朝夕の空気もすっかり秋めいてまいりました。日中は過ごしやすい日もございますが、少しずつ肌寒さを感じることも増えてまいりましたね。
お嬢様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、先月19日には、私と影山でお届けいたしましたエクストラティー「コントラスト」をご提供いたしました。
今回は「個性的なミルクティー」をコンセプトに、趣の異なる二種類のお味をご用意いたしました。
それぞれの個性を楽しんでいただくとともに、二つを並べた際の味わいの対比も感じていただきたい。そんな思いを込めてお作りした一杯でございます。
まず一つ目は、花をテーマにしたミルクティー。
アールグレイをベースに、ラベンダーやバラの香りを重ね、華やかな印象に仕立てました。
実のところ、私自身、花の香りを取り入れたミルクティーにはあまり馴染みがなく、どのようにすれば紅茶やミルクと調和するのか、手探りでの試みでもございました。
香りの個性を生かしながらも、ミルクティーとしてのまとまりを損なわないこと。
そのバランスを探りながら試行錯誤し、最終的には納得のいく一杯に仕上げることができたように思います。
そして、もう一つがキャラメルをベースにしたミルクティーでございます。
こちらには、さらにチーズの風味を加え、「ソルティーチーズキャラメル」としてお届けいたしました。
ミルクティーの上には、ホイップ状に仕立てたチーズをトッピングしております。
実はこのチーズにつきましても、使用する種類の吟味からレシピの考案まで、自身の自室に手あれこれと試作を重ねた部分でございます。
もちろん最終的な仕上がりはパティシエにまとめていただき、ミルクティーとの調和も大変よいものとなりました。
花の香りを楽しむ華やかな一杯と、キャラメルの甘みにチーズの塩味が重なる、少し意外性のある一杯。
どちらも手前味噌ではございますが、自信を持ってお嬢様にお届けできたと感じております。
お召し上がりくださった皆様には、それぞれの個性をお楽しみいただけましたでしょうか。
さて、ミルクティーと申しましても、その組み合わせは実に奥深いものでございます。
茶葉の種類やミルクの風味はもちろん、香辛料や果実、キャラメルのような甘みを加えることで、驚くほど表情が変わります。
今回の「コントラスト」をきっかけに、少し変わったミルクティーにも興味を持っていただけましたら幸いです。
さて、季節は少しずつ秋から冬へと向かっております。
暖かな日が続いていた時期もございましたが、ここへきて気温も徐々に下がり、例年のこの時期らしい肌寒さを感じるようになってまいりました。
最近は例年の流行り病の話題も耳にするようになりました。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもございますので、皆様もどうぞご自愛くださいませ。
冬本番を迎える前に、暖かなお召し物や寝具などを整え、早めに冬支度を進めておくのもよろしいかと存じます。
かくいう私も、なかなかの寒がりでございます。
今年も早々に、冬用のインナーや上着を調達し、寒さを迎え撃つ準備を整えております。これで冬も万全、と言いたいところではございますが、いざ本格的な寒さが訪れましたら、またあれこれと対策を考えることになるのかもしれませんね。
これからお屋敷でも執事歌劇団でも、さまざまな催しが控えております。
お嬢様に楽しいひとときをお届けするためにも、まずは自分自身のコンディションをしっかりと整え、お務めに臨んでまいりたいと存じます。
お嬢様もどうぞ、暖かくしてお過ごしくださいませ。
またお屋敷にて、お嬢様のお元気なお顔を拝見できますことを、心より楽しみにお待ち申し上げております。
それでは。