理由は単純

風薫る、なんて言葉で表現される季節の到来ですね。
爽やかな新緑の緑を揺らす風を「緑の風」と書き表したなら、お嬢様はどのように思われるでしょうか?
風は緑色じゃないと、ご指摘されるでしょうか?

ちなみに、留学中のWritingの授業にて「風が光る」という表現をそのまま英語にして文章を書いたところ、先生に「風は光るものではなくて、吹くものだ」と笑われました。
伊織でございます。

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読書をする際、どのような基準で本を選ばれますか?
メディアで取り上げられる注目作でしょうか、それとも気に入りの作家の作品でしょうか?

わたくしはジャンルも作家も対象読者もランダムに選ぶようにしております。
時には少年向けを、時には本格ミステリーを、もしくは海外作家のハードSFであったりと、手に取る本は本当に雑多極まりございません。

そんな中、失礼ながらまったく存じない作家、作品でありながら、作者名とタイトルだけで購入してしまった本がございます。
それが、藤原伊織著「ダックスフントのワープ」でございます。

藤原+伊織という非常に耳慣れた名前の組み合わせに、「ダックスフントのワープ」という興味深いタイトルは購入に値すると、瞬時に判断いたしました。
数編の短編作品を収録した文春文庫より発行されている作品でございます。
収録作品はどれも楽しく読めますので、移動や入浴のお供にぜひ手にとってみてください。

花粉症

影山でございます。

わたくしは花粉症ではございません。

ですが、

今年は一日だけ

何故か

鼻がムズムズしましたり目が赤くなりましたりずっとクシャミが止まらない日がございました。

あの日だけは

心が折れそうになりました。

他の日は特に何も変化はありませんでした。

わたくしは今まで

脳に言い聞かせる事によって対策をしてきたのですが、

来年の春は

一つの戦いに終止符が打たれるのかもしれません。

来年までに

より心を鍛えておきましょう。

Universal

遂にやって参りました、ゴールデンウィークでございますね。

世間では大型連休。街中も心なしか少し浮足立っております。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

今年のゴールデンウィークは遠くへお出掛けでしょうか?

お土産話を沢山拝聴できることを心待ちにしております。

屋敷へお帰りのお嬢様も、社会勉強のお疲れを癒しながら、

是非この長いお休みをご一緒にお楽しみ致しましょうね。

このゴールデンウィーク。今は大型連休というイメージが

先行しますが、実は映画と非常に密接な関係がございます。

興行収入が年末年始やお盆の時期のそれより優れたことから、

この時期がゴールデンウィークと名付けられたそうです。

当家ティーサロンでもこちらの映画の日をお祝いしたく、

GW限定でスペシャルなワインをご用意致しました。

「ゴッドファーザー」で有名な映画界の巨匠でございます、

フランシス・コッポラ様のワイナリーからお持ち致します。

お味は勿論の事ですが、デザインも洗練されております。

映画フィルムのようなトロープ状に描かれたエチケット。

シャルドネとジンファンデルでも趣が異なっております。

是非、ご覧になってお楽しみ頂ければと存じます。

久方振りに映画を拝見して、幼少期を思い出しました。

私が昔大好きだった浪花のアミューズメント・パーク。

今はどのような進化を遂げているのでしょうか。

私も、負けていられませんね。

能見

モンブラン

八幡でございます。

今月の前半は私の考案いたしましたモンブランのケーキをご用意させて頂きました。

こちらのモンブランは幼少の頃、母親の手伝いをしたらご褒美に作ってくれたモンブラン。

そちらをパティシエの方に再現していただきました。
八幡のとても思い入れがございますモンブランで御座います。
是非ともお一つお召し上がりくださいませ。

そしてその際は感想も伺いにやって参りますので是非どうぞ聞かせてくださいませ。

プリンアイス

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

プリンに対する愛は普段より日誌で書かせていただいておりましたが、5月1日からその想いを集結させたプリンのアイスをご用意しております。

以前にも同じアイスをご用意いたしましたが、今回はそのプリンにアレンジを加え、よりプリン感を出し、そこにキャラメルをかけたアイスをご用意しております。

プリンの甘さをビターなキャラメルが包み込む。

どちらかだけでは完成しない一品となってございますので、是非ともお口の中で溶け合わせてお召し上がりくださいませ。

素敵なマリアージュをお嬢様に。

では、また。

ガーデンジュレップ

敬愛せしお嬢様へ。
ようやく春らしくなってきたと思えば、いささか陽の強さが過ぎるように思えるこの頃でございます。

来月…5月の13日に久方ぶりにお屋敷本館にてオリジナルカクテルをご用意させて頂くことと相成りまして、徐々に準備を進めております。

お酒の調合のみならず、時任が好んで修めておりますハーブの技術を駆使して、春の新緑にちなんだジュレップをご用意させて頂こうと考えており。どうにかハーブの調合もまとまってまいりました。

添えましたこの写真が、今回のカクテルに使用するハーブたちでございます。
彼らが良き味や香りとなって、お嬢様に爽やかな緑の庭園のごとき世界をお届けできますよう、調合に勤めまいります。
カクテル『新緑のガーデンジュレップ』、どうか楽しみにお待ちくださいませ。

…え?ハーブを調合する姿がとてもアンダーグラウンドっぽい?
自覚してます。だから通報だけはやめてくださいませ。後生ですから。

修羅天魔~髑髏城の七人…極

お嬢様、奥様、旦那様、お坊ちゃま暖かい日が訪れたと思いましたら急に気温が下がり天気のいい日は花粉が多く、何となく過ごしにくい日々ですがお元気なことと存じます。藤堂でございます。本日は芝居のお話でございます。

「IHIステージアラウンド東京」で劇団新感線の「修羅天魔~髑髏城の七人…極」花鳥風月と続き最後の公演の極を観てきました。

先ず驚きましたのは1,300人を乗せた観客席が回転しながら次々場面展開していくステージアラウンドシステム。座っていながら場面場面が変わってゆき右に行ったり左に行ったり少し上がった感じがしたり不思議な空間でした。ご覧になられた方も居られると思いますが是非一度劇場へ足を運んで下さいませ。

今回の最終編は極楽太夫に天海祐希、天魔王に古田新太、舞台では初めて見ました。天海祐希も宝塚の男役トップでは一度も見てなくてテレビのスカイステージで見た程度ですし、出演している俳優さんもほとんど知らない方々で福士誠治は何度か見た事があります。

物語は戦国の世織田信長が天へ駆け上がらんとする。その志に一人の女が夢を託し協力する狙撃手、暗殺者、それから十数年、一人の渡り遊女(天海)が現れるところから始まります。どちらかと言いますと男性向きに思えますが、女性の方も沢山観劇していらっしゃいました。

特出すべきは竜星涼演じる天魔王の息子でありながら宿場では女装していてとても美しいです。セリフも判り易くと思っておりましたら、戦くさの場面になりましたら、ぱっと変わり男になるところが又面白いです。

ステージアラウンドシステムの劇場はオランダアムステルダムに続いて世界で2番目です。5月31日まで上演されています。7月からメタルマクベスが上演されます。こちらも楽しみです。

本日はこの辺で藤堂でした。