ふんわりと温かな日差しに当てられてお散歩に出かけました。
スケッチブックと色鉛筆とサンドイッチを鞄に詰めて向かった先は少しだけ遠くの公園です。
なかなか足を運ぶことがないそこは綺麗に整備されていて、どの瞬間を切り取っても絵になるものでございます。
なぜ急にピクニックのようなことを?と道中頭の中をよぎりましたが、そもそも私がしっかり予定を決めて行動することは稀であり日常です。
そうであればあとは楽しむだけだと気持ちを切り替えました。
時刻はちょうどお昼時であり、この時間に足を運んだことで、周りにあまり人気はなくゆったりとした空気が流れておりました。
手作りのサンドイッチを頬張りながらなんとなく筆を走らせます。
有意義な休日がどんな日なのかは私には分かりませんがピクニックに出かけ、スケッチブックにお絵描きをしたらそれは多分良い一日に違いありません。
久しぶりに使う色鉛筆。少し背伸びをした値段なだけに使い心地も色の乗り方も素敵で、満足いく仕上がりになったといえます。
いつか自信がついた時にはお嬢様、お坊ちゃまに描いた絵をご覧に入れたいと考えております。
それまでどうぞ温かい目で見守ってくださいませ。
10月
やっと秋らしい空模様になってきましたね。
お嬢様、お坊ちゃま、奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
山岡でございます。
9月が過ぎました。
8月末のサマーコンサートが終わり、
少し日常が帰ってくるかと思いきや、
9月9日の芸術サロン、15日と25日のワインデーと、
毎週何かしら普段のフットマンとしての給仕とは異なる新鮮な執務を仰せつかり、
気がつけば10月に入っておりました。
今月はハロウィンフェアが始まりましたね。
先日はゴスロリマーケットにてお仕えさせて頂き、
月初には歌劇団の、
月末にはお屋敷のハロウィンイベントもございます。
まだまだお嬢様方を飽きさせぬように
様々な催しと共にお屋敷の日常をお楽しみ頂ければと存じますので、お早いお戻りをお待ち申し上げております。
新たなお菓子のご案内でございます。
お嬢様、ご機嫌麗しゅうございます。
この度は、約1年ぶりにギフトショップにて焼き菓子を考案させていただきましたので、ご紹介させていただきます。
お名前は「オランジュダコワーズ」。
お名前の通り、オレンジリキュールとオレンジピールを使用してお作りした軽やかなダックワーズでございます。
こちらのお菓子は、以前出演させていただいたDVD「的場の山小屋特別編 ~熱血!! ヴァンドゥールパーティー編~」のトークコーナーにて、明石とお話しておりましたアイデアの一つでございました。
そもそもの考案に至る経緯でございますが、「紅芋ダコワーズ」というお菓子にございます。
私自身ダコワーズが好きだったという理由ももちろんございますが、昨年9月に初めて登場した紅芋ダコワーズが想像以上に美味しゅうございましたので、別の味にアレンジしてご用意できないかと考えたことが始まりでございました。
また、肝心のお味に関しては、ギフトショップでの経験が関係しております。
秋から冬にかけてのギフトショップでは、例年お写真やお菓子のアソートをご用意するフェアと呼ばれる催しがございました。
お菓子をご用命いただく機会も多くございましたが、その中でお嬢様方から時折頂いておりましたお声のひとつが「さっぱりしたお菓子ももっと欲しい」というものでございます。
私もお菓子の好みはさっぱりとしたものでございましたので、この度の「オランジュダコワーズ」はティーサロンでのお食事後にもお召し上がりいただきやすいよう、軽い食感と爽やかなお味をテーマにお作りいたしました。
ご別宅でのティータイムや、社会勉強終わりのささやかなご褒美にお役立てくださいませ。
それでは今月も、お早いお帰りをお待ち申し上げております。
宗方
「あれは、いいもの…」
つい先日夏服の期間が始まった…と思っておりましたが、口角を上げる見本とはこうとでも言いたげなかぼちゃたちがあちらこちらに出現しておるのを目にするにつけ、2026年も残り三ヶ月という現実と否応なく向き合わされております。
お嬢様におかれましてはいかがお過ごしでございましょうか。
香川でございます。
もうすでにトリックにかかっておるのではないか。。。
お菓子をあげる♡♡
…そんな甘言が箸にも棒にもかからぬ、というのは時の番人と対峙するまでもなく理解しておるつもりではございますが、せめて魔力の程度は加減してもらえないものかと願わずにはおれません。
その流れを止められぬというのならば、
その時その時の季節の恵みを少しでも多く味わって参ろうではございませんか。
…、
せんか??
