日誌

ご機嫌麗しゅうございます。
小早川でございます。

早いもので2月となりました。今年の12分の1が終わり、さらには6分の1も終わろうかと考えると、時間はあっという間に過ぎるものだと感じます。

今年はトレーニングジムに行ってみたり、日常の細かいことを後回しにしないようにしてみようと考えております。
ぼんやりと考えている程度でございますが、思い描くことは現実になりやすい。そんな気がしております。
ゆっくりと目標を定め、ほんの少しずつでも目標を達成していこうと考えております。

さて、2月の初めの頃にはお屋敷の近くで雪が降ることがございましたが、最近では15℃前後の気温になることも増えてまいりました。

急激な寒暖差や建物内と屋外での温度差など、無意識のうちに身体が疲れてしまうことが多くございます。

私はどこでも快適に過ごせるよう、半袖のシャツの上にコートを羽織るようにしております。

これで「寒暖差対策も簡単さ」といったところでございますね。

……

……

ふふ……

……。

お嬢様方も体調を崩しませぬよう、どうぞご自愛くださいませ。
何やら急激に冷えてまいりましたのでカイロを持ってまいります。

小早川

おうちでエクストラティー

お嬢様、お坊っちゃま、ご機嫌いかがで御座いましょう、金澤でございます。
今回の日誌は少々長くなりますが(保存版)としまして、お時間ございます時にご覧いただければと存じます。

先日、当家のお茶のスペシャリスト隈川と一緒にエクストラティー「世界で一番愛しい貴女へ」伝統のロイヤルミルクティーをご用意させていただきました。ご賞味いただきましたお嬢様方、誠にありがとうございました。お気に入りいただけましたなら幸いです。また今回は様々な事情によりご賞味叶いませんでしたお嬢様方、今後も引き続き伝統ロイヤルミルクティーのご用意の機会を作って参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さてそんな「世界で一番愛しい貴女へ」をご別宅で簡単にお試しいただけるように作り方を記したいと思います。若干私なりの作り方も加わりますが、お味は今回のエクストラティーと同様に仕上がります。
ご別宅でお召し上がりいただくのに具合の良い1ポット(カップ2~3杯分)のレシピです。

用意する材料
・茶葉(アッサムctc 8~9g)
・お湯100cc
・牛乳200cc
・砂糖 お好みの量

では作ってみましょう!

カップに茶葉を入れます。アッサムctcですと8~9g、お屋敷では0.1g単位まできっちり計りますが、だいたいティースプーンで4杯です。

 

 

 

 

 

同時進行で手鍋等を使い牛乳を温めます。弱火で沸騰させないように注意して下さい。

牛乳の温まり具合を見計らいつつ、茶葉の入ったカップに沸き立てのお湯を100cc注ぎ、3分間蒸らします。あらかじめ100ccだとカップのどのくらいまでになるか水などで目安をチェックしておくと良いです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

3分経ちましたら温めた牛乳にカップのお茶を茶葉ごと投入します。軽くスプーンで2~3回かき混ぜ2分待ちます。ここで最初の1分間はごく弱火で温めます。1分したら火を止めます。
lHコンロも同様の熱加減でお願いします。

 

 

 

 

 

2分経ちましたら茶漉しを使いポットに移して出来上がり!

 

 

 

 

 

茶漉しはなるべく目の細かい物をご使用下さいませ、口当たりを滑らかにするためですが、無ければキッチンペーパーを代用出来ます。

 

 

 

 

 

お好みでお砂糖を加えて下さい、私はちょっと甘めが好みです。
さあ、いただきましょう!

難しい事は一切ございません、ぜひお試し下さいませ。
アッサムに限らず、ミルクティー向けの茶葉で色々試すのも楽しゅうございます。
お嬢様のオリジナルロイヤルミルクティーをぜひ!

