ダリアと紅茶と

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。

葉山でございます。

 

さて、ようやく散歩に出歩きたくなるような季節になった今日このごろ。

 

先日私の好きな花の一つ、ダリアを愛でに散歩に出かけました。

 

ダリアが好きな理由は大小さまざまな大きさや花色、そして色々な見た目の花の咲き方などその種類の多さにあります。どれも私を見て!と言わんばかりに自信満々に自らを主張し咲き誇っているそんな姿が本当に好きです。

 

しかしながらお恥ずかしいことにダリアについてあまり知識が無いことに気がつき調べました。

ダリアはキク科の多年草で日本名で天竺牡丹と言うそうです。
品種改良が重ねられ今では数え切れないほどの品種があるそうな。

咲き方だけでも10種類

一重咲き

アネモネ咲き

 

 

 

 

 

 

コラレット咲き

スイレン咲き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デコラティブ咲き

 

 

 

 

 

 

 

ボール咲き

 

 

 

 

 

 

 

ポンポン咲き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カクタス咲き

 

 

 

 

 

 

 

セミ・カクタス咲き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他(オーキット咲きやピオニー咲き等)
凄い、見た目が全く違うのにこれ皆ダリア。

ちなみに色は青以外のほとんどの花色があるそうです。

 

そんなダリアを心ゆくまで堪能し今年も元気に咲いた姿を見れたことに感謝して、来年はどんな姿を見せてくれるのか今から心躍らせるのでした。

 

さて話は変わりますがこのお屋敷に移り来て紅茶係を仰せつかることもあり、お嬢様に美味しく召し上がって頂けるように紅茶について学んで参りました。

つきましてはこの度ティーアドバイザーの資格を取得いたしました。

今以上に紅茶と向き合い学びを深め美味しい紅茶をお出しできるよう精進しようと存じております。

これからもお嬢様のために心をこめて紅茶をおいれします。

 

朝晩の寒暖差が10度もあるような日が続きそうです。
体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

cosmos

無限に続くかと思われた残暑も終え、気候もやっと落ち着いてまいりました。
読書の秋、芸術の秋を詰め込んで日々を過ごしております能見でございます。
お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

本年も無事、ボジョレー・ヌーヴォーが日本の港に届いたようでございます。
お嬢様、改めまして復習でございますが、「ボジョレー・ヌーヴォー」とは、
フランスきってのワインの銘醸地、ブルゴーニュ地方のボジョレー地区にて
生産されましたヌーヴォー、その年に造られました新酒のことでございます。

ワインラバーにとりまして秋の風物詩となりましたボジョレー・ヌーヴォー。
解禁日は例年、第三木曜日の午前0時、本年は11月21日(木)でございます。
当日は椿木とともに新酒をご用意いたしますので、ぜひご期待くださいませ。
ブルゴーニュの郷土料理「コック・オー・ヴァン」と合わせてペアリングも。

今年のブルゴーニュは気候としては、随分と厳しかったようでございますね。
春先は例年よりも寒冷な気候が長らく続き、霜が落ちる日もございましたが、
6月になると気温は上昇し、開花の面で無事順調に進んだようでございます。
気候面の影響から収穫量は例年よりも下回るという予想がなされております。

しかしながら厳しい年ほど、逆境に燃え生産者の腕がなるものでございます。
中々面白いもので不遇なビンテージほど、傑出したワインができあがります。
生産者が創意工夫を凝らして今年も偉大なワインが生産されることでしょう。
もうしばらくで、お屋敷にも新酒が届きます。非常に楽しみでございますね。

ボジョレー・ヌーヴォーの前に「山梨ヌーヴォー」のご用意もございました。
本年も山梨県笛吹市に構える、モンデ酒造様よりお取り寄せいたしました。
昨年とエチケットが異なり、更に可愛らしさに磨きがかかってございます。

年に一度のワインの祭典を、お嬢様もぜひご堪能くださいませ。

能見

基準

ご機嫌麗しゅう、お嬢様。
隈川でございます。

なにかを失敗するときの原因はだいたい慣れ、激情、執着。

人間に生まれたからにはこれらを完全に捨てることはできませんが、なるべく囚われ過ぎずにいたいものです。

ここ最近はなにかにムキになりそうなときや言いたくないことを言ってしまいそうなとき「数日後、その言動を他人に語れるか」を基準にするようにしております。

とはいえうまくいかないときはとことんうまくいかないので、そういうときは自分を励ますように美味しいものを食べるようにしております。

隈川

アントワネットデコレーション

お嬢様方、ご機嫌麗しゅうございます。

香川でございます。

立冬も過ぎてございますが、ちゃんとお布団も冬用のご用意をお済ませですか?
おやすみのあいだにお布団がどこかに…なんてことはございませんね?
大切なお身体を冷やされませんよう、十分な休息をおとりくださいませ。

さて、秋の味覚はお楽しみになられましたか?
先月は安納芋のチーズケーキをご用意いたしましたが、ほんのりあたたかいスイーツがおこころも満たしていたならうれしゅうございます。

今月は伊織とともにアントワネットのご用意を仰せつかりました。

ずいぶん久しぶりの試みでございますね。

実は香川は初めてこの任につかせていただきます。

コックコートに身を包むのは、新提案デコレーション以来でございましょうか。

ケーキも大好きですが、
個人的には、、

キッシュ,
もおすすめかもしれませんね。

並べられたケーキたちとワクワクをお届けいたしましょう!

