初めまして、山岡でございます。

お嬢様、ご機嫌麗しゅうございます。

そして、

初めまして、山岡でございます。

私この度フットマンとして
御屋敷でお仕えさせて頂く事となりました。
これから精進して参ります。
よろしくお願い致します。

恐縮ではございますが折角の機会でございますので、
この場をお借りして少しだけ、
自己紹介をさせて頂ければと存じます。

私は昔からこの御屋敷の、
大旦那様の書庫の整理係を仰せつかっておりました。
合わせて御屋敷の電飾の交換等も、
お務めとして頂いておりました。

その当時からフットマンへの憧れを
強く持っておりまして、
ある時大旦那様にその旨を申し上げた所、
修行をさせて頂く運びとなり、
この度フットマンとしてお嬢様のお世話を
させて頂いております。

ええそれはそれは、
フットマンになる為の修行は
過酷なものでございました。

御屋敷にある全ての紅茶を覚え、
御屋敷にある全てのティーカップを覚え、
滝に打たれ、針の山を歩き、護摩行で顔を真っ赤にし、

ええ、後ろ三つは冗談でございます。
(不謹慎でしたら、大変申し訳ございません。)

修行の後フットマンに無事なれた後も、
日々勉強不足を痛感しており、
反省と修行を繰り返す日々でございます。

その他のワタクシゴトにつきましては、
またの機会にさせて頂きとう存じます。

これからよろしくお願い致します。

山岡