さくら・さくら

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

暖かな日々がやって参りました。待ち望んだ春の訪れでございます。
ぶあついコートの出番もようやく終わり、装いも軽やかになりまして、自然と気持ちも浮き立ってまいります。

春先のお楽しみの一つと言えば、やはりお花見でございましょう。
花風吹とは、世界でも最も美しい言葉の一つと言われております。
春の風に舞い上がる無数の花びらは、たしかに豪奢と可憐をかねそなえた季節の絶景。
桜の花は満開の時期も短く、特にソメイヨシノなどは、ほんの数日で花びらを散らしてしまいます。
その儚さゆえに、かえって人々は賑やかに肩を寄せ合いたくなるのかもしれません。

また、花より団子という言葉もございますね。
花の美しさよりも、食欲の方が勝るというのも愛すべき人の本能でございましょう。
桜の木の下に毛氈を広げて、重箱のお弁当をいただくのは、春を寿ぐにふさわしい祝宴でございます。
お嬢様方、お花見はお済みでいらっしゃいますか?
四月はなにかと環境も変わりやすく、なかなかにご多忙かとも存じます。
それでも、時折は庭園で咲き始めた花々を愛でるゆとりがあればよろしゅうございますね。

さて、今月の前半は司馬もお勧めのケーキをご用意いたしました。
王道のベイクドチーズケーキに桜のソースを添えております。
チーズケーキ自体は甘さを控えめな大人の味わいにして、桜の淡い香りを楽しめるようにお作りしました。
お花見の代わりと申し上げては僭越でございますが、春の喜びを感じられる一助になれば幸いでございます。
お目に留まりましたら、ぜひともお試しくださいませ。

 

デザートはプリンですよ

嘘か誠か、かの有名な文豪は『I love you』を『月が綺麗ですね』と訳したそうです。

 

何をしてなくても額にじんわりと汗が滲む夜。いつまで経ってもやってこない眠気に嫌気がさして、このままでは寝られないなと身を起こし、夜風に当たろうと戸を開けると「あら、奇遇ですね」隣から声が。

「暑くて眠れないので月を見ようと思っていたんです」

覗き込むその顔からよければ一緒にどうですか?と聞かれてる気がしたので「川辺まで行けば涼しいかもしれませんね」私の返す言葉に満足したようで、そのまま手を引かれ突然の深夜の散歩が始まった。

意気込んで歩んでみても目的地は目と鼻の先。この数分の間で会話という会話は特になく、並び立つ二人の周りには川のせせらぎと鈴虫の音が響いていた。

今日は月と星がよく見えるな、なんてありきたりな感想しか浮かばない。それに水辺にいるから羽虫が少し気になる。

「この様子だと明日は晴れそうですね」「そうですね」
声に釣られ見上げた空は雲ひとつない。問いかけるその顔は上を向いたままこちらに見向きもしない。

「洗濯物もすぐに乾きそうですね」「そうですね」
月に向かいニッと嬉しそうに目を細める。その横顔から目が離せない。

「月が綺麗ですね」

「……そう、ですね」
「あなたと見るからこそ、よけい綺麗に見えるのかしら?」
「そうだと嬉しいな」

 

なんて日頃の読書遍歴から来てるかもしれないなとありもしないことを考える午前一時。

やはりどうでもいいことを考えるには人気の少ない深夜の散歩が一番でございます。
お嬢様お坊ちゃまも何か悩みがあればたまには夜更かしもいいかもしれませんね。

妄想と共に私も自分だけの月並みの言葉を考えてみました。
それはーーー。

なじみの場所

健やかにお過ごしでいらっしゃいますか?
宗近でございます。

私はここ10年以上同じ店で調髪をお願いしております。
毎回予約をして伺うのですが、切っていただく席の前には数冊の雑誌を用意してくださいます。
先日の調髪の際に置かれていた雑誌の特集は
「50歳からのラーメン」
「カラダのゆがみ解消!」
「ひとりで生きる老後戦略」
などでございました。

もちろん私の興味を押さえた選択で嬉しいのですが、ふと「10年前にはファッション誌も一冊くらいあったような…」とそんな所で時の流れを感じてしまいました。

しかしそんな行き慣れた店の閉店が数カ月後に決まってしまったのです。
非常に残念ですが新しい店を探すこととなりました。
ところが私、この10年髪を切る時には、「伸びた分だけ」とか「いつも通りで」としかオーダーしたことがございません。

新しい店で調髪をお願いする際、うまく伝える方法をご存知のお嬢様がいらしたら是非教えてくださいませ。

グラデーション

寒さも緩み、よりアクティブになってくる頃合いでございましょうか。

今回は知識の獲得にスポットをあてて、カップについてのご紹介を致しましょう。

当家にございます、ロイヤルアルバートのオールド・カントリー・ローズおよびムーン・ライト・ローズには、他のカップとは変わった点がございます。

それは縁取り金彩。

金彩の多くは筆の一本線できっちりと引かれたものが多いのですが、

この2客は「金彩をスポンジで叩いて乗せた」風合いになっております。

このスティップル点描と呼ばれる技法により、ふんわりとした温かさとアンティーク感が味わえますね。

ティーサロンにてお手に取られた際にはぜひお確かめくださいませ。

さて、次回はどのカップをご紹介いたしましょう?

