宝塚歌劇雪組公演「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」

お嬢様、奥様、旦那様、お坊ちゃま。

お元気にお過ごしのことと存じます。新コロナウイルスの為にお屋敷は休館させていただいています。一日も早く新コロナウイルスが収束し、皆様にお目に掛かれるのを楽しみにしています。藤堂でございます。

どこの劇場も公演中止でございましたが、宝塚雪組公演が千秋楽3月22日15時30分に上演されました。藤堂の入手した日は駄目で、千秋楽の映画ライブ中継のチケットも入手しましたが、こちらも中止され、とうとう観られないかと思っていましたところ、宝塚スカイステージで生中継されることになり、幸い宝塚スカイステージは契約しておりましたので、テレビの前でどかっと構えて観ることが出来ました。

小池修一郎さん脚本、演出の一本だての大作です。トップ男役の望海風斗が颯爽と舞台に現れた時は、正直胸が震えました。ファンの方はきっと同じ思いだったと思います。1981年に公開された、セルジオ・レオーネ監督によるギャング映画。主人公の少年期、青年期、初老期という3つの時間軸を交差させる構成、サスペンス要素もあり、多くのファンを生んだ傑作でした。その作品を、数多くのミュージカル作品を生み出した小池修一郎の脚本・演出で、世界で初のミュージカル作品に、望海風斗を中心として雪組で挑みました。

雪組のチームワークもとてもまとまりがあり、女性役トップの真彩希帆、彩風咲奈、彩凪翔、朝美絢も公演日が少なく残念だったと思いますが、望海風斗を助けて素敵に頑張っていました。千秋楽であり、3名の退団者も最後の挨拶で感無量だったと思える姿が印象的でした。カーテンコールでは、望海風斗が涙を浮かべての場面もあり、ファンの皆さんの心に温かい想いを残してくれたことと思います。望海風斗、真彩希帆が今秋退団予定でしたが、少し伸びるとのことで、また素敵な姿を見せてくれるのを期待しております。

今回の公演は香川執事と一緒に観る予定でしたが残念でした。
本日はこのあたりで。また、お屋敷でお会いできるのを楽しみにしています。
藤堂でした。

枯れない愛、らしいですね!

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。隈川でございます。

数ヶ月前、私の部屋にサボテンがやってきました。名前はエリオカクタスのエリオくん。

どうやら調べてみましたところサボテンは水やりの頻度が季節により異なるようで、春に差し掛かったこの頃では、ほんの少し彼(?)と向き合う機会が増えました。

よく、植物に話しかけると良い影響があるという話を耳にしますので、水をやりながら人と接するのと同じように話しかけるようにしております。

『花をつけようと焦らないでくださいね』

『美しい花は確かに素敵ですが、それが貴方の全てではありません。そのままの貴方も充分に素晴らしいのですよ』

『私たち人間も目に見える成功だけが人生の全てではありません。幸せの形は自分自身で選ぶものです』

『もしも貴方が萎れても枯れても、私は見捨てたりしません。最後まで側にいますから』

『…って、あ、デリカシーのない例え話でしたか。もちろん、そんなことにならないようにお世話も頑張ります!それにしてもこの窓辺、日当たりが今ひとつなんですよね。そういえば、貴方の花言葉ってー…』

エリオくん、私の一方的な話が長くてうんざりしてるんじゃないか心配になってきました。
「この人間、サボテンに話しかけ過ぎでしょ…人間の友達いないんだな」なんて思われているかもしれません。

花が咲いても咲かなくても良いので、健やかな気持ちで育ってくれたらと願うばかりでございます。

隈川

和菓子

陽の光もあたたかく、過ごしやすい季節になってまいりました。
風の中にひそむ青々しい薫りが、季節の移ろいを感じさせてくれます。
いかがお過ごしでしょうか。
伊織でございます。

和菓子が表現する季節感には、非常に心打たれるものがございます。
控えめながらも、自然の美を切り取って表現する職人の技をたたえながら、大切にいただきたいですね。
今時期でしたら、つつじや藤などが題材に採られるでしょうか。
身近に味わえるものでしたら、草餅や柏餅などもよろしゅうございます。
見た目の美しさで迫るか、素材の薫りで楽しませるか、あわせるお茶にも一工夫したくなるものですね。

5月

影山でございます。

5月になりました。

去年のこの頃は

わたくしの紅茶クッピーを作る為、
色々ブレンドしながら四苦八苦してた時期でございますね。

そんな事を思いながらクッピーブレンドを試してみました。

その中で少し変わった仕上がりになったのが、

『クッピー&フリグ』

味は、

プリンです。

何故かプリンです。

ご別宅で是非お試し下さいませ。

Redesign

吹く風も暖かさを増し、いよいよ初夏の到来を感じる季節となりました。

気が早いようですが、今年の夏に期待を寄せてしまう能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

どちらかと申しますとお屋敷に仕える時間が生活の中心でございましたが、

この一ヶ月は自室にて過ごすことが大半で、環境の変化に驚いております。

書類の整理をしたり、カボチャ型のランプを磨いたり、料理に勤しんだり。

ゆっくりとした時間の流れに身を任せることの楽しさを見出しておりました。

新しい趣味としてガーデニングでも、と思った矢先、ふと気付いたことが。

現在の自室の環境は、果たして最適解を示しているのか、ということです。

衣類の量、家具の位置、ランプの光度、枕の高さ、銀メッキのカトラリー。

お部屋の模様替えとは、考え出すとキリのない問題なのかもしれません。

結局、お掃除やメンテナンスをいたしまして一日を終えてしましました。

新しいものを導入し、新しい環境へと変化させるという前段階において、

思考する機会が巡ってきたことが、何よりの成果であったかと存じます。

わたくしにとってこの試行錯誤の経験はとても心躍る時間でございます。

楽しいことは日常に沢山溢れております。

これからも一緒に探して参りましょうね、お嬢様。

能見

皐月

初夏の風が清々しい今日この頃、お嬢様いかがお過ごしですか

乾でございます。

最近は自室でゆっくり過ごす時間がありましたので久しぶりに

折り紙を折ってみました。

大小色とりどりの薔薇でございます。

お嬢様のご健康を祈りながら一つ一つ折りました。

お元気な笑顔をまたお見せくださいませ。

お嬢様のお帰りをお待ちしております。