お嬢様、お坊ちゃま、
ご機嫌麗しゅうございます。
佐倉でございます。
7月でございます。
当家裏山の木々も、青々とした葉を精一杯に広げてございます。
木陰は比較的涼しく、夏の暑さからの一時的な避暑地とされるのもよろしいかと。
東屋には冷たい紅茶をご用意してお待ちしております。
さて、先日、少々浮いた時間がございまして、
以前より伝え聞いてございました、大変素晴らしい先達のいる場所を訪ねてまいりました。
扉をくぐりますと、お出迎えがございました。
スタスタと歩く美しい姿に、少々見惚れつつ、
使用人としてお嬢様、お坊ちゃまをお迎えする立場である私がお出迎えを受けることに、少々不思議な気持ちを覚えます。
奥に進むと、使用人の先達が皆思い思いに過ごしてございました。
比較的眠っている使用人が多くございましたが、その姿を見るだけでも、どこか癒やされるような心地がございます。
他にも、私には難しい言語で語りかけてくださる使用人や、
(あの言語はどこかで学ぶことができるのでございましょうか)
軽やかな動きを披露してくださる使用人など、先達の素晴らしいお姿に思わず口角が上がってしまうものにございました。
左様でございます。
彼らは人間ではございません。
「猫」でございます。
猫、大変好みでございます。
時に気ままで、時に愛らしく、その魅力は言葉に表すことが難しいとすら思う程にございます。
以前より、一度、そのような場に伺ってみたいと思ってございましたが、機会に恵まれず、今回念願叶ったという思いにございます。
心地よい余韻を感じられる、大変素晴らしい場にございました。
浮いた時間がございましたら、是非再び伺いたい、
ええ、本当に、素晴らしい場でございました…。
大変失礼致しました。
使用人としてしっかりと気を引き締めなければなりませんね。
お嬢様、お坊ちゃまは、どんな動物がお好きでございますか?
是非理由や、まつわる出来事なども合わせて、お伺い出来れば大変嬉しく存じます。
暑さを強く感じる日も増えてございます。
水分補給、暑さ対策には十分にお気をつけ頂き、
ご自愛を頂ければと存じます。
また元気なお姿を拝見できることを心より願ってございます。




