宝塚歌劇「食聖」「エクレール・ブリアン」

星組、紅ゆずるさん・綺咲愛里さんコンビの最後の作品となりました。
上海の総合料理チェーンの看板シェフ「ホン・シンシン(紅)」が築き上げた全てを失い、真の料理人’食聖’として復活を果たすまでを華やかに描き出すアジアンクッキング・コメディーで、屋台を切り盛りする娘アイリーン(綺咲)との出会い・恋と楽しさ満載のミュージカルです。
レビューはエクレール・ブリアンでこちらはベテラン酒井澄夫作・演出です。
宇宙から舞い降りた青年が世界各地を舞台に歌い踊る姿を描いた美しくゴージャスな作品です。大階段そして舞台の中央で星組男役の颯爽たる、特に紅の美しく優しく、スマートな姿は二度と見られなくなりました。
柚希さんの元で3枚目的な演技で目立ち、関西弁は時に面白く和ませてくれました。
新人公演での「メイちゃんの執事」「風と共に去りぬ」「THE CCARLET PIMPERNEL」と、どれをとっても懐かしい作品ばかりです。
藤堂は劇場で見ましたが、もう一度見たいと思いまして千秋楽の舞台を同時中継する劇場に足を運びました。
初めての経験でしたが舞台と同じなので休憩も30分あり、サヨナラショー、お別れの挨拶も見られ、カーテンコールも何回もあり、紅さんとのお別れも満足できました。
次の世界でどのように活躍なさるのか非常に楽しみです。ご活躍を心より祈ります。

本日はこの辺りで失礼致します。

藤堂でした。