野崎

つくしんぼ 私はあなたの 尽くしん坊

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様、お坊ちゃま。
藤波でございます。
ようやく暖かくなり始め、沢山の花々が花開く時期がやってまいりましたがいかがお過ごしでしょうか?

さて、今月開催させていただきましたカクテルデー「グラスで浮かぶ童話」はお楽しみいただけましたでしょうか。
今回は「人魚姫」と「美女と野獣」をイメージしたカクテルをご用意させていただきましたが、後日能見と色々なプリンセスの童話モチーフのカクテル案が浮かんでまいりましたので、また機会を頂戴した際はぜひご賞味いただければ幸いでございます。

また、2月に能見とお作りしたカヌレでございますが、レシピを記載させていただきます。

材料 (カヌレ型約10〜12個分)

・使う器具
計量器

へら(鍋用、木でもゴムでもOK)
ボウル
泡立て器
漉し器
カヌレ型
オーブン

・カヌレ本体
牛乳500g
コアントロー20ml
(水30ml
(アルジャーノン茶葉20g
無塩バター40g
きび糖160g
卵2個
米粉 120g

型用
バター 適量
はちみつ 適量

・鍋に牛乳、水、アルジャーノン茶葉を入れ、温かくなってきたら無塩バターを入れる。
沸騰して泡がせり上がって来たら火を止め、コアントローを入れ、15分ほどおいて粗熱を取る(60度以下になるまで冷ます、冷ましすぎない程度に)

・ボウルに米粉、きび糖を入れしっかり混ぜ、卵2個を入れ混ぜる。

・鍋のものを漉し器で漉しながら合わせ、更に混ぜる。生地が熱すぎると卵が固まるので注意(ザラザラ感が気になったらボウルをもう一つ使って更に漉してもOK)

・オーブンを250度に予熱しておく。

・型全体にバター、型の縁にはちみつを塗る。

・生地を流し入れ、オーブンに入れて、240度20分、200度30分〜で様子を見つつ焼く。上側が焦げそうなときはアルミホイルをかぶせると良い

・よく焼けたらオーブンから出して完成!

少々長くなってしまいましたが、ぜひお試し下さいませ。

IROHA

ご機嫌麗しゅうございます。
米澤でございます。

少々肌寒い日が続いておりますが、
いかがお過ごしでございましょうか。

私は少々年末から食べすぎている節がございましたので、この1ヶ月弱でほぼ毎日筋力トレーニングを行い、お散歩と称して1時間以上毎日のように歩いております。
また食生活などもタンパク質やビタミンなどのことも考えて改善しております。

元々幼少期の頃から運動をずっとしていたこともあって、筋力トレーニングが習慣付いてからは心無しか体調も安定しているように感じます。

新年度に向けて改めて気を引き締めて、常に万全の状態でお嬢様、お坊ちゃまにお仕えさせていただければと存じます。

話は少々変わりますが、来月は先輩である荒木田と共にカクテル「IROHA」をご用意いたします。
春をイメージした淡い桜色のカクテルに、晴れた青空をイメージしたカクテルの2種類でございます。
春らしい素敵なカクテルに仕上がる予感がいたしますので、お時間に余裕がございましたらぜひお召し上がりくださいませ。

来年度は荒木田とのカクテルをきっかけに様々なことにも挑戦していく所存でございます。

それでは愉快かつ素敵な使用人たちと共にティーサロンにてお待ちしております。

米澤

やさしさに包まれたなら

いかがお過ごしでございますか。桐島でございます。

春になりました。暖かく優しい気持ちになる季節でございますね。

こちらの日誌をご覧になる頃には桜も綺麗に咲くころでございましょう。

今年のお花見の予定はお決まりでございますか、私は今のところございませんのでお屋敷の窓から一緒に拝見できればと存じます。

窓がない?

んー

それでは次のご帰宅までに掘っておきますね。

もしできなければ大旦那さまに怒られたと思ってくださいませ。

それではまたお屋敷でお会いいたしましょう。