スイーツの魔法

ケーキサロンへお越しいただきましたお嬢様、誠にありがとうございました。


そして、私断言いたしましょう。


私にとってケーキサロンの日は…




おそらく一生の中で一番甘いものを食べた日でございました!



思い出すだけで口中が甘くなる記憶がございます。



お嬢様もたくさんの種類のケーキを食べていただけたかと存じますが
実は我々にもパティシエが試食のケーキを出してくださいました。




もちろん…


全種類でございます。



それぞれ小さいサイズではございますが、トータルのケーキの量はそれは素晴らしいボリュームでございました。


そして、本当に美味しく幸せなひと時でございました。


甘いものは我々を幸せな気持ちにしてくださいますね。



今後幸せな気分になりたい時にケーキを食べたくなる習慣がつきそうでございます。



ほどほどにしておきますが。



あれからなぜか無性に甘いものが食べたくなってしまいます。



当家のスイーツの美味しさは魔法のようでございます。
Filed under: 百合野 — 15:30

As you like

10月前半、私百合野が考案いたしました
「ショコラムース」をご提供いたします。

このムースケーキ。
私が以前に頂戴いたしましたチョコレートムースケーキをモチーフに、オリジナリティを加え完成させました。



私の好きなケーキはショートケーキやレアチーズケーキ。

しかしながら以前チョコレートケーキ好きの使用人が物凄くお勧めしておりましたケーキがございまして…


それまで、さほどチョコレートケーキには興味ございませんでしたが、試しに…と一口食べました。



その瞬間、私の好物の中にそのチョコレートケーキが加わりました。


今まで食べた事のあるチョコレートケーキとは一味違った仕上がり…
濃厚な口当たりにスッキリとした後味。

そちらをモチーフに、よりフルーティに、より私の好みに寄せてみました。


合わせる紅茶としてはアンバー(ルフナ)やランカー(ディンブラ)などが個人的には相性が良いかと存じます。
少し濃い目のお茶がお好みでしたらヴァサンティー(アッサム)も良うございますね。

今回のケーキはチョコレートケーキにあまり興味がないお嬢様にも召し上がって頂きたい一品でございます。


是非この感動を共有出来ましたら幸いでございます。

では、ティーサロンでお待ちしております。
Filed under: 百合野 — 10:52

新しい称号

この度、大旦那様よりファーストフットマンの称号を授かりました。
使用人として、より高みを目指して尽力してまいりたいと存じております。


振り返ってみれば、お屋敷の門を叩いた時は、今の自分自身が想像できなかったと思います。
そしてこれからも同様に、予想できない未来が待っている事でしょう。

しかしながら、これだけは変わらないと自信をもてる事がございます。

それは、「お嬢様がどうしたら喜んでくださるかを考え続ける事」でございます。

これはどんな状況に見舞われても変わらない自信がございます。

環境や心境が変われば必要なものも変わってまいります。
我々はその都度、最適なモノをお届けできる様、努めてまいりたいと存じております。


階級が変われど、私がいくつになろうともお嬢様の記憶は私の中に重なり
その時に一番大切な使用人としての贈り物を探し続けることでしょう。


どうかこれからもお嬢様の元でお仕えさせてくださいませ。


~感謝を込めて~


百合野
Filed under: 百合野 — 13:00

藤堂執事

「どうぞ」


「おかえりなさいまーせ」



そんな優しい声で出迎える藤堂執事の姿勢。




お屋敷の門を叩いた時、藤堂執事の背中に憧れておりました。
どんな時も柔和に丁寧に…
(more...)
Filed under: 百合野 — 10:30

水分と糖分と少しの塩分

お嬢様!

お給仕から戻り、私の部屋に戻りましたら、温度計が40度近くを表示しておりました。

暑いと感じてはおりましたが、
こんなに意図も簡単に…この温度に到達してしまうとは…。

年々温暖化が進んでいるとはいえ、これは記録的でございます。


お嬢様のご体調が心配でございます…
(more...)
Filed under: 百合野 — 10:00

休憩中の一コマ

我々使用人はお嬢様、旦那様にお仕えする身でございまして
お休みを頂戴している時間はお嬢様の目に触れる事はございませんよね。


ですので少しだけ休憩中での出来事をこちらに…




つい先日私ちょっとだけ驚いた事がございました。


それは休憩室での出来事でした。



とっても長身で大人しい印象の隈川さん。

そんな隈川さんは怖いものが苦手な様でございます。


先日隈川さんが探し物をしていたらしく
立った状態、前屈みの姿勢でこちらに背を向け鞄をゴソゴソしておりました。





それを発見した椎名執事。

そんな椎名執事、実は少しだけ悪戯好きでございます。



隈川さんの後ろからそっと近づき…




「ワッ!!」

っと驚かしました!





