第十九回フットマンティーの魅力

梅雨の長雨や高まる湿度になかなか寝付けないそんな夜。

いかがお過ごしでしょうか?お嬢様、お坊ちゃま。

紅茶係の白川でございます。

今日はそんなお嬢様、お坊ちゃまに良い夢を見ることが出来る、そんな紅茶をご紹介したいと存じます。

それでは第十九回フットマンティーの幕開けでございます。

 

それはあなたにとってどんな紅茶でございますか?

??「それはお嬢様と同じく大切な紅茶でございます。」

お嬢様への想いに勝るとも劣らない気持ちを込めた紅茶とは?

本日は執事歌劇団メンバー、ティーサロンではファーストフットマンを務めます古谷の〝ゴシック〟の魅力に迫ります。

 

まず、ゴシックはアッサムとアイリッシュウイスキーフレーバーティーのブレンドティーでございます。

なぜこの組み合わせかと申しますとアッサムはミルクに合うように、アイリッシュウイスキーは自身が好きであるとともに他には無いものをとの事でございます。

そもそもアイリッシュウイスキーとは?

アイリッシュ=アイルランドで生まれ、一説には最も歴史の古いとされるウイスキーであり、様々なフルーツやキャラメルなど、お嬢様の大好きな香りがするスッキリとした口当たりの飲みやすいウイスキーでございます。
ゴシックはこのアイリッシュウイスキーの華やかな香りを、ダイレクトに感じていただける紅茶でございます。
おすすめの召し上がり方はホットのストレートでも十分にゴシックをお楽しみいただけますが、

古谷「特にミルクとの相性にこだわりました。」

と、言うとおりゴシックは、ホットでもアイスでもミルクと相性抜群でございます。

甘くして召し上がり下さいませ。

 

ゴシックの名前の由来は古谷が完成したそれを味わった時、

古谷「直感でゴシックを感じたのでございます。」

それはゴシック調であったりゴス的な文化を内包した全てだと言っておりました。

確かに濃い茶の水色や豊かで複雑な香りからはゴシックのおごそかな雰囲気を感じるかも知れません。

 

私「また、お嬢様におすすめのウイスキーなどございますか?」

古谷「アイリッシュウイスキーでは飲みやすい〝ジェムソン〟がおすすめでございます。」

ジェムソンはアイリッシュウイスキーを代表するウイスキーでございます。

古谷自身はハイボールでたしなむのが好きとの事。

ゴシックとジェムソンを飲み比べて楽しむのも一興かと存じます。

 

ここでお知らせでございます。

ギフトショップ及びマジクレープにてカヌレセット古谷が登場でございます。

カリカリに焼いた香ばしい生地の中にゴシックとアイリッシュウイスキーのクリームをたっぷり絞りました古谷こだわりと納得の一品でございます。

伝統の製法であるラム酒が香りますバニラとのセットでございます。

是非、伝統と古谷の新しい提案を召し上がりいただけますと幸いでございます。

 

最後になりますが古谷はこう申しておりました。

「ゴシックはお嬢様の健やかな眠りの為、ナイトキャップティーとして召し上がる事を意識いたしました。」

ナイトキャップティーとは眠りにつく前、一日の終わりに身体を温め、ゆっくり
お休みになるための紅茶。

もしかしたら古谷はお嬢様の夢の中に参りたいのかも知れませんね。

 

次回はどのフットマンティーにいたしましょう?

 

それでは次回まで、

ごきげんよう!お嬢様、お坊っちゃま。