ミルクティーを作ってお気に入りのカップでゆっくりいただく、その時間はお嬢様に素敵な癒しをもたらしてくれるでしょう。

『待ちぼうけのティーカップ』♪

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。
米澤でございます。

年が明けて抱負も考え今年一年も頑張るぞと思っておりましたが、いつの間にやらもう一月が終わってしまいました。

ふと改めて昨年を振り返ると趣味の一つである読書をあまりしておりませんでした。

学生の頃は部活動が休みの日には小説を買い、
その日の昼から読み始め気づいたら夜になっていたなんてことが多々ございました。
私は日常から離れ、文字の世界へ、非日常に没入することが好きでございました。

今ではやるべきことに追われ、忙しいと言う理由(言い訳)で好きなことを疎かにしている気が致します。

私は自分自身を大切にしなければ、
周りの大切な人たちを大切にすることはできないと考えております。
本年は自分の好きなものに触れ、たまには自分自身を労ることを忘れないようにしようと考えております。

お嬢様、お坊ちゃま、奥様、旦那様もお忙しい身かとは存じますが、時には立ち止まりご自身のことを大切になさってくださいませ。

流行り病も猛威をふるっている今日この頃でございますから、
しっかりとお食事を召し上がって、十分な睡眠を取って下さいませね。

またお元気な姿でティーサロンにてお会いできる日を楽しみにお待ちしております。

米澤

 

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

中島でございます。

いきなりですがお嬢様の好きな色は何色でございますか?

時々お屋敷でもお話いたしますが私は「紫色」が好きでございます。

物心ついたころには好きな色でしたが、どうして好きになったかはあまり覚えてございません。

そこで改めて調べてまいりましたが、紫色の最大の特徴は、情熱やエネルギーを象徴する「赤」と、冷静や繊細を象徴「青」という、全く逆の性質が混ざり合ってできている点です。

ほかにも洗練された品格や優雅さ、神秘性やミステリアスな魅力がございます。

調べていて気づいたことは紫色の持つ冷静さや優雅さなど、現在の私には足りない部分ばかりでございました。

もしかしたら自分の持ちえない性質に心惹かれているのかもしれませんね。

 

今回は「好きな色」でございましたが品物や人物など好きなものに対して何故好きなのかと突き詰めてみるとより愛情が生まれる気がいたします。

 

最後にティーサロンには今月2月の誕生石であるアメジスト(紫水晶)をモチーフにしたティーカップ「アメジスト」がございますのでよろしければお手に取ってみてくださいませ

 

 

 

 

 

では今月もお嬢様のお帰りをお待ちしてございます。

 

中島

あざらしのざらし

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様、お坊ちゃま。
藤波でございます。
先日は東京でも雪やみぞれがちらついてございましたが、いかがお過ごしでしょうか。

私は最近、水族館に訪れました。
そちらで目にしたのは、とても寒い環境でも何食わぬ表情で寛いでいらっしゃる動物の方々。

大変気持ちよさそうに眠っていらっしゃって、私は心がとても暖かくなりました。

やはり環境に適応する生き物の力は素晴らしゅうございますね。
私も、いつ如何なる状況であっても直ぐに適応する力を身に着けなければ…と気が引き締まりました。
感謝申し上げます、アザラシ…?さん。(動物の種類が記載されたパネルを見落としてしまいました…)

ティーサロンでも暖かい紅茶やお食事をご用意してお帰りをお待ち申し上げておりますので、凍えてしまった際は芯からゆっくりと暖まってくださいませ。

梅、寒苦を経て

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。

突然の寒波によってもたらされたお屋敷の雪景色。雪を見て無邪気に心躍らせる子供心もいつしか忘れ、ただただ寒いその状況に大きく白いため息を吐きザクザクと雪を踏みしめながら給仕終わりの夜道を歩き帰路についたのでした。
見慣れたはずのいつもの景観も雪が舞っているだけで別世界の見知らぬ景色のように思えて非日常を感じ少しばかり得をした気分になった節分も過ぎた2月のはじめ。

半ば頃になると温かく感じられる日も増えたものの寒暖差や気圧、着るものに悩まされるのでした。そして聞き及ぶところによると例年よりいくらか早い花粉飛来の知らせからお嬢様を案じ憂慮せずにはいられないのでした。

とはいえ春の足音が聞こえ始めたのも喜ばしき事実。
百花の魁たる梅の花の知らせを耳にすることも増え、それなら満開といかずとも愛でに行かねばと近くの庭園に足を運んだのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこか和の静けさを感じるその佇まいは花は小さく可憐で控えめで上品。
寒空の中漂う香りは甘く優しく心地がよい。
どんな気候でも同じ時期に咲く安心感と厳しい寒さの中でも蕾が開く強さに私も頑張らねばと明日への活力を頂きました。

