宝塚歌劇「ルパン」「Fantastic Energy!」

藤堂でございます。
お嬢様、お元気でいらっしゃいますか。
朝夕はめっきり寒くなってまいりました。台風も次から次へと
来てほしくないのに参ります。お嬢様もお気をつけくださいませ。

さて今回の宝塚は月組の公演でございます。
トップの龍真咲が初めて新作の舞台でございます。

「ルパン」はフランスの人気小説家「アルセーヌ・ルパン・シリーズ」
の作家モーリス・ルブラン没後70年となる2012年に孫が発見し
話題となりました遺作「ルパン最後の恋」の舞台化でミュージカル
作品です。
20世紀初頭のパリを舞台にルパンがヒロインを守るスリリングで
あり恋物語でもあります。

物語はロンドンからパリのカーラ(女性のトップ愛希れいか)の所に
400万ポンドの大金が送られてくる。カーラを英国王妃にするための
持参金であったが、途中で金貨は姿を消してしまう。金を奪い返す
のに怪盗ルパン(龍真咲)が現れる。すでに死んだと思われていた
ルパンが黒いマントに身を包み金貨を奪い返すために・・・・
カーラに最後の恋をささげているルパンの活躍が展開されます・・・・

龍真咲のナイーブな美しいルパンを演じているクライマックスシーンを
もう少し宝塚らしく盛り上がればこの作品の面白さが出てくるのではないか
と感じました。

「Fantastic Energy!」は非常に楽しいショーでした。若いエネルギーが、
月組のパワーが全ての場面に感じられました。
展開が楽しく飽きさせないアップテンポのリズムでのりにのったと思わせる
ショーでした。スパンコールの衣装も素敵でした。

それでは本日はこれで失礼いたします。

藤堂でございました。