ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
室戸でございます。
初秋の風が心地よく吹き抜ける九月。
お屋敷の庭園では朝夕の涼やかさとともに、秋桜が可憐に揺れております。
お嬢様におかれましては、いかがお過ごしでございましょうか。
さて、秋といえば「読書の秋」。
不思議なもので、同じ本であっても開く時期やその折々の心情によって、心に残る一節や思い浮かぶ情景が大きく変わるものにございます。
また「食欲の秋」の楽しみとして、今月は旬の味覚をふんだんに取り入れた特別なお品をご用意いたしました。
本を片手に、贅沢なひとときをお過ごしいただければ幸いにございます。
季節の変わり目、夏の疲れが出やすい時節でもございます。
どうかご無理をなさらず、お体を大切にお過ごしくださいませ。
それでは、今月もお嬢様の健やかな笑顔にお目にかかれますことを、使用人一同、心より楽しみにお待ち申し上げております。
