カクテルサロン

古谷でございます。

気がつけば11月でございます。先月のハロウィンカクテルサロンからあっという間でございますね。お嬢様。先日はお越し頂きありがとうございます。

今回のカクテルでございますが、私自身が思っていた以上の感想を頂きました。結果発表の時もそうでございましたが正直な所、驚きと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

実は今回の私、当日まで相当な苦戦を強いられておりました。

7月のカクテルサロンにおいて初めてお披露目致しました私のオリジナルカクテル。こちらを越える一杯を目指しましたが、なかなか考えがまとまらず、完成したのが当日の5日前でございました。

その前に一度苦し紛れで完成したものもございました。しかしながら、私の練習したカクテルを試飲し、いつも感想を頂いております吾妻さんから、

「残念だよ古谷。勝てないよ。」

という厳しい一言も頂きました。

私自身も本心から納得のいくものではなかったので、今思えば吾妻さんのあの一言のおかげで自分を奮いたたせる事ができ、今回も自分が納得できる一杯をお嬢様にご用意する事ができました。

「美味しい一杯を作りあげる」

決して簡単ではなく、とてもとても難しい業でございます。
その事を忘れてはいけないと存じますし、忘れない上でいかにして精進を続けるか?

召し上がって頂ける方がいるという感謝の気持ちがやはり大切でございますね。技術や知識等よりももっともっと大切な事でございます。改めて気づく事ができました。それもやはり他でもないお嬢様のおかげでございます。

これからもこの気持ちを忘れず、お嬢様に少しでもお返しが出来るようお給仕に努めて参ります。

優勝は叶いませんでしたが、次回こそは!
引き続きカクテルも励んで参りますのでよろしくお願い致します。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

古谷