明けましておめでとうございます。
伊織でございます。
今年はスワロウテイル開館20年を記念する年でもございます。
今一度わたくしども使用人のあり方、わたくしどもにできることを見返し、初心に立ち返ってティーサロンスワロウテイルがお嬢様がお帰りいただく場所であり続けられるよう努めてまいります。
休館があけ、直接新年のご挨拶ができますことをお待ちしております。
また1年、どうぞよろしくお願いいたします。
SWALLOWTAIL
明けましておめでとうございます。
伊織でございます。
今年はスワロウテイル開館20年を記念する年でもございます。
今一度わたくしども使用人のあり方、わたくしどもにできることを見返し、初心に立ち返ってティーサロンスワロウテイルがお嬢様がお帰りいただく場所であり続けられるよう努めてまいります。
休館があけ、直接新年のご挨拶ができますことをお待ちしております。
また1年、どうぞよろしくお願いいたします。
敬愛せしお嬢様へ
あけましておめでとうございます。
使用人一同、本年も全力を尽くしお仕えさせていただきますゆえ、
どうかよろしくお願い申し上げます。
今年を以て当館も20周年の節目を迎えることと相成りました。
と申しましても、変わらず揺るぎなき勤めを果たすのみではございますが
この日この時までお支えくださったお嬢様、お坊っちゃまには
この先幾年重ねようと返し切れぬご恩義を重ねているかと存じます。
そのご恩義に少しでも報いれますよう
この時までスワロウテイルを共に守り創り上げてきた使用人たちの努めを受け継ぎ
お嬢様、お坊っちゃまの大事なひとときを、より素晴らしいお時間にできますよう
お仕えさせていただきます。
どうか、穏やかな良き新年をお迎えいただき
そして新らしき年も、ティーサロンにてたくさんの楽しき時をお過ごしくださいませ。
使用人一同、お帰りをお待ちしております。
あけましておめでとうございます。能見でございます。
年末年始の時候。お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。
幕を開けましたこの2026年。どのような一年になるのかは神のみぞ知る。
大海原が待ち受けている波乱万丈か、それとも湖畔ような波風立たぬ凪か。
誰にも見当がつかないからこそ未来を想像することが楽しゅうございます。
そして、本年はお屋敷にとりましても大変特別な節目の一年でございます。
2026年3月24日をもちまして、ティーサロンは創立20周年を迎えます。
私がお屋敷の門戸を叩きまして、給仕することを許されたのが、2014年。
随分と長い間、この屋敷とともに過ごしてきたと振り返ってございました。
歩幅は狭いながらも、一歩一歩、前へ進んできたという実感がございます。
信じて歩んでこられたのも、ひとえにお嬢様がそばにいらっしゃったから。
培ってきた今までの日々が、現在のお屋敷の、そして私の礎でございます。
この場をお借りいたしまして、深く深く、感謝申し上げます。
お嬢様とご一緒に過ごすこの一年が、さらに光り輝くものとなりますよう、
様々な挑戦と経験を通じて、お屋敷に還元することができればと存じます。
先日、なるほどなと納得できる、非常に興味深いお話を耳にいたしました。
人間は楽しみなことがあると時間を長く感じる、という理論でございます。
幼少の頃を思い出してみると、遠足や運動会や音楽会やクラス替えなど、
心待ちにしている行事が多いため、体感として長く感じるのだそうです。
お嬢様にとりまして、その日が楽しみだなと思っていただけることを、
少しでも、ひとつでも、多く探していけたらと思います。
末尾とはなりましたが、本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
能見
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
本年も変わらぬ笑顔を賜れましたらば、使用人一同これほど嬉しいことはございません。
さて本年、私どもSwallowtailは、おかげさまで二十周年という大きな節目を迎える年となりました。
振り返りますと、この二十年という歳月は、驚くほどあっという間であったように感じております。
二十年ほど前の三月、私はフットマンとしてティーサロンに配属されて以来、
日々のもてなしに励むことはもちろんのこと、屋敷の取り仕切りや、新たに加わる使用人たちの教育、さらには執事歌劇団の活動においても、さまざまな経験を重ねさせていただきました。
こうした歩みのすべては、いつも屋敷へお帰りくださるお嬢様、お坊ちゃまの存在があってこそのものでございます。
お嬢様、お坊ちゃまとの出会いとお時間が、私自身を育て、屋敷を形づくってまいりました。
改めて心より感謝申し上げます。
そして、長い歴史を屋敷とともに歩んできた身であるからこそ、
今一度初心を忘れることなく、これからも一日一日のおもてなしに真摯に向き合ってまいりたいと、新年を迎え改めて心を新たにしております。
また本年は、二十周年を記念した大きな催しも予定しております。
日頃の感謝をお伝えできる機会として、ぜひお嬢様、お坊ちゃまにご参列いただけましたら幸いです。
本年も、このティーサロンが心安らぐ場所であり、
お嬢様、お坊ちゃまにとっての人生のかけがえのない時間の一部であり続けられますよう、使用人一同、精一杯努めてまいります。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
椎名
ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様、お坊っちゃま。
藤波でございます。
あっという間にクリスマスも過ぎ、何かと忙しい日々が続く時期でございますが、いかがお過ごしでしょうか?

