ファースト

椎名でございます。

さあ、10月に入りまして、いよいよ秋の到来でございましょうか。
食欲の秋とよく申しますが、本当に何を食べるにも美味しく感じる季節でございます。
美味しい食材が多いのもそうでしょうが、夏の暑さを抜け、気候的にも過ごしやすくなったことや夏場に消耗した体力を取り戻さんとする体の意思も関係しているのでございましょうか。
とにかく何を食べるにも美味しいのは良いですが、食べ過ぎには注意をしたいところでございます。

さてそんな中、先日夕食を久しぶりに外でいただこうと街を歩いておりましたところ、面白い趣旨のお店を発見いたしました。
焼肉をいただくお店だったのですが、細長く決して広いとは言えないスペースに所狭しと並べられた1名席とロースターたちに、それぞれ備えられたタブレット端末。
そう、この端末で注文をし、サッと食べて退店するというファーストフード感覚の焼肉屋でした。
回転率が高いためか、ランチほどの金額で利用することができるのです。

1名利用が前提のためか、多人数席はなく唯一二名テーブルが1、2席あるだけ。
よくある焼肉屋さんの賑やかな雰囲気はなく、それぞれお客さんが思い思い食事をしていました。

最近ではこんなカテゴリーにまでファーストフード化が進んでいるのかという衝撃と共に、システマチックに構築された店舗作りに少々興味を抱き利用したのですが、味も悪くなくお客さんが多く入っていたのにも納得でございます。

日々いろいろなことにチャレンジしているお店や、企業を拝見いたしますとパワーと申しましょうか、元気をいただいた気分になります。
アイデアを絞り、素敵なものを生み出す。
そんな努力が我々の社会を作っているのですね。

最近よく耳にするクラウドファンディングなどもそうですね。
その手のサイトを覗いてみますと、市販では出せないような尖ったコンセプトの製品がたくさん立ち上げられておりますので、見ているだけでも飽きません。
身近にある不便を解消する品を発見してしまいますと、衝動的に支援したくなるのですが、その想いをぐっと堪えつつ…
本日はこの辺りで締めたいと思います。

それでは。