日誌

お嬢様、奥様、お坊ちゃま、旦那様、ご機嫌麗しゅうございます。久保でございます。

本日は、少しだけ嬉しいお知らせを2つ。

まずひとつは、10月の「ぷぢんケーキ」でございます!

ありがたいことに、今年もお屋敷でご用意いただけることとなりました。
3年連続3回目。
最初に考えた頃は、まさか3度も皆様の前に並ぶことになるとは思っておりませんでした。

けれど不思議なものでございますね。

お菓子には足がないはずなのに、季節になるとちゃんと帰ってくるのでございますから、、、

私自身も楽しみではございますが、「今年もございますか」とお声をかけていただくたびに、このぷぢんケーキはお屋敷の風物詩なのかな、と感じます。

遠い国で生まれたお菓子が、お屋敷で季節の便りのように迎えていただける。

考えてみればなかなか幸せなことでございます!

そしてもうひとつ。

11月5日には、八幡と共にカクテルをご用意することとなりました。

お世話になっている先輩とご一緒できることはもちろん嬉しいのですが、実のところ、今は楽しみと同じくらい「さて、どういたしましょうか」が頭の中を歩き回っております。
楽しみな予定ほど、少しだけ落ち着かなくなるものです。
遠足の前日や、読みたかった本を買った日の夜に少し似ておりますね。

良い一杯になるよう、あれこれと思案を重ねております!
10月にはぷぢんケーキを、、、
11月には特別な一杯を、、、
秋は実りの季節と申しますが、こうして楽しみが少しずつ増えていく様子もまた、実りのひとつなのかもしれません。
その実りを、皆様とご一緒できましたら幸いでございます。

ミルクティー

影山でございます。

10月19日に椎名、影山でエクストラティーをご用意させていただきます。

今回は

『ミルクティー』

をテーマとして2種類お作りいたします。

1、『花のミルクティー』

アールグレイ、ラベンダーホール、
ローズシロップ

(制作中の為、レシピが変わる可能性がございます)

2、『ソルティーチーズキャラメルティ』

クッピー、キャラメルシロップ、クリームチーズ、生クリーム

(制作中の為、レシピが変わる可能性がございます)

以前お屋敷で『白青紅』という紅茶をお出ししたのですが、そちらをアレンジしたソルティチーズキャラメルティーでございます。

ミルクティーがお好きなお嬢様も、
普段ミルクティーを飲まないお嬢様も、この機会に是非お召し上がりくださませ。

お帰りをお待ちしております。

緑の恐怖

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

唐突でございますが、お嬢様方は“緑の色”と聞いて、どんなことを連想なさいますか?

おそらく“豊かな自然”や“平穏さ”といった好ましいイメージを連想された方が多いのではないかと存じます。
しかしながら、西洋的な価値観はどうやら異なるようでございます。

シェイクスピアの戯曲「オセロー」には、
「―嫉妬にご用心ください。あれは緑色の目をした怪物で、自ら生み出した獲物を食らって楽しむのです」
という台詞がありますが、緑とは西洋の人々にとって、このように不吉なイメージを与える色なのでございます。

そういった背景を踏まえ、古今東西の物語に目を向けますと、不吉さが緑のモチーフと結びついたキャラクターが数多く思い出されます。
たとえば・・・

「オズの魔法使い」の悪役、西の魔女の肌の色。
「眠れる森の美女」の魔女、マレフィセントが魔法で出現させる炎の色。

コミックの「スパイダーマン」に登場する悪役は、グリーン・ゴブリン。
同じくコミックの世界から、ブルース・バナー博士が内なる怒りを抑えきれない時に変身する、緑の巨人ハルク。
そういえば、「バットマン」の宿敵、ジョーカーは髪を緑に染めていました。

一方、子供たちをネバーランドに誘うピーター・パンや、シャーウッドの森に潜んで、悪の権力者に制裁を加える義賊のロビン・フッドも緑衣を身にまとっておりました。

どちらかといえば正義の側にいる存在が、不吉な色を着ているということ。
これも、彼らが大人や権力者にとって、平凡で退屈な日常を脅かす存在として暗示されているのではないか、そう考えると物語の味わいが一層深くなるような気がいたします。

 

さて、十月といえばハロウィンでございますね。
にぎやかな恐怖のシーズンでございます。
さすがにお屋敷を不穏な緑一色に染めるようなわけにはいきませんが、ティーサロンを使用人たち一同で飾りつけをするのは毎年の恒例でございます。
今年もお嬢様方の目を楽しませることができれば幸いでございます。

では、お嬢様方。
お屋敷の緑色のエリアには、どうぞご注意を。
ははは。もちろん、冗談でございます。
愉快で不吉な一か月をお過ごしくださいませ。

 

​悪戯とお菓子と、温かい紅茶を添えて

​ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。

室戸でございます。

​街を歩けば色鮮やかな南瓜や黒猫の飾りが目につき、秋の深まりとともにハロウィンの訪れを感じる頃となりました。

​さて、今年も当家のギフトショップにて「Halloween Fair 2026」を開催いたします。

私にとっては今回が初めての参加となりますが、今年のテーマは「吸血鬼」でございます。日頃とは一味異なる、スワロウテイルらしいゴシックな装いをお楽しみいただけましたら幸いに存じます。

