長月

ご機嫌麗しゅうございます。

 

気づけば季節もすっかり秋めいてまいりましたね。

 

今月は和風月名で長月(ながづき)とも呼ぶのですがお嬢様はその名の由来をご存知でしょうか。

 

なんでも旧暦9月ともなれば、ずいぶん日の入りが早くなり、夜が長いと感じるようになりまして、そこから「夜長月」(よながづき)と呼ぶようになり、縮まって“長月”になったのだそうです。

 

夜が長くなると幼少の頃でしたら遊ぶ時間が短くなってしまうなぁと悲しくも感じておりましたが、

 

今では月夜を眺めながら想いを馳せたり、夢の中を楽しむ時間が増えて嬉しい気持ちがございましたりと、夜が長くなるのも悪くないなと、

 

そう感じるのは大人になった証拠でしょうか。

 

今宵はそんな想いに心を委ねながら、本日のナイトキャップティーをお淹れ致しましょうか。

 

温かなルイボスティーと共にちょっぴり、ほんの少しだけ夜更かししてお話しいたしましょう。

 

お付き合いいただければ嬉しゅうございます。

 

火野

旅日誌

お嬢様、ご機嫌麗しゅうございます。
宗方でございます。

秋と言えば行楽の季節でございますね。
まだまだ暑い日も続いておりますが、お元気にお過ごしでいらっしゃいますか?

行楽の季節などと申しつつ、私はいわゆるインドア派と呼ばれる人種でございまして、自ら外に出ることがあまりございません。

散歩でも良うございましたが、せっかくの機会。
少し足を延ばし、福岡の太宰府天満宮に行ってまいりました。

 

 

 

 

 

 

 

天気もよく景色の良く映える一日でございました。
太宰府天満宮には、有名な菅原道真公が祀られております。
学問の神様と呼ばれており、各所に奉納された牛の像「御神牛」の頭をなでることにより、知恵を授かることができるとのことでございます。計11か所に設置されているそうですが、どこも行列ができておりました。牛さんのお顔の愛らしさを考えれば納得でございますね。

 

 

 

 

 

また、太宰府名物の梅ヶ枝餅も頂いてまいりました。
強い日差しのなか観光した後の冷たい抹茶は身に染み入るようでございました。

ところでお嬢様は、太宰府に伝わる「飛梅」と呼ばれる梅の木をご存じでいらっしゃいますか?

 

 

 

 

 

 

 

この「飛梅」は元々、京都にて菅原道真公が愛した梅の木だといわれております。
道真公が京都から太宰府へ移る際、主人との別れを惜しんだ梅の木が、空を飛んで一晩のうちに太宰府へたどり着いたと言い伝えられているのだとか。

梅の木ではございますが、素晴らしい忠誠心でございます。
…私も見習って空を飛ぶ練習を致しましょう。

久々の旅行でございましたがなかなか良いものでございました。
お嬢様もお出かけされた際には、是非お土産話をお聞かせくださいませ。
お早いお戻りをお待ち申し上げております。

