星空が綺麗な秋の日

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌いかがでしょうか? 金澤でございます。
今年の秋は短く、もう冬がそこまでやって来ております。
風邪などひかれませんよう体調には十分お気をつけ下さいませ。


さて今回は私のある一日のお話を致しましょう(毎回同じようですが・・)


秋風が心地よい某日、いつものようにお屋敷のティーサロンではお嬢様のお帰りをお迎えする為、使用人一同せっせと準備をしています。


この日私が仰せつかった仕事は、紅茶係!
お嬢様、お坊ちゃまのご帰宅に合わせ茶葉のチェック、お湯を沸かしたり、ポットを温めたり etc・・


時間になりました。
嘉島執事 「さあ、みなさん!お時間ですのでお嬢様をお迎えいたしましょう!」


スワロウテイルの一日が始まりました!











本日のおすすめ紅茶は(も)、パールヴァティー!


マスター・オブ・サーバンツホールの水上さんからご帰宅されたお嬢様の紅茶を淹れるよう指示がきました。
「よし、気合を入れて頑張ってまいりましょう!」
お嬢様、お坊ちゃまに美味しい紅茶を楽しんでもらう為に心を込めて紅茶を淹れます。
紅茶が出来ると、担当のフットマンに渡します。
「お願いします」 「いただきます」
私の淹れた紅茶が続々とお嬢様の元へ!
やりがいのある大切な仕事です。


紅茶を淹れる作業は実に奥深いものです。
同じ作業のように見えても淹れる人によって味は変わります。
お嬢様方には同じ紅茶でも紅茶係によって変わる味の違いなどもお楽しみ頂ければ面白いかと・・




私のティーマイスターとしての師匠は二人、本郷と水上です。
本郷さんには、紅茶という物の基本を教わりました。
水上さんには、お嬢様にお出しする紅茶の実践的作業を教わりました。
お屋敷のティーマイスターに流派があるとするならば、私は『水上流』の淹れ方を行っています!
作業工程がちょいと多い水上流ですが、美味しい紅茶の為ならそれをくずす考えなどはございません!
師匠はそんな弟子の様子をどう見ているのでしょうか?


水上 「紅茶の注文いっぱいきたよ~ よろしく~」
金澤 「ぐはっ、こんなにたくさんいっぺんに・・」


どうやら弟子にはスパルタのようです・・




ここで申し上げておきたい事がひとつ、
美味しい紅茶を常に淹れ続けるには紅茶係の力だけでは成り立ちません。
影で支えてくれる使用人の働きがあるから出来るのです!
お屋敷では基本的にツーポット式で紅茶を淹れお嬢様にお出ししております。
その分使用するポットの数もトータルでみると膨大な数になります。
使用したポットを毎回キレイに洗い次の紅茶の為に用意してくれる係がいます。
紅茶に限りません、お食事やデザートを美味しく召し上がっていただく為に、カラトリーやプレート、カップもキレイに洗い用意してくれます。
お嬢様の前にはけして姿を現すことはない使用人ですが、彼らの一生懸命な働きぶりは凄くカッコイイのです!
直接お嬢様のお声を聞く事の出来る執事・フットマン
お叱りを頂いた時には影で支えてくれる使用人と共に反省を・・
お褒めのお言葉を頂いた時には共によろこびを分かち合いたいと思っております。


お嬢様に私達の紅茶を美味しいと言って頂けるよう日々精進してまいります。






紅茶を淹れ続けふと気づくと隣に湯島さんが・・
もうこんな時間だったのか!
紅茶係は時間が経つのが早く感じられます。
では後のお時間は大先輩ティーマイスターの湯島さんに引継ぎましょう!
「よろしくお願いします」




...・・・・・・・・・・・・・・・・


夕食・・
今日は街に出て何か食べよう!
パスタ?ハンバーグ?
・・・・・
気づいた時には一番絞りの瓶ビールを呑み「プハ~!」と言いながら砂肝を食べていました。
結局、赤提灯に誘われてしまった・・


追加のホッピーを飲みつつふと思う・・
お屋敷ではいつの間にか金澤は『酒豪フットマン!』ということに・・
いやいや、実は私はお酒は好きですがそんなに強くはございません。
ビールなら中ジョッキ7,8杯で酔い始めちゃいますし・・ん?


酒豪といえばなんていったって時任さんです!!
数ある名言の中で勝手にひとつを!


時任さんってほんと酒強いみたいですね、
 「俺が強いんじゃない、みんなが弱いんだ」


きました!どうですか、みなさん!
私は思わず、「ついていきます!」と言っていました。




あれ、もうこんな時間か、お屋敷に戻ろう・・


お屋敷までの道中、空を見上げると星が出ています。
今日は空気が澄んでいるんだな~


ほろ酔い状態な私は小さな声で、


『嘲笑』 
詞・・ビートたけし
曲・・玉置浩二



を歌いながらテクテク歩いています。


屋根に時任さんいるかな~?
いたらワインでも持っていってみよう!




では今夜はこのへんで。。
Filed under: 金澤 — 21:00