お嬢様、お坊ちゃま、
ご機嫌麗しゅうございます。
佐倉でございます。
6月、やはり日本では梅雨の時期、という印象でございましょうか。
雨がしとしとと降る様は、何とも風流に感じられ、季節の花々、特に紫陽花などと合わせますとより一層美しく感じられるものにございます。
もちろん、それも雨に当たらぬ場所では、といった注釈もつくものではございます。
道はぬかるみ歩き辛く、山道などは言わずもがな。
お嬢様、お坊ちゃま、もし、6月の登山をお考えの際は天気の良い日にしっかりと装備を整え、より一層万全の体制でお出掛けされることをおすすめいたします。
山の天気は大層変わりやすくございますからね。
さて、6月は梅雨の名前にもある通り、「梅」の季節でございます。
梅干し、梅酒、梅シロップと、いくつかの用途のある梅ではございますが、どうやら、青い物と熟した物で使い心地が変わるそうにございます。
青いものは、爽やかな香りや酸味を楽しむ用途に、熟したものは甘く、フルーティな香りを楽しむ用途で使われるそう。
今年はどの様なお味を楽しむことができるのが、今から少し楽しみでございます。
梅干しなどは、完成までに少々お時間がございますので。
左様でございました、お嬢様、お坊ちゃま、お気をつけくださいませ、未熟な青梅には毒があるそうでございます。
もし、お嬢様、お坊ちゃまが、万が一、梅の生える無人島に流れ着いたといたしましても、未熟な青梅はお召し上がることがない様お気をつけくださいませ。
いえ、その際は自身の知識にないものはお召し上がりにならず、救助をお待ち頂ければと存じます。
……私も狼煙の上げ方など学ぶべきでございましょうか。
日本にはいくつか、毒があるものを無毒化する調理というものが存在いたしますが、先人は一体どの様にしてその道を辿ったのでございましょう。
調理方法が確立されたお品を頂いている身といたしましては、先人に感謝の念を伝えたくございます。
ありがとう存じます。
梅雨の時期は食物も悪くなりやすいとのことでございます。
お身体には十分お気をつけ頂き、また元気な姿を拝見できる事を楽しみにしてございます。