梅酒のその後

 さて、以前仕込んだ梅酒のお話を。
今年の6月から7月に掛けてブランデーベースと日本酒ベースの2種の梅酒を仕込みました。
梅は梅干などでも使用される『南高梅』、これはとても香りの良い仕上がりになるのが特徴の梅です。
甘みは一般的な方法として用いられる氷砂糖を使用しました。少し氷砂糖もこだわってみました。
詳しくはその時分の日誌を参照していただけると幸いです。

そんな梅酒も仕込みからおよそ6ヶ月経ち、すっかりと角が取れ、まろやかになっていました!

実は一時期、不安になる出来事がありまして・・・
と言うのも、マメに様子を見ては丁寧にまぜ、香りを確認していたのですが、ある時ぱたりと香りがしなくなってしまったのです。
ほんのりと梅らしき香りがする程度・・・・
「中身をあけて確認するのがいけないのかも・・・」
と思い、それきり香りを確認することは無かったのですが、先日そろそろ時期だろうと、香りを確認すると・・・

戻っていました!香り!!

と言うことで、田辺執事と約束をし、お互いの作品を飲み比べることに致しました。

ところが、当日田辺執事が自分の梅酒を忘れてしまいまして、私の梅酒だけを飲むことに・・・

私もちゃんと飲むのは以前の「つまみ食い」ならぬつまみ飲み以来だったのですが、ブランデー梅酒はトロリと芳醇に。
日本酒梅酒は糖分を少なめにした所為かサッパリと辛口に仕上がっていました。

順位をつけるとすると、
甘党の所為か、どうしてもブランデー梅酒に軍配が上がってしまいますが、どちらも初めての挑戦にしては優秀な出来だと思います。

 次回は田辺執事の梅酒を飲まなくては。そうですね?田辺執事?

これからますます寒くなりますから、酔ってしまわない程度に、楽しんで行きたいと思います。