​ハロウィンと申しますと、「トリック・オア・トリート」の掛け声が有名でございますね。

悪戯を仕掛けられてしまうのも些か困ってしまいますが……もしお嬢様がお求めになるのでしたら、私は喜んでとっておきの甘いお菓子をお捧げいたします。

​私共使用人の願いはただひとつ、お嬢様が毎日を心地よく、笑顔でお過ごしいただくことでございます。

今年のハロウィンもお嬢様にとって素晴らしい思い出となりますよう、真心こめてお仕えさせていただきます。

​肌寒い日が増えてまいりましたので、どうかお体には十分にお気をつけくださいませ。

お嬢様がいつでも羽を休められるよう、温かい紅茶を用意してお帰りをお待ちしております。

神無月

爽やかな秋晴れの待ち遠しい今日この頃、お嬢様いかがお過ごしでしょうか。
乾でございます。

晴れた日には少し夜空に浮かぶ月が綺麗な季節になりました。
お嬢様は「月が綺麗ですね」という言葉に秘められた意味をご存じでしょうか。

夏目漱石に関する逸話による愛の告白として有名な言葉でございます。

日本人の奥ゆかしさが感じられる愛の告白でございますのでおさらいいたしましょう。

明治時代、小説を執筆しながら英語の教師をしていた夏目漱石は、学生たちが”I LOVE YOU”を「我君を愛す」や「そなたを愛しく思う」などと訳していたのを「日本人はそんなはっきりと愛を伝える事はしないから”月が綺麗ですね”とでも訳しておきなさい」と教えたそうです。

文献などに確かな記録はないものの、このエピソードが広く知られることになり愛の告白としてロマンチックな意味を持つようになったと考えられております。

ちなみに答え方にも定番があるようで「あなたと見るから綺麗なのです」や「月はずっと綺麗でしたよ」など状況に応じて使い分けるようでございます。

また、何か面白いお話などあればご紹介いたしましょう。

では、お嬢様のお帰りをお待ちしております。

さて今は

ここ数年の話題のひとつに、秋の長さがございます。

数年前には秋が1週間しかなかった、なんて話も耳にいたしました。

果たして1/52年というわずかな期間を1/4の季節に数えてよいものなのでしょうか?

伊織でございます。

 

“暦の上では”という表現もよく耳にいたします。

旧暦との違いを表していることは重々承知ではあるものの、この言葉を耳にする機会が多くなるほど、今度は認識している季節と体感のズレの大きさを指摘されているように感じてしまいます。

 

 

ズレが大きくなればなるほど“暦の上では”という前置きは陳腐になり、いつか体感に合わせた新しい暦、季節が生まれるのではないかと思わざるを得ません。

ただの夏が初夏、仲夏、晩夏と三分割されて長くなるのか、それとも秋を失い、四季は三季に、やがては二季なってしまうのでしょうか。

 

 

いつか四季のあった日本が歴史書の中だけの存在にならないことを心から祈るばかりです。

秋の訪れ

椎名でございます。

少しずつ秋の気配を感じられるようになり、長く続いた夏の暑さも、ようやく和らぎを見せてまいりました。

お嬢様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、先日9月9日に開催いたしました「秋の芸術サロン」では、たくさんのお嬢様にお越しいただき、誠にありがとうございました。

 

今回の催しでは、歌や朗読をはじめ、かつて椎名と伊織でお送りしていた「燕たちのさえずり」というラジオ番組を、懐かしの復刻としてご用意したトークコーナーなど、前回の20周年パーティーとは趣向の異なる形でお届けいたしました。

 

さらに、後半にはお屋敷ならではの謎解きなどもご用意し、私共使用人も一緒になって楽しませていただくような、さまざまな趣向を盛り込んでみました。

 

私どもにとりましても、普段のティーサロンとはまた違った形で、皆様と同じ時間を過ごすことのできた、とても印象深い一日となりました。

 

それぞれの形で楽しんでくださっていらっしゃいましたら、これほど嬉しいことはございません。

 

またこのような機会をいただけました折には、また違った趣向を凝らし、お嬢様に楽しんでいただける催しをお届けできればと存じます。

その際には、ぜひまたお付き合いくださいませ。

 

 

さて、この日誌を綴っておりますと、10月ももう目前でございます。

 

少しずつ過ごしやすい気候となり、外へ出るのも心地よい季節となってまいりましたが、一方で、この時期になると流行り病の話も耳にするようになってまいります。

 

今年はインフルエンザの流行入りが例年よりもかなり早いようで、8月28日には厚生労働省から流行入りが発表されました。1999年以降では2番目に早い流行入りとのことでございます。

 

まだまだ暑さの名残もございますから、「インフルエンザ」と聞いても、なんだか季節外れのように感じてしまいますが、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもございます。

 

どうかお嬢様も、外出からお戻りになった際の手洗いや、うがい、十分な休養など、普段以上にお身体を気にかけてお過ごしくださいませ。

 

そして「食欲の秋」でもございます。

 

せっかくの実り豊かな季節でございますから、美味しいものをしっかりと召し上がって、これからやってくる冬に向けて、元気な身体を整えてまいりましょう。

 

……などと申し上げている私自身、最近は机にかじりついている時間が長くなっております。

 

資料を広げ、あれこれ考えておりますと、気が付けば一日が終わっていることもございまして。

これではいけないと思い、私も暇を見つけては、まずはウォーキングから始めてみようかと思っております。

 

猫町巡りも良いなぁ、などという欲求に駆られております。

 

秋の空気を感じながら歩けば、気分転換にもなりましょう。。

 

夏のお疲れが出やすい頃でもございますので、くれぐれもご無理はなさらず。

 

またティーサロンにて、元気なお顔を拝見できますことを、使用人一同、楽しみにお待ち申し上げております。