古谷でございます

雪待の月。





独でいるのがあまりにも肌寒くおもえてしまう。







心ともども冷え込んでしまったとしても







さえざえと沁み渡るこの風情に趣深く身を委ねたならば







空から舞い降りた音のなきその贈り物が貴女のもとへ届くかもしれません。







たとえ何処にいようとも。







願わくばどうか声なきその声に耳を傾けてください。






「天使の溜息」という言葉をご存知でございますか?





「Champagne」は古きにおいてから脈々と伝統が伝わるその地でのみ、その名称をうたう事を許される由緒正しきスパークリングワインでございます。







シャンパンを抜栓し、グラスにその泡立ちを注ぐ時、シルクの様に滑らかで、そしてささやかに響いてみせる心地良いその音色。フランスではそれが「天使の溜息」と呼ばれるそうでございます。







独でいるのがあまりにも肌寒くおもえてしまう。








今宵がそんな夜だとしても、だとしたなら







このグラスを一度飲み干してみて頂きたい。







優しくてそして華やかに舞い上がるその泡立ちの、そのささやかな音色を聴くことができたなら








これ以上ないささやかな幸福が貴女を待ってるかもしれません。






気がつけば年の瀬も近づいております。







とびきり贅沢な葡萄酒を傾けてみせる、貴女のそんな姿に思い馳せる今夜でございました。






古谷
Filed under: 古谷 — 23:30

冬の訪れ

司馬でございます。
皆様、お健やかにお過ごしでございますか?


冷たい風が日増しに強くなり、クロークにお預りするお召物も増えてまいりました。
ここ数年は、汗ばむ季節が終わったかと思うと、冬がいきなりやってきて、まるで秋がなくなってしまったようでございます。
四季の変化に風情を感じる時間が乏しくなり、若干の寂しさを感じます。
あ、この感覚こそが、秋の残り香なのかもしれませんね。


近頃は夜もふけて空を見上げると、オリオン座を目にすることも多くなってまいりました。
月明かりも、冴え冴えと夜の闇を照らしております。
風の匂い、木々の色合い、星々の移ろい。
寒さや温かさばかり気をとられがちでございますが、やはり四季の変化は訪れていて、私たちに恩恵や楽しみを与えてくれているようです。

とはいえ、冬の木枯らしはやはり辛いものでございます。
お嬢さま方、おしゃれにばかり気をとられますと、ついつい薄着になりがちとなってしまいます。
どうぞやせ我慢などはなさらずに、ぬくぬくと温かなお召物でお出かけくださいませ。


では、今回はこれで失礼いたします。
Filed under: 司馬 — 22:50

1年

どんどん寒くなってまいりましたね。
体調を崩さないようお気をつけくださいませ。
そろそろ炬燵を登場させてもいいのではないかと考えている、平山でございます。


1年というのは過ぎてしまうとあっという間でございますね。
私がティーサロンにて給仕を許されてから、1年が経過いたしました。
振り返ると色々な事があったような、何も無かったような気が致します。
人の記憶というのは様々でございますので、物事を正確に伝える、認識するというのは難しい事です。

自分にとっては、何気ないことでも他人にとって大きな意味を持つこともございます。
人の数だけ見方、捉え方、感じ方ございます、その中で感性の合う合わないあると存じます。
同じものを見ても同じ感想を抱くとは限らない、見えている世界が違うのでございますね。


今年ももう少しで終わってしまいますので
やり残しの無いように致しましょう。



平山
Filed under: 平山 — 12:34

11月

八幡でございます。
つい先日ギフトショップにいる最中に眼鏡が壊れている事を指摘された八幡はせっかくでございますのでコンタクトに挑戦致しました。






結果世界が変わりました!!!!!!






素晴らしゅうございますね。
もう八幡に眼鏡は必要ございませんので捨てることにするかそれとも念の為に取っておくか悩みどころでございますね。







あ、八幡閃きました!!!!!
来年の目標は眼鏡を捨てるか取っておくか決める!!!!!




これに致しましょう。





そしてこちらはコンタクトに変えた事に比べると全くもって大したことではございませんので手短かに報告致しますが来月で給仕を始めて2年でございます。
では失礼いたします。


Filed under: 八幡 — 11:00

ドッグランとハンドパン

敬愛せしお嬢様へ

時任でございます。
急に冷え込む日々が続いております。外套のご用意はお済みでございましょうか?
とは言え、まだ晴れた日のお昼はお散歩向けの暖かさを残しておりました。
冬の景色も悪くはありませんが、暖かなうちに一枚描こうと思い立ち、近くの公園へと出向いて参りました。


紅葉の兆しはあるものの、まだまだ色付いてはおらず、緑が優しい色彩のグラデーションを描いておりました。
散歩路には犬のお散歩をなさっている方も多く、広い公園を探検して何かを見つけては、一目散に主人の元へ駆け戻っていく犬たちを良く見かけました。
…いや、犬って足早いですね。うちの猫の20倍ぐらい早い気が致します。うちの子が一般の猫の1/10ぐらいの速度しかないだけですが。