私事で恐縮でございますが、クリスマスはスペシャルなゲスト(写真右部)と共にブッシュドノエルをお作りいたしました。
今年も無事に完成させることができ、大変よろしゅうございました。いちごを使いすぎたような気もしますが、大は小を兼ねる…?でございます。
心なしかゲストの口角も上がっているように存じます。
こうしてクリスマスを重ねるごとに、「ジングルベル」や「きよしこの夜」の歌詞をだんだんと思い出せなくなりかけたので、歌詞を思い出しながら幼少の頃は沢山歌っていたなあと物思いにふけったりもしました。
記憶というのは月の満ち欠けのようで、隠れたと思ったらふと浮かび上がったりする不思議なものでございますね。
きっと今までの記憶はすべて自分の中に眠っていて、然るべきときに目を覚ますのでしょう。
また来年も、ティーサロンでのお食事やお話を通して、お嬢様やお坊っちゃまにとって素敵な思い出の星空を創り出すことが出来たら大変光栄に存じます。
年末は気温も低く、風の強い日々が続きますので、どうかご自愛くださいませ。
そして、新年をお迎えになられてまた笑顔でお目にかかることが出来ることを心よりお待ち申し上げます。
今年も一年、大変お世話になりました!
ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。
12月も後半になりいよいよ年末でございます。
今年は暑い日が長く続きまして暑い日が苦手な私は日々苦戦してございました。
最近は急激に気温も下がり極寒の日が続いておりますが一つ気が付いたことございます。
私、寒いのも苦手みたいでございます。
そんな私の弱点は放っておきまして改めて年末のご挨拶を申し上げます。
今年も一年、お嬢様にお仕えすることが出来ましてとても幸せな時間でございました。
2025年は私にとって様々な挑戦の年でございました。
多くの「初めて」経験させていただきました。
その「初めて」にお力添えいただいた先輩使用人や同期、そして何よりお顔をみせていただけるお嬢様の御厚情に感謝申し上げます。
そんなお嬢様が来年はよりティーサロンで過ごす時間が楽しいひとときになりますよう精進いたします。
それでは来年も変わらずティーサロンにて
お嬢様のお戻りをお待ちしてございます。
お嬢様が穏やかな新年を迎えられますように。
中島
お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。
本年も大変お世話になりました。
十二月九日を持ちまして、
ファーストフットマンを拝命して二年が経ちました。
微かにでも、何か皆様のお力になれていれば。
お屋敷の門を叩く者たちに寄り添える存在になれていれば。
そんなことを常に考える日々でございます。
私自身も使用人として今一歩成長しなければいけない。
そう感じることが多い一年でもございました。
長く同じところに留まると、停滞や慢心に負けてしまうことがあります。
ですが個人としても使用人としても、
今が一番だと胸を張れることが大事なことなのだと、
背中を見せてくれた人がいます。
少しずつ初めてはみるのですが、
なまった身体に鞭を打っても、反応は鈍いものです。
焦らずに日々努めてまいりたいと存じます。
===
さて本年も大旦那様からのご用命を受け、
皆様に様々なものをお届けする機会がございました。
やはり大きく分けますと
「夏祭り」「ハロウィン」の二つではないかと。
この二つを中心に振り返ってまいります。
■夏祭りについて
執事歌劇団へのゲスト出演をさせていただきました。
今回はハロウィンパーティーに続き、二回目。
火野と共に参加させていただきました。
私としては「イリオスの誘拐」を伊織と共に披露いたしました。
その際百合野の作ったこの楽曲を元にしまして、
追加の部分を作成させていただきました。
百合野によるとこの楽曲のテーマは「ヒーローがヒロインを救う話」。
本来の「赤ずきん」において、狼は赤ずきん(少女)を騙して食べようとします。
この楽曲においては、狼が赤ずきん(少女)を救うというものになっています。
そのことから私はこれが可逆的なものであると考えました。
それは狼が赤ずきん(少女)を救ったように、赤ずきん(少女)が狼を救った側面もあるということです。
誰もが誰かを必要とする、そのような博愛的な側面がそこにはあり、
博愛の美しさの影には実現しづらいが故の儚さがあります。
そういった部分をより強く表現するという意味で、
二次創作として面白いものが作れるのならば面白いのではないか。
そう感じ、製作しました文章でございます。
百合野の許可をもらいましたので、
年の終わりのまとめとして記載させていただきます。
===
〇冒頭
「一方から見れば、また一方が見えない」
「真実は嘘で、嘘は真実なのかもしれない」
「ただそれはきっと、正しいもの」