お帰りをこころよりお待ちしております。

歩きスマホは止めましょう

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

最近、甥っ子の誕生や身内の怪我などがあり、ベビーカーや車椅子を押す機会がございました。
そういった補装具の類いを使ってみると気になるのが、世間のバリアフリー対応の遅れです。
歩道などのちょっとした段差、駅構内での乗り換えなど、地理的な不便さもございますが、一番気になるのが歩行者の歩きスマホなるものです。
前を全く見ずにこちらに向かってくるのですが、こちらは小回りが効かないため急な回避は困難ですし、減速すると後ろから来る方々の渋滞の元になります。
直前で気付かれ回避されても、舌打ちや睨みといった敵意を向けられ、メンタルが削られます。
歩きスマホもそうですが、歩道の真ん中での立ち止まりスマホ、横並びでの道ふさぎスマホ、終いにはベビーカー押しながらスマホなどなど、歩行者のスマホ使用による障壁に困らされることが圧倒的に多いと言えます。
特に最近はイヤホンをしながらの歩きスマホが多く、こちらの存在に全く気付かないことも……。
電車内でのベビーカー・車椅子スペースも、イヤホンスマホ使用者による占拠が目立ちます。

とあるドラマの登場人物もこう言っておりました。
「目的まであと一歩と言う時に足を引っ張るのは、敵ではなく必ず味方です」と。
目的地まであと一歩という時に道を塞ぐのは、階段などの段差やエレベーターの遠さではなく、理解あるはずの味方である歩行者なのかもしれません。
ドラマにちなみ歩きスマホ注意喚起ポスターも作っていただきたいものです。
キャッチコピーは「歩きスマホ、もうええでしょう!」。

夏と冬の間

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

つい先日まで夏日が続いたかと思うと、あっという間に冬の気配が忍び寄って参りました。

・・・たしか、夏と冬の間には“秋”という季節があったはずでございますが、気のせいだったのでしょうか?

 

あまりにも長く暑い夏のせいで、秋の影が薄くなってしまった感がでございます。
なにか寂しさを覚えてしまいますね。

あっ。
いま気づきました。
この寂しげな気持ちこそ、“秋”そのものではございませんか。

目を凝らしてみると、やはり季節の移ろいの印は、どこかに見つかるものなのでございますね。
これから、木枯らしなども吹き、だんだんと紅葉も色づいてくることでしょう。
これもまた、秋の風物でございます。

気の早い話ではございますが、わずか一月後には年の瀬も迫り、いろいろと慌ただしくなって参ります。
夏と冬の間は本当に短すぎますが、この十一月くらいは、お嬢様方ものんびりとお過ごしになって、小さな秋を愛でてくださいませ。

 

では、冬の足音ももうすぐそこに来ております。
お嬢様方にお寒い思いをさせぬよう、早いうちに、厚手のお召し物と、暖炉の準備をそろそろ始めましょうか。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

 

突然ですが、お嬢様は舞台の観劇をなさったご経験はございますか?

 

と、申しますのもつい先日までギフトショップにてご用意しておりました久保考案の焼き菓子である
「ロミオとジュリエット」
ウィリアム・シェイクスピアの有名な作品の1つでございますね

あちらの戯曲を自室を掃除している際に久々に見つけて拝読しておりましたが、

 

やはり名作と呼ぶに相応しい作品でございました。

 

結ばれない家柄である2人の悲しき物語ではございますが、

様々な演出家の方々の手によって沢山のオマージュ化された舞台が世に出回ってございます。

個人としては中でも演出家の蜷川幸雄氏が手がけた「ロミオとジュリエット」は初めて観た際に感銘を受けたのをいまだに覚えております。

 

美しい物語を 人と人とのおぞましい感情やどこか儚い表現、

 

芸術の秋とはよく言ったもので、私もまた、これを機に沢山の舞台を観劇したい欲が溢れてしまいました。

 

お嬢様も、またティーサロンにお帰りなされた際に今までどのような作品たちに巡り会えたのか、
是非ともお聞かせくださいませ。

 

火野