 

満開の頃には使用人を誘いピクニックにでも行きたいなと思うのでした。

そうそう「燕たちの井戸端会議」にゲストで出させて頂いた折、私の好きな花について少々お話させて頂いております。もしよろしければご覧くださいませ。

葉山

日誌

八幡でございます。

改めて考えてみますと、少々不思議な話でございます。
私はジェームズ・ボンドの映画を一本も拝見したことがなく、登場人物についても、物語の流れについても、ほとんど存じ上げておりません。

知っているのは、ただ一つ。
あまりにも有名な、あの台詞だけ。

「ウォッカマティーニを。シェイクで。ステアではなく」

それだけが、長いこと頭の片隅に残っておりました。
どこで耳にしたのかも定かではなく、誰かが真似をして言っていたのかもしれません。
それでも、その言葉には妙な重みがあり、時折ふと思い出しては、「一体どんな気持ちで、この酒を頼んでいるのだろうか」と考えることがございました。

そんなことを思い出したとある夜でございます。

執務を終え、まっすぐ帰るには少々気持ちが騒がしく、かといって誰かと会うほどでもない。
……ええ、こういう時は、静かな場所がよろしいのです。

見慣れたバーの扉を開ける。
店内は落ち着いた照明に包まれ、客も多くはございません。
この空気であれば、背伸びをしても咎められない。
そう感じ、私はカウンターへ向かいました。

腰を下ろし、姿勢を整える。
さて、注文を……と考えた瞬間、心の中で小さな声がいたします。

――本当に、あれを頼むのか。
――映画も観ていないのに。
――台詞だけ知っていて、格好がつくのか。

……もっともでございます。
ですが同時に、こうも思うのです。

――知らないからこそ、確かめてみてもよいのではないか。
――憧れとは、必ずしも理解から始まるものではないのではないか。

そう考え、私は静かに口を開きました。

「マティーニをお願いいたします。
シェイクで。ステアではなく」

……言葉は、思った以上に自然に出てまいりました。
胸の内で、少しだけ安堵。
背伸びではありますが、無理はしていない。
そんな感覚でございます。

シェイカーの音が、店内に響き始めます。
氷がぶつかる乾いた音。
ああ、この音もまた、映画を知らぬ私にとっては、想像の中の世界そのもの。
断片だけを集めた憧れというのも、悪くないものです。

グラスが差し出されました。
手に取ると、しっかりと冷えております。
指先に伝わる冷たさに、自然と意識が集中する。

まずは香り。
そして、一口。

……なるほど。
これは、分かりやすい酒でございます。
甘さに頼らず、迎合もしない。
「これが私だ」と、最初から告げてくる。

正直に申しますと、少し身構えました。
しかし、不快ではございません。
むしろ、こちらの姿勢を正してくるような感覚。

――ああ、なるほど。
――格好をつけるための酒ではないのだな。

そう思いながら、二口目。

……印象が変わります。
先ほどよりも、口当たりが穏やか。
強さは変わらないのに、距離が縮まったように感じられます。

――知らなくても、受け入れてくれる。
――だが、軽く扱うことは許さない。

そんな酒でございます。

周囲の会話が遠のき、意識はグラスに向かう。
今この時間、誰かと言葉を交わす必要はございません。
頭の中では、独り言が静かに続いております。

――映画を観ていなくても、よろしいのか。
――背景を知らずとも、味わう資格はあるのか。

……ええ、今なら分かります。
憧れとは、完全な理解を必要としないもの。
ほんの一言、一場面、それだけで十分な場合もあるのです。

グラスを見つめ、心の中でそっと言葉を置きました。

「物語は存じ上げませんが、この一杯に惹かれた理由は、確かにございました」

飲み終える頃には、気持ちが静かに整っておりました。
高揚ではなく、納得。
背伸びをしたはずなのに、不思議と足元は安定しております。

会計を済ませ、店を出る。
二月の夜風が、思考を現実へ戻します。

映画を観るかどうかは、まだ分かりません。
観てもよいですし、観なくても構わない。
今夜はただ、ひとつの台詞に導かれ、その味を確かめただけ。

それで十分。
静かで、少しだけ誇らしい夜でございました。