ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。
以前の日誌でバラを育てているとお伝えいたしましたが、この猛暑にも関わらずポツリと一輪咲いてくれました。

1日も欠かさずに水やりをしていた先に命の美しさがある。
これからも出来るだけ丁寧に育て、少しでも咲き続けられるよう適切な水やりを心がけていこうと思います。
それでは。
SWALLOWTAIL
ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。
以前の日誌でバラを育てているとお伝えいたしましたが、この猛暑にも関わらずポツリと一輪咲いてくれました。

1日も欠かさずに水やりをしていた先に命の美しさがある。
これからも出来るだけ丁寧に育て、少しでも咲き続けられるよう適切な水やりを心がけていこうと思います。
それでは。
人にものを伝えるとき、「そうではない状態」を言葉にするのは、なかなか難しいものだなと思います。
数学で言うところの「余事象」。
白地のティーカップを探すときは、たとえば “no pattern” や「絵無し」といった言葉で調べます。
もちろん検索のためには便利なのですが、そう表現した瞬間に、まるで絵柄があることを前提として、絵のないものが少し脇に置かれてしまうようにも感じられます。
けれど本来は、白地のキャンバスがあってこそ、絵柄も映えるものなのではないかと思うのです。
絵付けのない白い器が好きです。
形の美しさ、釉薬の質感、光の受け方。
装飾がないからこその静けさが好きです。

左から
ロイヤルコペンハーゲン:ホワイトフルーテッド フルレース
ジノリ:ベッキオホワイト
マイセン:波の戯れ ホワイト
多くを語りすぎないことにもまた、近しいものを感じるのです。
野崎
お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。
冴島でございます。
前回の日誌にて紹介した果樹達がついに収穫の時を迎えました。
まずはブルーベリーでございます。
私が育てているブルーベリーはまだまだ若木でございますので本来でしたら実は早めに摘んで株を大きくするのがセオリーでございます。
ですがどうしても実を収穫して食べてみたいという気持ちを抑えきれず数個の実を残しておりました。

味の感想としては甘みがありながらもすっきりとした後味を感じる冷凍とはまた一味違った味わいでございました。
ブルーベリーは紅葉するらしいので秋の変化も楽しみにしつつ来年は沢山の実をつけられるようお疲れ様の肥料をあげました。
そして続いてはパッションフルーツでございます。

熟すと蔓から実が勝手に落ちてまいります。
これを常温で5日ほど置いておくと追熟して表面に皺が出た頃が食べ頃でございます。
桃のように甘い香りが漂い始めたので冷蔵庫でよく冷やしてから割ってみると

