薄明光線

お嬢様、お坊っちゃま、いかがお過ごしで御座いましょう、金澤でございます。
夏も後半戦、暑さに負けず乗り切ってまいりましょう。

ここ最近私はすっかり早起きの習慣が身につき、朝の5時頃には起床します。その理由は育てております植物たちに、日差しが強くなる前に水やりをするためです。水撒きをしながら自分自身の体もゆっくり目覚めさせ、余裕をもって一日のスタートが切れて良いのです。

さて初夏の頃でしょうか、植木鉢に余った土を入れそのままにしていたところ勝手に何かの芽が出てきました。おそらく風に乗って種子が飛んできたのでしょう。何が育つのか?育ててみる事にしました。

育ちがとても早く、ぐんぐん枝も伸びてきました。

 

 

 

 

 

 

画像で検索してみると「露草」とでました。もっと育つと小さい花が咲くとその事、楽しみです!
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ひと月経ち物凄い育ちよう
そして花が咲きました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さく面白い形の紫の花です
とってもカワイイ

調べてみますと、露草は初夏から秋の植物で、野原や道端など身近にある雑草だそうです。
いやー今まで知りませんでした。
そしてその花は早朝に咲きはじめて昼前にはしぼんでしまいます。儚いのです。
君と会えるのは朝だけです。

どこからかやってきて私の植木鉢に飛び込んでくれてありがとう
雑草と言われてしまう事もあるけれど、そんなのは関係ありません。立派に育って花を咲かせています。

太陽が出てきました
雲が邪魔してじゃれあってます。

 

 

 

『 あの夏の白い雲 』♪

朝支度を終え、お屋敷へ向かう道中

いた!

果音

お嬢様、夏の音と聞いて、何を思い浮かべますでしょうか。

風鈴の音。
遠くで響く祭囃子。
氷の溶ける音。

きっと人それぞれに、夏を思い出す音があるのでしょうね。

そんな夏の名残がまだ残る九月の前半。

八幡と共に、カクテルデーを行わせていただくこととなりました。

前回も八幡とのカクテルでございましたが
「またやりましょうね」
という約束からすぐ後の機会

今回のタイトルは、

「カノン…果音」

でございます。

果実の「果」に、音色の「音」。

シェイカーの中で果実と氷が混ざり合う音を「果実の音色」と見立てつつ、
同じ旋律を追いかけるように重ねてゆく音楽の「カノン」にも掛けて、この名前をつけました。

そして今回は、少し珍しく。
フローズンカクテルをご用意いたします。

九月とはいえ、まだ暑さの残る頃。

ひんやりとしたグラスを片手に、
過ぎてゆく夏をもう少しだけ追憶する様な時間も悪くはございませんよね。

八幡と百合野。

それぞれの音を重ねながら、
お嬢様のもとへ音と記憶をお届けいたします。

果実をシェイクする音も、
グラスを交わす音も、
そこに生まれる笑い声も。

その日が素敵に重なりますように。

九月前半。

夏の終わりに鳴る「果音」を、
ぜひお召し上がりくださいませ。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

 

もう幾つ寝ると「Summer Concert 2026」の幕が上がります。

 

私にとっての新たな挑戦のひとつが今年も近づいてきてございます。

 

執事歌劇団の先輩方はもちろん、共にゲスト参加する山岡も、勿論 私も精一杯稽古に励んでおります。

 

思えば昨年参加させていただいた夏祭りイベントでも同様に沢山の緊張に包まれておりました。

 

ですがイベントの最後を迎え、ステージ上からお嬢様のお顔を拝見した際に 私の心が温かな感情で包まれた事も同時に思い浮かびました。

 

あの感動をもう一度味わえるよう、

 

そして何より、お嬢様の夏の思い出に刻まれる1ページが華やかで彩り豊かなものとなるよう、

 

精一杯努めてまいります。

 

どうか本番当日、お時間ございましたら我々のパフォーマンスにて、思い出の1ページを刻むことをお許しくださいませ。

 

ぜひともお待ちしております。

 

火野

立秋

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

夏になると実家の和室であったり、
曽祖父の家であったり、
私にとって郷愁を感じさせるものたちが、想起されます。

風鈴の音が静かに響くのが、
この頃はまだ涼しげに感じられました。
いつの間に暑さは耐えられないものになったのでしょうか。
見過ごして楽しさを語るには、少し存在感が強すぎるように思えます。

話はそれましたがこの懐かしさと夏から、私はお盆をイメージいたします。
実家の方は新盆でしたので、
今よりももう少し早い時期に迎え火を焚いておりました。

日が落ち始める頃に
藁で出来た馬を玄関先に置き、
ご先祖さまをお迎えする準備をいたします。
きゅうりの馬はあまり見た記憶がございません。
早く帰って来れるならなんでもいいということだったのでしょうか。
火を扱うのは危ないからと、
おりんを鳴らすのが私の役目でございました。

そんな作業と合わせて、
ご住職にお経をあげていただくために仏間が整えられます。
お供え物やお花を飾る程度のことではあるのですが、
その時だけは回り灯籠を置きます。
その灯りが好きで、
いつもグルグルと回して遊んでいたのを覚えております。
(電気式でしたので、安全です)

暗くなった部屋に浮かぶ灯篭の光には、
不思議な安心感がございまして、
何となく眺めているのもまた好きでした。

以前イルミネーションについても認めたことがございますが、
幼少期から光というものが好きだったのかもしれません。
何か虫みたいですね。

才木の夏の思い出でございました。

……

さて秋といえば!
そうハロウィンの季節ですね!

