月は、一つの言葉の意味を変えてしまう程の重みがあるということに、歴史の深みを感じたものにございます。
今から更に150年後の世界はどの様になっているのでございましょうか。
「五月晴れ」の第三の意味が辞書に記載されているのかもしれません。
などと、未来に思いを馳せたりなどいたしました。
お嬢様、お坊ちゃま、
私は皆様の健康と、そして輝かしい「未来」をいつも願ってございます。
また、元気なお姿を拝見できる事を楽しみに、ティーサロンでお待ちしてございます。