その瞬間…
私は目にしたのです。


隈川さんが想像を超えるほど飛び跳ね…



「浮いた」のでございます。


どれくらい浮いたかというと、休憩室の少し低めな天井につきそうなくらいでございました。




私、ちょっとした競技を目にした気分になりました。




火事場のなんとやらと申しましょうか…
人の潜在能力は凄いものだと感じました。





~本日も素敵な一日になります様に~

百合野
Filed under: 百合野 — 16:00

ダージリン

本日の日誌はもしかしたらあまり興味がないお嬢様もいるかも知れません。
ではございますが、私や一部に使用人にとっては関係のある記事かと存じます。


紅茶は大きく分けて

着香された「フレーバードティ」
茶葉そのものの味を楽しむ「ピュアティ」
とございます。


その中で特に私はピュアティのダージリンやディンブラが好みでございまして
そんな中で高級茶葉として親しまれているダージリンの夏積み(セカンドフラッシュ)が去年、インドのストライキの影響で入荷がほとんどございませんでした。


このダージリン、使用人の中でも好きな方が多ございまして、毎年どんな味に仕上がってくるか楽しみにしているのでございます。
ですので、こちらがお屋敷で確保出来ないとなると我々にとっても大事件…


無事ストライキは終わったのでございますが、それよりも前の年ほど輸入できるまでは少し時間がかかるそうなのでございます。


しかしながら…
どうやら春積みのファーストフラッシュが予想よりも多く輸入出来ているそうでございますね。

これはセカンドフラッシュが今から楽しみでございます。



紅茶は気候によって毎年風味や味の重たさが変わり
その年のものはその年にしか味わう事が出来ない一期一会の味わいでございます。


是非、シーズナルティとして当家でご用意した時にはぜひ召し上がっておいてくださいませ。


ではまたティーサロンでお待ちしております。

百合野
Filed under: 百合野 — 10:10

ランチタイムジャック

お嬢様、ご友人とお食事に出かけられる時どのように行き先を決めておられますか?



最近嬉しい事にお屋敷のメンバーと食事をする機会が増えました。

しかしながら、面白い程皆食べ物の好みが分かれます。



ですのでお店を決めるが大変。



そんな中、使用人皆共通して比較的好きな食べ物がある事に気がつきました。



それは…
「カレー」でございます。


カレーは古来から代謝を良くし、万病を予防すると言われている食べ物。
我々にとっては心強く、さらには美味であるといういわば隙のない存在。
皆が好むはずでございます。



たった一つの弱点を除いては…



それは休憩中の出来事でございました。

外に食事を食べに行く者、使用人宿舎からお弁当を持参する者、皆食事の方法はそれぞれでございますが
絶対にやってはいけない事をしている使用人がおりました。



その方は誰よりも早く休憩室で食事を取っているにも関わらず持参しているお弁当が毎回…



カレー…。




…はい。
お嬢様、お気づきでございましょうか。
これは何よりの重罪でございます。


なぜなら休憩しに来た使用人が皆その香りに誘われ
その後の食事がカレーに強制決定してしまう事態が起きるのでございます。



♪ゴーンゴーン…♪(お昼の時計の鐘の音)

さーて、本日は何を食べましょうかね

頭の中の使用人A
『和食が良うございますね。』

頭の中の使用人B
『いやいや、昨日も和食でしたから本日はイタリアンで。』

頭の中の使用人C
『ちょっとちょっと、今日こそはしっかりと中華でございますよ〜!』

そこに…
〜♫休憩室から漂うカレーの香り♫〜


頭の中の使用人A B C
『はい!!カレーにしましょう!!』



そう、イメージが何に偏っていてもあの香りを嗅いでしまうと幸せなランチタイムの脳内を強制連行してしまう力…

これはある意味カレーの弱点でございます。


え…?
どなたが毎回カレーを持参しているか、でございますか?
…ふふ。内緒でございます。

しかし、大体の使用人が存じ上げているかと思います…
あ!聞いてはいけませんからね…?
Filed under: 百合野 — 13:00

執事歌劇団

こちらの使用人の日誌で歌劇団のお話をする事は控えておりましたが、とても素晴らしい仲間をお嬢様に知っていただきたく記させていただきました。


『お給仕以外でもお嬢様を楽しませる事は出来ないか…』

そんな想いから生まれた執事歌劇団。
とても短い様で長い月日を仲間と過ごしてまいりました。

給仕を終えては稽古、稽古を終えては自室で作曲、初めは右も左も分からない状態で進んでまいりました。

少しずつではございますが、我々なりの舞台への向き合い方が見つかってまいりました。

執事歌劇団はそれぞれの団員が秀でた能力が異なりまして、皆でようやく一つの大きな力になる集団だと存じております。


香川執事の包容力のある、皆を支える力。
影山の見えない所で自身を磨く意識。
能見のユーモアある親しみやすいキャラクター性。
瑞沢の天真爛漫で無邪気な行動力。
伊織の計り知れない才能。

隈川の限りない優しさには私も少し甘え過ぎているかもしれません。

環は今、歌劇団の羅針盤となり皆を導いてくれております。

そして、歌劇団の大黒柱、椎名執事…
誰よりも頼れる存在でございます。

少しだけ4月から歌劇団は形を変えますが今のメンバーならそれを力とし新しい進み方を見つける事が出来ると信じております。


我々はどんな道でもお嬢様と共に進んでいく所存でございます。

近くでも、遠くでも、見守ってくださいませ。

どうかよろしくお願いいたします。
Filed under: 百合野 — 11:00

誇れる仲間

お嬢様、かなり遅くなってしまいましたが明けましておめでとうございます。

私百合野は年末年始、様々な使用人とのコミュニケーションをさせていただいております。
去年は独りで黙々と音楽を奏で作曲をし、ギリギリと音をたてながら音楽の流れる円盤を作っていたり…

独りの時間が長うございました。

しかしながらこんなにも仲間がいるのに交流を図らないのは勿体無いと思い
コミュニケーションを取ってみたら、何倍もティーサロンが楽しくなりました。

(more...)
Filed under: 百合野 — 14:15