中にはこのように色鮮やかなゼリー状の果肉が種と共に入っております。
種もそのまま食べられるそうでスプーンで果肉と共に掬って食べました。
普段いろいろなスイーツなどに使われているパッションフルーツでございますがこのようにフレッシュなものを加工なしで食べるのは初めての経験でございましたがその美味しさには非常に感動致しました。
しっかりとした甘味と程よい酸味、そして非常にフルーティーで華やかな香りはそのままでも十分に楽しめるクオリティでございました。
これをステーキのソースやカクテルなどにする日を夢見てこれからも大切に育てていく予定でございます。
また何か変化があれば日誌にご報告させてくださいませ。
この他にも聞いていただきたい我が家のおもしろ植物話が沢山ございます。
ティーサロンにお戻りの際にはそんなお話もできればと存じます。
では今月も熱中症対策を忘れぬよう栄養もしっかりとり、素敵な夏をお過ごしくださいませ。
冴島
休日のひととき、何気なく一本のドラマを見始めました。
舞台は、街角にひっそりと佇む一軒のバー。
そこでは、一杯のお酒がただ提供されるだけではありません。そのお酒にまつわる歴史や造り手の想い、そしてグラスを傾ける方々の人生までもが、静かに紡がれていきます。
激しい展開があるわけではなく、ましてや華やかな演出があるわけでもありません。
それなのに、気が付けば画面に映る一本一本のボトルから目が離せなくなっておりました。
……実に興味深い。
これまで私にとってお酒とは、美味しいかどうか、飲みやすいかどうか、そのような印象で終わることがほとんどでした。
もちろん、それだけでも十分に楽しめるものです。
ですが、そのドラマの中では、お酒は単なる飲み物ではありませんでした。
一本一本に物語があり、一本一本に個性がある。
その存在が、とても魅力的に映ったのです。
「こちらは、どのような香りがするのでしょう。」
「どのような余韻を残してくれるのでしょう。」
そんなことを考え始めると、不思議なもので、お酒を飲みたいという気持ちよりも、その一本を知りたいという気持ちが大きくなっていきます。
そう考えると、バーの酒棚というものは実に面白いものです。
整然と並ぶボトルは、どれも静かにそこに佇んでいるだけ。
けれど、その一本一本が「私を選んでみませんか」と語りかけているようにも思えてきます。
……困りました。
見れば見るほど気になるものが増えてしまいます。
ウイスキーも気になります。
ジンも気になります。
ラムやブランデーも気になります。
一本知れば、また一本気になる。
まるで本棚で読みたい本が次々と見つかるような感覚でしょうか。
これは嬉しい悩みです。
もっとも、一度にすべてを楽しめるわけではありません。
だからこそ、一杯を選ぶ時間が贅沢なのかもしれません。
「今日は、この一本にいたしましょう。」
そんなふうに選び、ゆっくりと香りを楽しみ、少しずつ味わう。
その時間そのものが、お酒の魅力なのだと感じました。
知識があるから楽しめるのではなく、興味を持つからこそ知りたくなる。
その順番で十分なのでしょう。
きっと、次にバーを訪れる機会があれば、これまでより長く酒棚を眺めてしまう気がいたします。
「あの一本は、どのようなお酒なのでしょう。」
「こちらは、どのような物語を持っているのでしょう。」
そのようなことを考えながら選ぶ一杯は、これまでとは違った味わいになるはずです。
休日に何気なく見始めた一本のドラマでしたが、私が惹かれたのは、お酒そのものというより、お酒と向き合う時間の豊かさだったのかもしれません。
たった一杯。
されど一杯。
その一杯のために流れる穏やかな時間もまた、お酒の味わいの一つなのでしょう。
さて、次にバーの扉を開く機会がございましたら、少しだけ勇気を出して、これまで手に取ったことのない一本をお願いしてみようと思います。
その一杯との出会いが、新たな楽しみへと繋がることを期待しながら。
お嬢様ご機嫌麗しゅうございます。
綾瀬にございます。
お嬢様は『タコス』を召し上がりますか。
まぁここで「ええ」と仰られてしまっては話が終わってしまいますので、しばしお付き合い下さいませ。
先日ふと思いつきでトルティーヤとサルサソースを購入致しまして、出来合いのお肉とレタスを挟んでいただいたところ大変美味しくございまして、それ以来凝っているのでございます。
辛味の違うサルサソースやワカモレソース、シンプルにライムを絞っただけの味付けなど色々なレパートリーで楽しめるが魅力でございまして、お野菜もたくさん摂取出来ます。
これは夏バテを感じていらっしゃるお嬢様にもピッタリかと愚考致します。
合いそうな食材を並べたタコスパーティー略してタコパは大変楽しゅうございます。
お嬢様も新しい文化に触れる機会にお試しいただくのはいかがでしょうか。
幸いにも『タコチューズデー』たる文化が欧米にはあるそうでございます。毎週火曜日にタコスを食べる習慣とされておりまして、初めはとあるチェーン店の施策から始まったそうでございます。
お屋敷のタコチューズデーが実現した時には招待状をお送り致しますのでぜひともお越しくださいませ。
ご機嫌よう、お嬢様。
隈川でございます。
すっかり暑くなり夏も本番です。
お稽古事やご趣味にご熱中なさるのもよろしゅうございますが、水分補給は欠かさぬようにお気をつけくださいませ。
ちなみに、本日は涼と水気をどちらも摂っていただけるよう、パティシエ特性のかき氷をおやつとしてご用意しております。
純氷の塊を削り、本物のフルーツを使用したコンフィチュールや自家製の練乳をかけて召し上がっていただけるようご準備を……え?
普通の屋台にあるようなカラフルなシロップがよい??
夏らしいから???
お、お嬢様!
せっかくご用意しましたのにそのようなことを仰ってはパティシエが悲しみますよ!それに、あのシロップは香りが違うだけでどれも同じ味だと聞いたことが……
あぁ……はい、かしこまりました。
そこまで仰るならば。
では、こちらの練乳やコンフィチュールは後ほどのティータイムにてスコーンとご一緒にお楽しみいただき、かき氷にはトラディショナルなシロップをおかけしましょう。
あ、練乳は今お使いになるのですね。
はい、ではそのようにいたしましょう。
ちょうど領地内で縁日がございますから、そちらでシロップを分けてもらうこといたしましょう。
……はい、かしこまりました。
ついでにたこ焼きも買ってくるのですね。いってまいります!
隈川
司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?
もはや聞き飽きられた言葉かとも存じますが、本当にお暑うございますね。
ぜひとも、水分補給と塩分補給は決してお忘れなきよう。
食欲もなくなってまいりますが、なによりも三度のお食事をしっかりとお取りくださいませ。
夏の盛りには冷たいものが嬉しゅうございますね。
かき氷、シャーベット、アイスクリーム。
井戸水で冷やした西瓜。
暑さには閉口いたしますが、涼風が流れる庭園の木陰で、こんな品々をお召し上がりになれば、夏が過ぎていくのも惜しまれることでございましょう。
さて、夏の暑さをやわらげ、涼しく過ごすための工夫や方法のことを消夏法(しょうかほう)と申します。
すだれや日傘で日光を遮る、夕方に打ち水をする、風鈴や扇風機を使うことなどが挙げられます。
怪談話などもよろしゅうございますね。
ちなみに、司馬が好む消夏法は、叩いた胡瓜にもろみ味噌をつけて、冷酒を一杯でございますが、あまりにも庶民的でして、これはお嬢様におすすめできるものではございませんね。
お嬢様方も、それぞれに良き消夏法を見つけて下さいませ。
では、いつでもご滞在いただけるように、湖畔に建てられた当家の別荘を整えて参ります。
お嬢様方。
決してご無理をせずに、この夏を乗り切ってくださいませ。