ご機嫌よう、お嬢様。
隈川でございます。
すっかり暑くなり夏も本番です。
お稽古事やご趣味にご熱中なさるのもよろしゅうございますが、水分補給は欠かさぬようにお気をつけくださいませ。
ちなみに、本日は涼と水気をどちらも摂っていただけるよう、パティシエ特性のかき氷をおやつとしてご用意しております。
純氷の塊を削り、本物のフルーツを使用したコンフィチュールや自家製の練乳をかけて召し上がっていただけるようご準備を……え?
普通の屋台にあるようなカラフルなシロップがよい??
夏らしいから???
お、お嬢様!
せっかくご用意しましたのにそのようなことを仰ってはパティシエが悲しみますよ!それに、あのシロップは香りが違うだけでどれも同じ味だと聞いたことが……
あぁ……はい、かしこまりました。
そこまで仰るならば。
では、こちらの練乳やコンフィチュールは後ほどのティータイムにてスコーンとご一緒にお楽しみいただき、かき氷にはトラディショナルなシロップをおかけしましょう。
あ、練乳は今お使いになるのですね。
はい、ではそのようにいたしましょう。
ちょうど領地内で縁日がございますから、そちらでシロップを分けてもらうこといたしましょう。
……はい、かしこまりました。
ついでにたこ焼きも買ってくるのですね。いってまいります!
隈川