今年は歌劇団のハロウィンの担当も仰せつかることになりました。
昨年末に大旦那様から「やってみないか」と
お声がけいただいた時は驚いたのですが、
先日ようやく日の目を見まして、
皆様からご期待のお声をいただきますと、
見の引き締まる思いでございます。

こちらは「紅茶研究部の裏の顔」ということで、
ダークな雰囲気でお届けいたします。

以前歌劇団の面々が
「アルスマグナ」様とコラボさせていただいた舞台がございまして、
その際の「九瓏主従の契/月の5ヶ条」がとても好きでした。

自分がやるならこれだなと考えた妄想が、
思いがけず今回実現した形です。

「主人のためなら汚れ仕事も厭わない使用人」
そんなものを楽しんでいただければと存じます。

どうぞご期待くださいませ。

――だけではなく。
ティーサロンにおけるハロウィンイベントの告知もされましたね。

この度は原点回帰という意味も込めて、
「ゴシックでクラシカル」なものをお届けする予定です。
以前と同じものではないのですが、
やはりご期待のお声の多かった方向性ですので、
より気合いを入れて準備しております。

イベントは、直近のものと比べますと厳かに。
しかしエンタメ性を残しつつ、
物語の世界を感じていただけるようなものを構想しております。

合わせてご期待くださいませ。

皆様にとって楽しい季節になりますように、
私としても誠心誠意努めてまいります。
お戻りを心よりお待ちしております。

才木

バラ一輪

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

以前の日誌でバラを育てているとお伝えいたしましたが、この猛暑にも関わらずポツリと一輪咲いてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

1日も欠かさずに水やりをしていた先に命の美しさがある。
これからも出来るだけ丁寧に育て、少しでも咲き続けられるよう適切な水やりを心がけていこうと思います。

それでは。

白地のキャンバス

人にものを伝えるとき、「そうではない状態」を言葉にするのは、なかなか難しいものだなと思います。

数学で言うところの「余事象」。

白地のティーカップを探すときは、たとえば “no pattern” や「絵無し」といった言葉で調べます。
もちろん検索のためには便利なのですが、そう表現した瞬間に、まるで絵柄があることを前提として、絵のないものが少し脇に置かれてしまうようにも感じられます。

けれど本来は、白地のキャンバスがあってこそ、絵柄も映えるものなのではないかと思うのです。

絵付けのない白い器が好きです。
形の美しさ、釉薬の質感、光の受け方。
装飾がないからこその静けさが好きです。

 

 

 

 

左から
ロイヤルコペンハーゲン:ホワイトフルーテッド フルレース
ジノリ:ベッキオホワイト
マイセン:波の戯れ ホワイト

多くを語りすぎないことにもまた、近しいものを感じるのです。

野崎

しゅうかくさい

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。

冴島でございます。

前回の日誌にて紹介した果樹達がついに収穫の時を迎えました。

まずはブルーベリーでございます。

私が育てているブルーベリーはまだまだ若木でございますので本来でしたら実は早めに摘んで株を大きくするのがセオリーでございます。

ですがどうしても実を収穫して食べてみたいという気持ちを抑えきれず数個の実を残しておりました。

 

 

 

 

 

 

 

味の感想としては甘みがありながらもすっきりとした後味を感じる冷凍とはまた一味違った味わいでございました。

ブルーベリーは紅葉するらしいので秋の変化も楽しみにしつつ来年は沢山の実をつけられるようお疲れ様の肥料をあげました。

 

そして続いてはパッションフルーツでございます。

 

 

 

 

 

 

 

熟すと蔓から実が勝手に落ちてまいります。

これを常温で5日ほど置いておくと追熟して表面に皺が出た頃が食べ頃でございます。

桃のように甘い香りが漂い始めたので冷蔵庫でよく冷やしてから割ってみると

 

 

 

 

中にはこのように色鮮やかなゼリー状の果肉が種と共に入っております。

種もそのまま食べられるそうでスプーンで果肉と共に掬って食べました。

普段いろいろなスイーツなどに使われているパッションフルーツでございますがこのようにフレッシュなものを加工なしで食べるのは初めての経験でございましたがその美味しさには非常に感動致しました。

しっかりとした甘味と程よい酸味、そして非常にフルーティーで華やかな香りはそのままでも十分に楽しめるクオリティでございました。

これをステーキのソースやカクテルなどにする日を夢見てこれからも大切に育てていく予定でございます。

また何か変化があれば日誌にご報告させてくださいませ。

この他にも聞いていただきたい我が家のおもしろ植物話が沢山ございます。

ティーサロンにお戻りの際にはそんなお話もできればと存じます。

では今月も熱中症対策を忘れぬよう栄養もしっかりとり、素敵な夏をお過ごしくださいませ。

 

冴島