11月

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

ハロウィンのさまざまな催しを終え、
今年も終わったような気持ちになっております。
がほうけているとあっという間に、
年末になってしまいそうですので、
気合いを入れ直したいところです。

とはいえリフレッシュはしたいところ。
何かいいものはあるかと考えております。

常日頃からしていることの
延長線上でないことが良い気はしておりまして、
頭に浮かびますのは博物館や美術館に赴くことです。
展示を拝見することは勿論ですが、
あの空間に漂う静謐な空気に浸るというのも、
非日常感があって良い気がいたします。

折角冬晴れで行楽日和ですし、
殻にこもらず過ごしてまいりたいと考えております。
皆様のおすすめなどもございましたら、
是非お教えくださいませ。

またティーサロンにてお戻りを、
心よりお待ちしております。

才木

それぞれの個性

朝夕の空気もすっかり秋めいてまいりました。日中は過ごしやすい日もございますが、少しずつ肌寒さを感じることも増えてまいりましたね。

 

お嬢様、いかがお過ごしでしょうか。

さて、先月19日には、私と影山でお届けいたしましたエクストラティー「コントラスト」をご提供いたしました。

 

今回は「個性的なミルクティー」をコンセプトに、趣の異なる二種類のお味をご用意いたしました。

 

それぞれの個性を楽しんでいただくとともに、二つを並べた際の味わいの対比も感じていただきたい。そんな思いを込めてお作りした一杯でございます。

 

まず一つ目は、花をテーマにしたミルクティー。

アールグレイをベースに、ラベンダーやバラの香りを重ね、華やかな印象に仕立てました。

実のところ、私自身、花の香りを取り入れたミルクティーにはあまり馴染みがなく、どのようにすれば紅茶やミルクと調和するのか、手探りでの試みでもございました。

 

香りの個性を生かしながらも、ミルクティーとしてのまとまりを損なわないこと。

そのバランスを探りながら試行錯誤し、最終的には納得のいく一杯に仕上げることができたように思います。

 

そして、もう一つがキャラメルをベースにしたミルクティーでございます。

こちらには、さらにチーズの風味を加え、「ソルティーチーズキャラメル」としてお届けいたしました。

ミルクティーの上には、ホイップ状に仕立てたチーズをトッピングしております。

実はこのチーズにつきましても、使用する種類の吟味からレシピの考案まで、自身の自室に手あれこれと試作を重ねた部分でございます。

もちろん最終的な仕上がりはパティシエにまとめていただき、ミルクティーとの調和も大変よいものとなりました。

 

花の香りを楽しむ華やかな一杯と、キャラメルの甘みにチーズの塩味が重なる、少し意外性のある一杯。

どちらも手前味噌ではございますが、自信を持ってお嬢様にお届けできたと感じております。

 

お召し上がりくださった皆様には、それぞれの個性をお楽しみいただけましたでしょうか。

 

さて、ミルクティーと申しましても、その組み合わせは実に奥深いものでございます。

茶葉の種類やミルクの風味はもちろん、香辛料や果実、キャラメルのような甘みを加えることで、驚くほど表情が変わります。

 

今回の「コントラスト」をきっかけに、少し変わったミルクティーにも興味を持っていただけましたら幸いです。

 

 

さて、季節は少しずつ秋から冬へと向かっております。

 

暖かな日が続いていた時期もございましたが、ここへきて気温も徐々に下がり、例年のこの時期らしい肌寒さを感じるようになってまいりました。

 

最近は例年の流行り病の話題も耳にするようになりました。

季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもございますので、皆様もどうぞご自愛くださいませ。

 

冬本番を迎える前に、暖かなお召し物や寝具などを整え、早めに冬支度を進めておくのもよろしいかと存じます。

 

かくいう私も、なかなかの寒がりでございます。

今年も早々に、冬用のインナーや上着を調達し、寒さを迎え撃つ準備を整えております。これで冬も万全、と言いたいところではございますが、いざ本格的な寒さが訪れましたら、またあれこれと対策を考えることになるのかもしれませんね。

 

これからお屋敷でも執事歌劇団でも、さまざまな催しが控えております。

 

お嬢様に楽しいひとときをお届けするためにも、まずは自分自身のコンディションをしっかりと整え、お務めに臨んでまいりたいと存じます。

 

お嬢様もどうぞ、暖かくしてお過ごしくださいませ。

 

またお屋敷にて、お嬢様のお元気なお顔を拝見できますことを、心より楽しみにお待ち申し上げております。

 

それでは。

 

お茶請け

お嬢様、ご機嫌麗しゅうございます。綾瀬にございます。

すっかり冬を感じる寒さでございます。最近は朝ティーサロンにやって参りまして暖炉で暖まるところから1日が始まります。なにぶん控えめな大きさの暖炉でございますから、毎朝おしくらまんじゅう状態でございます。
薪の消費量が増えます故、そろそろ冬恒例の薪割り大会が開催いたしましょうか。

さてそんな日々でございますがやはり寒くなって参りますと紅茶が美味しゅうございます。毎年この時期の日誌に似た文言を記している気もいたしますがまぁ良いでしょう。動かし難い真実でございますから。

そして今月の前半は私がお茶請け当番でございます。そうフットマンケーキの事でございますね。
今回はアメリカ発祥とされるキーライムパイをご用意させていただきました。ライムと練乳を使ったケーキなのですが爽やかな酸味がさっぱりと駆け抜けて参ります。
近くの喫茶店でいただきそれ以来マイブートなったお品なのでございます。

フルーティーな紅茶と合わせていただくのがおすすめでございます。眠り姫、アレキサンドライト、グリオージュ、チャールズ辺りが良いでしょう。

お嬢様のティーサロンでのひと時に花を添えることができましたら嬉しゅうございます。

おでかけ

お嬢様、ご機嫌麗しゅうございます。

 

お嬢様はどこかお出かけしてみたい場所はございますか?