この日はお天気も手伝ってか、絵画や写真や音楽を楽しんでいる方も多く、森のベンチでビールのボトルを傾けながらヴィオラを弾いていた方など、大層絵になっていて、思わずその方をモデルに絵筆を取りそうになってしまいました。

また、森の入り口では閉じた鍋に窪みを付けたような不思議な楽器を演奏なさる方を見掛けました。オリジナルで作られたのかと思っておりましたら、同日に駅前でも同じ楽器を奏でる人を見かけたので、そうでもないようです。

調べてみましたら『ハンドパン』という楽器のようでございます。
実に良い音が響きますので、もしお外で見掛けることなどございましたら、ぜひ耳を傾けてみてくださいませ。

お散歩もたまにはいろいろな発見があって良いものでございます。
お嬢様ももしお散歩で何か面白いものを見つけたら、使用人たちに教えてやって下さいませ。
Filed under: 時任 — 23:00

部屋と後輩と私

ご機嫌麗しゅうございます。
隈川でございます。

…はぁ。
あ、失礼致しました。
溜息なんて。

いえ、秋の雰囲気に当てられたわけではないのです。
少し考え事を。

私がこの屋敷に身を置くようになってから、先月で4年が経ちました。
その間に後輩も沢山増えました。

中でも1年と少し前から給仕を共にしている杉村などは後輩ながら非常にしっかりしていて見ているとこちらが感心してしまいます。

実は考え事というのは、その杉村についてでして。

最近使用人仲間たちと会話をしているとしょっちゅう耳にするのが「この間、杉村さんと食事に行ったときに~」「杉村さんと遊びにいったとき~」「杉村さんが~」「杉村が」「杉村さんの~」「杉村さんと~」…etc

…ちょっと杉村さん。



私、誘われてませんけど!!!!?



わかりやすく申します。
私も!!!
誘って!!!
ください!!!
お願いします!!!
なんでもしますから!!!
好き嫌いもありませんから!!!




はぁ…とりあえずこの切なさを黒崎あたりに聞いてもらうことに致しましょう。どうせ黒崎なんかも誘われずに寂しく部屋でひとりご飯を食べているでしょうからね。


…おや。黒崎の部屋から笑い声が…。

黒崎『ハハハ、本当杉村は面白いな』
杉村『ハハハ、黒崎さんこそ!いやぁ、お鍋美味しいね!』





う、う、う…裏切り者ーーーーーー!!!!!



続く(?)

隈川
Filed under: 隈川 — 19:30

秋空

影山でございます。


過ぎ行く日々の中でふとこんな言葉がとんでまいりました。



「山あれば谷あり」



言い換えれば、山がなければ谷もないということになります。


山を苦とし、谷を楽とするならば、

苦の大きさだけ、楽も大きいということになります。




「ピンチはチャンス」という言葉がございますが、


あながち間違いではないのかもしれません。
Filed under: 影山 — 12:30

日誌

秋も深まってまいりました。

歳を重ねるごとに季節の変化への楽しみが増えているように感じております。

関節が硬くなったり、白髪が増えたりと様々なところで不満もでてくるものですがこういったところはいいものでございますね。



選ぶ靴、服、紅茶、お酒、音楽……

どのようなものにもほんの少しだけ鼓動を早くする魔法がかけられているように感じられます。



お嬢様方におかれましても

どのような些細なものであろうと今感じているものすべてが将来のご自身の心を豊かにする果実となりましょう。

全ての時間を大切にお過ごしくださいませ。



さて

きっともう少ししたら冬の足音も聞こえて参りますね。

一年で一番キラキラと輝く時間が待っていると思うと日毎に増す寒さも愛おしいものですね。




Filed under: 大河内 — 12:00

過ぎ行く季節

もうすぐ冬でございますね。

寒いのは苦手でございますが、冷たい風が吹き始めた瞬間の匂いが好きな百合野でございます。

お嬢様は春夏秋冬、どちらの季節がお好みでございますか?

春が好きな方は明るく前向きな方が多く
夏が好きな方は大胆でおおらかな方
秋が好きな方は無口で感性の鋭い方
冬が好きな方は活動的で地道な努力家
が多いそうでございますよ。
当たっておりますか?

どの季節も、それぞれ良さがございますが私は夏が特に楽しみでございますね。
あまり大胆では無い気がいたしますが、もしかしたらそんな一面が眠っているのかもしれません。

さて、お屋敷では11月に入りまして、次第に冬への装いと変わってまいりました。

シーズン毎にお屋敷も少しだけイメージチェンジしております。
よろしければ使用人と一緒にその変化を探してみてくださいませ。


長旅に出られておりますお嬢様も…
使用人はどんな時も首を長くしてお待ちしております。
しばらくティーサロンにいらっしゃらないと皆心配いたしますので、早めにお戻りくださいませ。
Filed under: 百合野 — 14:30

楽曲


秋も一段と深まり、舗道に落ち葉が散る頃となりました。
お嬢様如何お過ごしでしょうか、乾でございます

さて、先日のハロウィンパーティーでの演奏お楽しみいただいた様でとても嬉しゅうございます。

有難うございました。

本日は演奏致しましたその楽曲についてお話しさせていただきます。

(more...)
Filed under: — 15:00