恐怖の季節

司馬でございます。
皆様、お健やかにお過ごしでございますか?

10月といえば、お待ちかねのハロウィン・シーズン。
闇の世界が力を増し、恐怖の眷族が平穏な暮らしを脅かす時季でございます。
お嬢さま方、くれぐれもお気をつけくださいませ。

さて、恐怖とはなんでしょうか?
以前、司馬が目にした文章にかような一節がございました。

“いない、いないと思って扉を開くと、そこに化け物がいる。―これは驚きであって、恐怖ではない。
いる、いると思って扉をあけると、やはりそこに化け物がいた。―これこそが本当の恐怖である。”

あくまで、一側面しか捉えていないかもしれませんが、とても納得できる表現だと感じたものでございます。

さて、いよいよ到来しましたこのシーズン、我々使用人達はお嬢さま方に“恐怖”を捧げるべきか、それとも“驚き”をご提供すべきでありましょうか?

えっ?
どちらもご遠慮なさりたいと?

・・・さようでございますか。
とはいえ、せっかく恐怖と驚きを思うさま堪能できる月でございます。
せめて、微笑ましい悪戯をご提供するくらいはご容赦くださいませ。

ほら、戸口の影に身を潜め、お嬢さまを驚かせようと待ち伏せる者が・・・。

では、今回はこの辺りで失礼いたします。