お嬢様、奥様、お坊ちゃま、旦那様、ご機嫌麗しゅうございます。
久保でございます。
先日、ウィリアム・アドロフ・ブクローの絵を眺めておりました。
絵の中の人々は歳を取ることもなく疲れることもなく、いつまでも美しいままでございます。
少し羨ましい気もいたします、、、
なにせ私は、お屋敷を走れば息が上がりますし、階段を降りれば膝が笑う日もございますので。
さて、そんなことを考えておりましたら、ちょうどワールドカップの試合が目に入りました。
全力で走る選手たち。
歓声を上げる人々。
勝利に笑い、敗北に涙する姿。
その景色は絵画のように永遠には残りません。
けれど、だからこそ美しいのだと思います。
今この瞬間にしか存在しないからこそ、人は目を離せないのでございましょう。
咲いた花が散るように。
冷たいアイスが溶けるように。
試合終了の笛は、いつか必ず鳴ります。
だから私たちは、その時間を大切にしたくなるのでございます。
お屋敷で過ごすひとときも、きっと同じでございますね。


