ジンバル

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

最近、久々に「趣味」としての電化製品を購入いたしました。
話題になりつつはあるものの、未だに知る人ぞ知るマイナーな存在である『ジンバル』です。
そうそうそう、オーケストラなどで使うクライマックスで鳴らす楽器、ドラムセットにも付いてくるアレ、「バシャーン!」ってね。
それは『シンバル』。
私が購入したのは『ジンバル』。
「スタビライザー」とも呼ばれ、モーターによって軸を水平に保つ、「水平器」とでも言うべきものです。
何に使うものなのかというと、物体を常に水平に保ってくれるため、撮影器材を取り付けると手ブレを皆無にしてくれるのです。
歩きながらでも手ブレの無い映像が撮れ、特に動画には圧倒的な効果があります。
それこそ階段を昇り降りしながらでも手ブレが無いというくらい、劇的に衝撃を吸収してくれます。
私が購入したのはスマートフォンを取り付けるタイプなのですが、手持ちで撮影するのとでは雲泥の差があります。
軸の固定方法が3タイプあり、FPV(一人称視点)モードにすると、視界の見たままを手ブレ無しで、ものすごい臨場感で撮影することが出来ます。
しかもスマートフォンの画面がファインダーであるため、常に覗いていなくても時々チラチラと見るだけで映像をチェックでき、歩きスマホ状態にならず安全性の向上にも繋がります。
歩きながら、自分の眼でも楽しめ、しかも録画も出来るという、旅先などで記録を残したい方には最強のガジェットと言っても過言ではありません。
急な動きにも対応できるため、ペットを撮影するときなどにも効果的でしょう。
スマートフォンとはBluetoothで接続されており、撮影開始・停止だけではなく、ズームや左右へのパン、インカメラとアウトカメラへの切り替えも手元操作で即座に出来ます。
こんな便利なガジェットが一万円ちょっとで買えるようになるとは、いやはや何とも有り難い時代になったものです。