「信じてください」
貴方を迎えにきました
〇間奏後
狼は立ち止まった少女に聞きました。
「君は何に期待したんだ」
少女は振り向いた狼に答えました。
「貴方が見せたいもの全てです」
「君が見ていたのは」
「貴方が見せていたのは」
「後ろ姿だったのに」
〇ラスト
「貴方を迎えに来ました」
===
以上です。
イリオスの誘拐の歌詞と合わせて見ていただければ、幸いです。
あなたは何を感じますでしょうか。
■ハロウィンについて
改めまして、本年もお屋敷のハロウィンにお付き合いいただきありがとうございました。
日頃お屋敷からお届けするものに比べますと、
今年は「Cats & Dogs!」ということで、
使用人たちが猫耳や犬耳をつけた姿をお届けしました。
フォトブックをご覧いただいた方々には周知のこととは思いますが、
今回は「人間が滅び、動物たちが知能を得て文明の支配者となった世界」のお話です。
俗にいうアポカリプス物(終末後世界を描いた作品)をイメージした内容で、
ディストピア(全体主義により自由が失われた世界を指す)的な部分を取り入れました。
人間の滅亡によって情報技術を喪失したことで、
一部の権力者による情報統制が容易になり、デイストピア社会が形成された。
というのが私がストーリーを作る上で考えた本筋です。
ここで言う情報技術という部分には、旧来的な「活版印刷」までを含みます。
長くなりますので詳細な説明は省きますが、
この活版印刷が人類の情報伝達を著しく発達させたことは明らかで、
それはこの活版印刷が活字の「大量生産」を可能にしたからです。
「ミニストーリー」にも新聞というものが登場し、
登場人物がそれに驚くというシーンを認めましたが、
これが彼らの文明がどれだけ「情報」という面において遅れているのかを書いております。
そしてこの「新聞(及び情報)」によって、
彼らの文明が根底から覆り得るというのが、
後半のストーリーを想像していただく上での一要素でもございます。
踏まえてお読みいただくと、また違った視点もうまれるのではないかと思いますので、
是非年末年始の娯楽としても、お楽しみいただければと存じます。
また「ミニストーリー」上のラストのお話である「fight for whom」ですが、
悩んだ上で没にした別バージョンがございますので、
この場を借りて供養させていただきます。
よろしければご覧くださいませ。
ちなみにこの「fight of whom」は、
ヘミングウェイ著「誰がために鐘は鳴る」をもじったものです。
直訳すると「誰がために戦う」でございます。
没案は以下からです。
===
8.「fight for whom」
あの頃の思い出。
幼い百合野と隈川が走り回っていて、伊織がそれを諫めている。
父親はそれを笑いながら眺めている。
幸せな記憶。過ぎ去りし光景。戻らない時。
――夜、「イースト」屋敷・大広間にて
近い未来。
百合野と隈川が相対している。
お互いに銃を持っている。
二人の距離は、ただただ遠い。
隈川「君はあの頃と変わってしまったのか」
百合野「変わってしまったのは、お前だろ!」
隈川「僕は! ……あの頃のままだ」
百合野「よく言うよ」
銃を構えて。
百合野「ならこの現実を見て、どう思うんだよ」
隈川「申し訳ないとは思っているよ、でも」
百合野「でも?」
隈川「僕は君を、友達だと思っている」
百合野「……」
隈川「それは絶対に変わらないよ」
百合野「……馬鹿にしているのか、信じられるわけがない」
隈川「信じてくれないか、それがこの街の平和にもつながるんだ。僕も君と争いたくはないんだ」
百合野「どれだけの犠牲出たと思っている」
隈川「だからだ」
百合野「失われたものはもう戻らないんだぞ!」
隈川「だからだ! だから、もうこれ以上」
百合野「笑わせるな、そんな言葉で誤魔化せるか、俺は全てに責任がある、
託してくれたあいつらにも、奪ってきた奴らにも。今更だ、今更無責任なことを言うな。
言うなよ……そんな綺麗事を言うんじゃねえ!」
隈川も銃を構える。
隈川「……撃ちたくない」
百合野「それなら俺が先に撃つ」
隈川「大切なものがあるから、僕のエゴを優先してはいけないんだ」
百合野「ああ、それでいい」
隈川「……最後に一つだけ聞きたい、なんで兄さんを」
百合野「……終わりにしよう」
隈川「……わかった。はっきり言うよ。僕は、君が憎い」
百合野「俺だってそうさ」
隈川「ねえ」
百合野「なんだよ」
隈川「○○、○〇〇〇」
百合野「馬鹿野郎、抜け駆けは許さねえよ」
隈川「じゃあおあいこだね」
百合野が、小さく笑う。
銃声が、広間に響く。
===
以上才木の2025年振り返りでした。
本年もお世話になりました、よいお年をお過ごしくださいませ。
来年もたくさん楽しんでいただけるよう、精進いたします。
改めてよろしくお願いいたします。
才木