コーヒーを淹れる際、お湯を右回りに注ぐのと左回りに注ぐのとでは味が違うという言説がありますが、違いを実感したことはありません。
伊織でございます。
地球は西から東へ左回りをしております。
もしこれが右回りだったらどうなっていたのでしょう。
左回りだからこそ生命が誕生したのかもしれませんが、あくまで左回りというのは北半球に住むわたくしたちが北を上にした地図を見て言っているだけで、南半球の方がお使いの地図をもとに考えれば右回りになります。
どちらの回転にせよ生命は生まれていたらしい、ということは聞きかじりました。
しかし、風や海流の流れが逆になるため、気候が反転していた可能性はあるというのもまた読み知りおもしろく感じています。
北が熱く、砂漠は緑になっていたのではないか、ということです。
太陽を回る惑星はみな同じ公転方向ですが、金星などは自転が右回りですし、天王星に関しては横倒しです。
右とか左とか、立てとか横とか、どれも重力の元で生きる人間に当てはめて定義しているだけです。
よくよく考えれば宇宙は無重力ですし、左右上下の区別もありません。
実際あれこれ逆に回してみたらどうなるかだなんて確かめようはありませんが、逆転の世界はきっと似て非なる環境になっており、そこにはパラレルワールドと呼ばれるような地球が存在していたのでしょう。
むずかしいことは分かりませんが、分からないこそ想像を膨らませる楽しさがあります。
答えを知りたい反面、知らないままずっと思惑にとらわれていたい気持ちもいたします。
今年も南半球、オーストラリアのシドニーにてお勤めを仰せつかりました。
逆転した冬の街から、また様子をご報告いたします。