大旦那様からは年に四回ご用意せよと仰せつかりしスワロウテイルオリジナル日本酒「川香」。
あれは、あまたの使用人とともに試飲を重ね、普段日本酒にはなじみのないという方にもお楽しみいただけるよぅな酒質をと開発に取り組んだお品でございます。
駆け出しの唎酒師の突拍子もないオーダーにも親身によりそってくださった武蔵野酒造様、あらためまして心より感謝申し上げます。
そういった面では、コロナの時期がこの縁をくれたのかもしれません。
人間万事塞翁が馬。
不思議なものでございます。
先日椎名執事と“ジュビリー”という執事歌劇団の曲で談笑する機会がございました。
香川という使用人がこちらでお仕えすることをお許しいただいた運命の曲でございます。
本当に人生は何が起こるかわかりません。
環さん、執事歌劇団の皆さん、ありがとうございます。
お嬢様におかれましても、いろいろなことがご自身の人生の中では起こるかと存じますが、
すべては何かしらの肥やしになっている、
振り返ってみればそのようなものかもしれません。
良くも悪くも時の流れの速さというものはございます。
もし現在、思い悩むことがあろうとも、
数年後まったく同じ状況であり続けるということは、果たしてありましょうか。
これまでのご自身の足跡を振り返ってみてくださいませね。
きっと何かしらの違いを生み出してこられたのではございませんでしょうか。
四季折々の味覚をお楽しみいただきつつ、
その時々のありようというものに全身をゆだねる瞬間があってもよいのではございませんか。
日ごろお菓子をお配りになっていらっしゃることが多かったとしても、ティーサロンでは童心にお帰りになっておねだりなさることを、寛大な大旦那様はお許しくださるでしょう。
そう、立派にご成長なさったお嬢様にならば。
トリックオアトリート
そのためのスイーツを…
うん?
なんですかその言ったわね香川というのは?
えっと、あのお嬢様?
レディというものh
…お、おじょうさま
ちょっと
秋の夜長を理由にこの時間から夜道をお散歩など
え??
立派に成長したからちゃんとわきまえていらっしゃる??
さ、さようでございまぁすよねぇ。
え、えーと、
おいしいお芋のアイスクリームなどご用意しておきますから、その分はちゃんとご考慮いただきお出かけくださいませ。
くれぐれも!
お早いお帰りをお待ちしております。
古谷でございます
夜が深まるほどに、季節ならではの美しさを静かに増してゆく秋のひととき。
日暮れも早まりましたのでお嬢様におかれましては、あまりお外で長居をなさらず、夜更かしもどうかほどほどに。
お屋敷ではハロウィンパーティーをはじめ、これからもさまざまな季節の催しをご用意してございます。
ティーサロンも季節に合わせ、趣のある装いへと姿を変えております。お嬢様をお迎えできますことを楽しみにしております。
飲む香水
宗近でございます。
健やかにお過ごしでいらっしゃいますか?
私は普段からお酒を嗜みますが、友人の多くもそれを知るせいか旅行土産にお酒をいただくことがございます。
先日ハンガリーへ旅行した友人から「パーリンカ」というお酒をいただきました。
アルコール度数が40%程度の蒸留酒なのですがこれが大変美味しゅうございました。
簡潔に申し上げれば果物を潰して発酵させそのまま蒸留したものでございます。
と申し上げますとお嬢様はコニャックやカルヴァドスのようなブランデーを思い浮かべられるかもしれませんが、大きな違いは砂糖やスパイスなどの添加物は一切加えず、樽熟成もなしという点でございます。
香りには非常に新鮮なフルーツ感がありながら、口に含めば甘さは一切なく、実に見事なすっきりとした立ち姿でございました。
ハンガリーでは「飲む香水」とも呼ばれるらしく、飲み終えた後のグラスの香りまで楽しめる逸品にございます。
長い年月を生きてまいりまして、それなりに酒歴を重ねてきたつもりでございましたが、世界にはまだまだ私の知らぬ味が眠っているものでございますね。
新しいことを知るというのは、いくつになっても胸が高鳴り、喜びに心が満たされるものだと改めて実感いたしました。
年齢を理由に学ぶ喜びを忘れてしまいそうになりますが、まだまだ色々なことに好奇心を抱いていなければと、背を正された心地でございます。
あまり日本では見かけることのないパーリンカでございますが、お酒を嗜まれるお嬢様はもしどこかでお見かけになりましたら是非試してみてくださいませ。
日誌
お嬢様、奥様、お坊ちゃま、旦那様、ご機嫌麗しゅうございます。久保でございます。
本日は、少しだけ嬉しいお知らせを2つ。
まずひとつは、10月の「ぷぢんケーキ」でございます!
ありがたいことに、今年もお屋敷でご用意いただけることとなりました。
3年連続3回目。
最初に考えた頃は、まさか3度も皆様の前に並ぶことになるとは思っておりませんでした。
けれど不思議なものでございますね。
お菓子には足がないはずなのに、季節になるとちゃんと帰ってくるのでございますから、、、
私自身も楽しみではございますが、「今年もございますか」とお声をかけていただくたびに、このぷぢんケーキはお屋敷の風物詩なのかな、と感じます。
遠い国で生まれたお菓子が、お屋敷で季節の便りのように迎えていただける。
考えてみればなかなか幸せなことでございます!
そしてもうひとつ。
11月5日には、八幡と共にカクテルをご用意することとなりました。
お世話になっている先輩とご一緒できることはもちろん嬉しいのですが、実のところ、今は楽しみと同じくらい「さて、どういたしましょうか」が頭の中を歩き回っております。
楽しみな予定ほど、少しだけ落ち着かなくなるものです。
遠足の前日や、読みたかった本を買った日の夜に少し似ておりますね。
良い一杯になるよう、あれこれと思案を重ねております!
10月にはぷぢんケーキを、、、
11月には特別な一杯を、、、
秋は実りの季節と申しますが、こうして楽しみが少しずつ増えていく様子もまた、実りのひとつなのかもしれません。
その実りを、皆様とご一緒できましたら幸いでございます。