宗方

愛くださいませ

いかがお過ごしでございますか。桐島でございます。

秋になり過ごしやすい日々がやって参りました。

この季節は好きな季節なのですが、暑いから…寒いから…花粉が…と物事をやる前の言い訳ができないので意志力が試される季節でもございます。

思い返すとやらなきゃいけない事がサボりがちになるのは意外と秋だったりするなど感じます。

まぁいっかぁっとぐうたらになるのですがそんな時は心の中の超肩メロンジーニアスイケメンパーフェクトキリシマンが「ダサいなぁ…」っと視線を送ってくるのです。

それを感じると、古谷くんに冷笑されている時より腹が立つのでささっと日々の家事や勉強や筋トレを済ませます。

すると「貴様がNo. 1だ」と言わんばかりのドヤ顔スマイルを致します。嬉しいのですがまぁ腹が立ちます。

何年か前ぐらいからいつのまにか彼は住み着いており程よく自分を鼓舞してくるので割と鬱陶しかったのですが、感謝はしています。

最近はあまり出て来ず、なんだか寂しい気もいたします。

2月の執事歌劇団17回公演に参加させていただく事になりました。

またいっぱい出てきそうです。

前回よりも良いものを見せられればと存じますのでどうか見守っていて、そして期待していてくださいませ。

願わくばまた、壇上で拍手喝采というお嬢様からの愛を受けられれば幸いでございます。

それではまたお屋敷でお会い致しましょう。

ご機嫌麗しゅう、隈川でございます。
季節の過渡期、いかがお過ごしでしょうか。

このくらいの気候になってきますと暑さも落ち着き、これをきっかけに新しいことに挑戦する方も多いのではないでしょうか。

なにかを始めたばかりの時期というのはある種のボーナス期間のようなものでして、容易く一所懸命になることができます。

初期のモチベーションという燃料を燃やして大きな熱が生まれるのですね。

大変なのはその燃料が切れたあと。
次の熱の素を探さなくてはなりません。
そこで力尽き辞めてしまう、ということがどのような括りにおいても少なくないように存じます。

少しの燃料でも大きな熱を埋めるようになるにはある程度の年数が必要ですから「継続は力なり」という言葉も真実味を増します。

次の季節も貴方様の日々にみのりが多くありますことをお祈りしております。

隈川

秋の装い

ご機嫌麗しゅうございますお嬢様

綾瀬にございます。

9月に入り意外にも涼やかな日々が到来いたしましたね。なんて思って気温を調べてみると30°c……。それを涼やかと感じるのは我々の適応力の賜物か夏が暑すぎるだけなのか。いずれにせよ喜ばしい事でございますね。

しかし私この時期になって参りますと毎年同じ悩みに直面いたします。それは「どんな服を着るべきか」でございます。
「秋は短いと申しますがそれでも秋物をスタイリッシュに着こなしたい」「時間帯によって体感気温が変化する故にお洒落との両立が難しい」…………なんて高尚な悩みではございません。強いて言えば高尚な悩みでない事が悩みと申しましょうか、私根っからのパーカー族なのでございます。

楽、暖かい、上着がある前提となればパーカー以外の選択肢がございません。なんなら同じような色のパーカーを3着持っております。
しかし何か不自由がある訳でもございませんので変えねばならないと言う気が起きず毎年少しの引っ掛かりを感じつつ続いてしまうのでございます。

そういった意味では燕尾服を着られるこの役目は大変有り難くもございます。これに恥じぬように精進せねばなりませんね。

お嬢様はお気に入りの服などございますか?
ぜひお屋敷でお伺い出来ればと存じます。

秋の味覚

お嬢様、お坊ちゃま、
ご機嫌麗しゅうございます。
佐倉でございます。

本年は気温の変化が激しく、調節も中々に難しい日が多くございます。
今年の秋はどの様な月になるのでございましょうか。
お嬢様、お坊ちゃまのためにも、過ごしやすい日が続く事を心から願っております。
お風邪を召されませんように、十分にお気をつけくださいませ。

先日、秋の味覚を味わいたいと思い立ち、市場を眺めておりましたところ、
「秋刀魚」の文字がとびこんでまいりました。
名前に「秋」の文字が入ることからも分かる様に、秋の味覚の代表格でもございます「秋刀魚」。
私、幼い頃に小骨が刺さった経験から、小骨の多い魚が、少し苦手なのではございますが、秋刀魚のあの脂の乗った美味しさは、それを押してもついつい食べたくなってしまうものでございます。
七輪の上で、流れる脂と香ばしく焼き上がる香り。
想像しただけで少々お腹が空いてまいります。
と、ここまで考えながら、私は秋刀魚を美味しく調理する方法を持っていなかった事を思い出し、今回は泣く泣く断念いたしました。
お屋敷の一角で、秋刀魚を焼くのはやはりお叱りを受けてしまうのでしょうか……。

簡単に調べた程度ではございますが、秋刀魚にはどうやら、他の魚の様に、一字で表す漢字が無いとのことでございます。
古くは、「魚」へんに「祭」で「さんま」とも呼ばれていたようでございますが、中国では同じ文字で「このしろ」と呼ばれていたこともあり、今では「さんま」とは呼ばれなくなったとのことでございます。
どうやら、庶民の間では、「さんま」が市場に並ぶとお祭りになる程美味しいと言われていたそうで、
小耳に挟んだ話ではございますが、ある地域では、今でも秋刀魚が食べられるお祭りに、何人もの人が行列を作って買い求めるとか。
これは、是非当家の中庭でも、秋刀魚祭りを開催するのは如何でございましょうか。
と、このように提案したのではございますが、匂いや道具の問題もございまして、却下されてしまいました。
無念でございます。

秋になりまして、少しずつ肌寒い日も増えてくることかと存じます。
お身体の調子はしっかりとお整え頂きまして、また元気な姿を拝見できることを心よりお待ちしております。

古谷でございます

じめじめとした湿気もいつしか穏やかになり、暑い熱気に包まれていた夏が気がつけば遠い季節に感じられる頃合いになってまいりました。

秋の気配が静かに垣間見えております。

乾いた風が頬を撫で、夜空に浮かぶ月が
どこか朧げに美しく感じられる頃でございます。

季節が移ろう折には、知らず知らずのうちに
お身体にもご負担がかかりやすいもの。

お嬢様におかれましても、どうかご無理などなさらず、移りゆく季節のひとときを、ゆっくりとお楽しみくださいませ。

秋の夜長が、お嬢様にとりまして
心安らぐ穏やかな時間になりますように。