蒼氓

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌いかがで御座いましょうか? 金澤でございます。

お屋敷の庭の桜の木は葉桜となり、着実に新たな季節へ向かっている事を感じさせます。
お花見は楽しまれましたでしょうか?

私は今この日誌を北へ向かう電車のクロスシートに腰かけ車窓を眺めながら書いております。
外は日も暮れ、街の灯りがキラキラと輝きだしました。

“蒼氓” の続きを読む