今年もまた

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

今年もまたあの恐ろしい時期がやってまいりました。
そうです、花粉症です。
今年は2月中旬あたりから感じており、例年よりも早い気がいたします。
このまま早く終わってくれれば良いのですが……。
今年は例年よりも花粉の量が少ないとのことで、確かに薬の服用も最小限で済んでいるように感じます。
毎年、桜の時期は、寒さと花粉に悩まされながら花見をするのが通例なのですが、暖冬の今年はポカポカ陽気で、花粉も無い、穏やかな花見をしたい所です。

使用人古今東西

ご機嫌麗しゅうございます、香川でございます。

今年もはや六分の一が過ぎました。
いかがお過ごしでしょうか。

三月はひな祭りがございますので、ティーサロンでも三月前半は呼び方に変化をつけさせていただいてございます。

いざお呼びしてみた瞬間に、ああ今年もこの時期になったのだなぁと実感致します。

さて、そんなひな祭りでございますが、
正式にはどんな飾りが一般的なのかはあまり詳しく存じ上げてございませんでした。

長じてからでないと気づけぬものもあろうかとは存じまして、この度お調べしてみることに。

その結果どうやら十五人飾りというものが一セットとしては本格的なもののようでございます。

お内裏様とお雛様、
三人官女に五人囃子。

ここまでは香川も存じ上げておりましたが、さらにあと五人、

隋臣というボディーガードのような役割の者が二人と、
お供をしたり日々の雑用を行う仕丁と呼ばれる子どもが三人控えておるようでございます。

仕丁は調べてみますと笑い上戸、泣き上戸、怒り上戸の三者とのことで、確かに表情豊か。
そんな豊かな表情の子どもに育つようにとの願いが込められているのだそうで。

表情なら当家の使用人も負けてはいませんよ。
お嬢様の雛壇の隅にでも加えて頂くことを夢見て。

それではお帰りを心よりお待ちしております。

鳥のさえずり

歌劇団の皆がTwitterに報告の場を移して数ヵ月。
なんの違和感もなく、むしろ羽を得たように自由に振る舞っているところをみると時代に適した判断だったのでしょう。

そこで私も、Twitterなるものを始めてみるかと数ヵ月いじってみたのですが、これがなかなかに難しく、多くの問題に直面してしまいました。

まず第一に150字では伝えきれない。
一度何かを口にしますと、いくつものツイートが連なり、結局ひとつの話題で500字を越えることがざらです。

古来より、ミニマルな表現の極致である俳句や短歌に美しさを感じていた日本人とは思えない体たらくです。

また第二に表現に感情が伴わない。
150字という制限のなかで感情の機微を伝えることが難しく、どうにも心のこもらない、事実と意見を述べるだけの硬い文章になってしまいます。

そう、文章ですね。ツイートにならないのです。

正直、Twitterで交わされる、特有の言葉の文化には品性を感じないと思っていたのですが、これは環境に適応するために進化を遂げた結果であり、むしろ自身の古い感性がそこに追い付けていないのだと気づかされました。
とくに発信者の表情まで感じ取れるような感情表現を数文字でまとめる技術には舌を巻くばかりです。

やはり私も変わらなければなりませんね。
たとえば飲んだワインの感想も長々とだらだらと綴るのではなく、感情をストレートに。

「ねえちょっとまってジャン・フランコ・ソルデラのラストヴィンテージカーゼバッセ尊いつらい無理ぴえんぴえん」

これですね。

6年

影山でございます。

わたくしがお嬢様にお仕えして6年の月日が流れました。

3年の月日が流れた時にわたくしの中でひと段落つきまして、これから先はどの様にお仕えしていく事が、わたくしにとってもお嬢様にとってもいいものかと考えたものでございます。

結果としてその後わたくしは執事歌劇団として活動させて頂ける事になりまして、お給仕だけではなく、歌や踊り、お芝居でもお嬢様に笑顔をお届け出来たらと思い活動を続けてまいりました。

そして気がついたら6年でございます。

その間に沢山の使用人との出会いと別れがございました。
言い方はおかしいかもしれませんが、生きてさえいれば又会う事も出来ます。
その様に思わなければこの6年という期間の中での別れの数に押し潰されていた事でございましょう。

