同期三人

お嬢様、お坊ちゃま。奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

七月後半は、
マンハッタンアイスをご用意させて頂き、
皆様にも楽しんで頂けたこと、
大変嬉しゅうございました。
自身は、梅雨明けからの、
書庫の大清掃ですとか、
紅茶や様々な修行に明け暮れるのも重なり、
あまりティーサロンには、居れませんでしたので、
ご機会ございましたら、
いつでもご感想くださいませね。

九月後半には、
佐々木のマスカットミントもございます。
今年は、暑さも尾を引きそうですから、
残暑を乗り切るには、
ぴったりなのではないでしょうか。

こんな文章を書く私を、後ろから見ながら、
佐々木がしたり顔をしております。
きっとまた面白いことでも
考えているのでしょう。

少し離れて、浪川も、輪に加わりたそうに、
こちらを見ております。
彼もきっと色々考えているとは思います。
いつになるかは分かりませんが。

ふと気づけば、後輩も大分増えて参りまして、
金木・隠岐・鹿野は同期三人の様です。
よく分からないシンパシーを感じながら、
自分自身もまだまだ
未熟者ではあるのですが、
何となく気になってしまうところがあります。

遠くから、こっそり、応援しております。

私も、それに佐々木も浪川も、
更に精進して、皆様の使用人として、
よりよい者になれますよう。
叶うならば、
皆様の笑顔の一助になれますよう。
これからも頑張って参りますね。

そろそろ、後ろの二人のケタケタ笑う声が、
うるさくなって参りました。
真面目な話をする私が、
そんなにおかしいのでしょうか。
そんな姿を見ていると、
しんみりとした気持ちは吹き飛ぶので、
助かりもするのですが。

失礼して、
私も談笑の輪に加わることに致します。
暑いですから、体調には、
十分お気をお付けください。
水分補給、後は、日傘もお忘れないように。
楽しい夏をお過ごしくださいませ。

才木