 

普段のお勉強先や社交の場とは一味違う未知の世界、そんな場所に思いを馳せてしまうのはきっと私だけではないはず、、

 

ちなみに私は長年の夢の1つではございますが、いつかヴェネツィアへ行ってみとうございます。

 

水の都とも呼ばれる観光地の1ヶ所

 

ゴンドラで運河をユラユラと渡ったり、

 

サン・マルコ広場をお散歩したり、

 

沈む夕日を楽しんだ後に、バカロと呼ばれる社交の場で少々お酒を嗜んだりと、

 

夢は膨らむばかりでございます。

 

お嬢様が赴かれる際にはお傍においていただけないでしょうか。

 

勿論、身の回りのお世話も行わせていただきますが、

 

もしかするとフラッとお傍から離れてしまうやもしれません。

 

じょ、じょうだんですよ。

 

ほんとう、ですからね。

 

火野

霜月

秋も少しづつ深まってまいりました。
お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。

今月は、私お勧めのフットマンアイス「キャラメルナッツアイス」をご用意いたしました。

ミルクアイスにキャラメルソースと、細かく砕いてキャラメリゼしたアーモンドをおかけしました。
アイスの甘さとキャラメルナッツのハーモーニーを是非ご賞味くださいませ。

ご感想など聞かせてくだされば嬉しゅうございます。

では、お嬢様のお帰りをお待ちしております。

オータムナル

春摘み紅茶の取り上げられ方にくらべ、秋摘みの名がお嬢様の口にのぼる機会は多くないように感じます。

いかがお過ごしでしょうか。

伊織でございます。

 

ダージリンでは、春摘みを「ファーストフラッシュ」、初夏の夏摘みを「セカンドフラッシュ」、秋に摘まれるものを「オータムナル」と呼びます。

春と夏には「一番」「二番」とそれらしい序列が付いておりますのに、秋だけ季節名そのまま、三番手と、同じ尺度で呼んでもらえない時点で、すでに控えめな扱いと感じざるを得ません。

 

 

この秋摘み、オータムナルは10月から11月ごろに摘まれる茶葉がそれにあたり、早いものなら11月の末から12月の初頭には日本国内でも目にする機会が出てまいります。

 

 

春摘みは若葉のみずみずしさ、夏摘みは旬の香りの深さ、と特徴をひとことで表せる中、秋摘みは「まろやか」「落ち着いた」と、どこか角のない形容ばかりが並び、その流通量もあわせて、やはり控えめな存在に収まっております。

とはいえ、そのまろやかさこそが、ミルクを合わせるときや、冷え込む夕方の一杯目には頼もしいのではないか、というのがわたくしの勝手な想像でございます。

ダージリンはストレートで、というのが通説かもしれませんが、ミルクとともに召し上がるという、楽しみ方の幅が増えるのは利点のひとつではないでしょうか。

もちろん、茶葉の個性は年ごと、茶園ごと、さらにはロットごとにも異なりますから、秋摘みはこうだと言い切ることはできません。

 

 

紅茶を、ダージリンを好み、ご興味の幅が広がりましたら、ぜひともいぶし銀な魅力をもつオータムナルにもご挑戦くださいませ。

さて、お嬢様、本日はどんな紅茶をご用意いたしましょうか?

怖いほど 人気の歯医者 裏飯屋

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様、お坊ちゃま。
藤波でございます。
ようやく曇天も晴れ渡り、涼しい風が秋の訪れを予感させますが、いかがお過ごしでしょうか。

10月といえばハロウィン!
私が一年の中で一番好きな行事が訪れますね。
私は毎年、小さなお子様に手作りのお菓子を配って密かにハロウィンを満喫しております。

お子様から「トリック・オア・トリート」と言葉をしっかり頂戴してからお菓子を配るのですが、この言葉はどこからやってきたのでしょうか。

お屋敷の書庫を漁ってみたところ、それらしい伝承が見つかりました。

中世のイングランドやウェールズでは、貧しい人や子どもが家々を回って死者の魂のために祈りを捧げ、
その代わりにスパイスの効いた小さなケーキ(ソウルケーキ、十字の印が押されている)をもらって回る「souling」という風習があったそうです。
どうやらケーキを食べることで煉獄の魂を救うと信じられていたそうです。
歌も残っていて、「A soul cake, a soul cake, please good missus, a soul
cake…」(ソウルケーキを、ソウルケーキを、どうか親切な奥様…)といった歌詞で歌われていたそうです。

砕けた表現をするならば「死者の魂の安寧のためにお菓子をください」とも取れるでしょうか。

こうして文に書き起こしてみると、「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」のニュアンスにも近いように見えますね。

…こうしてお菓子の話をしているとお腹が減ってまいりましたので、今年はクリームたっぷりのカボチャタルトをお作りいたしました。

…申し訳ございません、気づいたときにはひとかけら分無くなっておりました。
探しても何処にも見当たりませんでした。
一体どちらへ…?私には皆目検討もつきません。

 

けぷ。

藤波