気がついたら周りの使用人は皆昇格しており、それぞれがそれぞれの役割を考え、お屋敷を支えているのでございます。
わたくしはまだまだ未熟な部分が沢山ございます。

ですが使用人、特に歌劇団メンバーとのコミュニケーションが増えたおかげで、人との関わりの大切さをより知る事が出来ました。
これから先はどの様な道のりになるのでございましょうか・・。

とりあえず瑞沢とご飯でも食べにいきましょうか

ラムレーズンと松の実のパウンド

敬愛せしお嬢様へ

三寒四温とは良く言ったもので、暖かな日々が続きもう春かと思えば、突然凍えるような夜がやってまいります。

まだまだコートは手放せませんね。
お風邪に気を付けてお過ごしくださいませ。

寒い夜には自室で暖かな紅茶などよろしいかと存じますが、そのお供になればと、今月3月よりギフトショップにてパウンドケーキを提案させていただきました。

大人っぽくラムを薫らせて、レーズンと松の実を散らしました品でございます。
そのままでも良うございますが、バターやクロテッドクリームなどを厚めに乗せていただきお召し上がりになると、また格別でございます。

紅茶やコーヒーと合わせて、ぜひお楽しみくださいませ。

弥生

弥生の空美しく晴れ渡り、少しずつ春めいてまいりました。

お嬢様いかがお過ごしですか、乾でございます。

さて今年もお嬢様にフットマンケーキとして、「いちごのタルトレット」をご用意さ
せていただきました。

昨年のいちごのオムレット同様、苺の美味しいこの時期に召し上がって頂けるように
ご準備いたしましたので召し上がって頂ければ幸いでございます。

この度の「いちごのタルトレット」は通常の苺のタルトと違いカスタードクリームを
あえて使用せず、苺本来の美味しさと生クリームの優しい甘さを楽しんでいただける
様に、また見た目も苺を花びらに見立て愛らしさを演出する様パテシェにお願いし完
成いたしました。

私の我が儘で抽象的な説明をくみ取り試作を重ねてくださった当家パテシェには本当
に感謝しております。

有難うございました。

「いちごのタルトレット」はお食事の後でも召し上がって頂ける軽いケーキでござい
ますので是非お試しくださいませ。

また、ご感想など頂戴できましたら嬉しゅうございます。

ではお嬢様、いえ今の時期は姫様でございますね・・・

改めまして、姫様のお帰りをお待ちしております。

振り返り、3年

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

……いえ、3月でございましたね。
姫様、殿下。
ティーサロンの
アニバーサリーもございまして、
日々お仕えさせて頂く皆様に、
感謝の気持ちをお伝え出来る大事な月。
恐れ多くもそのタイミングに
アントワネット係も拝命致しまして
嬉しく存じます。

私自身のことを申しますと、
3月はフットマン見習いとして
御屋敷の門を叩いた月でもございます。
あれからもう3年も経つということに、
驚きを感じます。
色々な意味で
「3」という数字には何かと縁を感じるところです。
様々な変化がございました。
沢山の経験を致しました。
後ろを振り返ればきりがない。
そんなことを思います。

とはいえ諸先輩方の背はまだ遠く、
気づけば続く後輩達も多くおりまして。

今回アントワネット係を
山岡と共に拝命致しました。
後輩と何かペアになって
お務めを果たすのは初めてのことです。

先輩と、と言うと、
桐島とのエクストラや時任とのカクテルを思い出します。
私自身に、
2人のように貸せる胸があるかは
いささか不安の残るところではございますが、
そのような立場になること自体に
年月の重みを感じます。

結局、私は私の速度でしか
歩けない訳ではありますが、日進月歩、
少なくとも前に進まなければいけませんね。

長々と申しましたが、
要は感謝というお話にございました。
まずはアントワネット。
山岡と共にお待ちしております。

そして今後も皆様の限りのある一時が、
より安らかになものになるよう。
誠心誠意お仕えして参りますから。
何かあれば直ぐにお呼びください。
姫様、殿下。

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才木