14周年

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
平山でございます。

3月24日にティーサロンが14年を迎えました。
長い歴史の中、平山がお仕えしているのも僅かでございます。
お嬢様を想う気持ちは期間に関わらずどの使用人も深いと存じます。

桜も綺麗に咲いてございますかね。
美味しい紅茶と共に花見でもできればようございますね。

これからも元気な姿がお目見え出来ることをお待ちしております。

平山
Filed under: 平山 — 22:00

廻り巡る

やはり花粉に苛まれております。
櫛方でございます。

実はこう見えて浮世絵が好きです。





と言う事でございまして、少し前になるのですが楽しみにしておりました「大浮世絵展」を観に、少々お屋敷から離れまして江戸東京博物館に足を運ばせて頂きました。

これはなんとも胸が熱くなる…


<!…以下追記…>


どの浮世絵師も好みではございますが、今回は特に敬愛する葛飾北斎、そして歌川国芳の絵を間近で拝見できるチャンスにございました。

もとより絵画は好きでございましたが、前に開催されておりました「国芳・国貞展」にてより深く心を射抜かれて以来、浮世絵の魅力に取り憑かれてつい追いかけてしまいます。


率直な感想を申し上げますと…

非常に濃くて浮世絵の魅力、そして歴史に深く浸かれる展覧会でございました。
非常に。


深い内容になりますが有名なものでいうと北斎の

富嶽三十六景「凱風快晴」(通称:赤富士)
同じく三十六景「神奈川沖浪裏」
はやはり実物はとても迫力がありました。
とても繊細、それでいて美しい色使い。
語彙力を奪われる程の景色がそこにございました。

その中でも
富嶽三十六景「五百らかん寺さゞゐどう」
諸国滝巡り「木曽路ノ奥阿弥陀ヶ滝」
がとても美しくて個人的に印象に残りました。
平面で有る故の表現方法、技法もさることながら、
全てが纏まっておりただただ感動いたしました。
これが「ジャポニズム」の真髄…!

うっとり…

他には写楽の「大谷鬼次」を初めて生で拝見させて頂いたのが非常に嬉しく、
国芳の「相馬の古内裏」(に描かれた「がしゃどくろ」)が観れなかったのが少々残念ではございましたが、
歌川広重の「東海道五十三次」を真似て描かれた「猫飼好五十三疋(みゃうかいこうごじゅうさんびき)」
東海道の道の駅の名をもじり猫で描いたこの絵にとても癒されました。

稀代の猫好きと謳われた国芳が描く猫はとても可愛く、眺めてるだけでほんわかします。
その猫の中からランダムで当たるキーホルダーを買ったところ、
東海道の「草津」を模した「こたつ」猫が当たりました。
ありがとうございます家宝にします。


浮世絵に歴史あり。
伝統は廻り巡り、そして受け継がれていきます。
14周年を迎えるこのティーサロンにてこの今、
長い時を紡ぎながら一つ一つ歴史を作り上げているこの瞬間に、
立たせて頂けているということを噛み締め多大なる感謝を。
Filed under: 櫛方 — 22:00

椎名流 物探しのコツ

椎名でございます。
お嬢様は物探しはお得意ですか?
生活する中で物を見失ってしまう、ということはよくある事でございますが意外とそういう時に限って探しても出てこないものです。

当家の使用人たちもよく物をなくしたと騒いでは、見つからず途方に暮れていたりもするのですが、
そういった者たちの失せ物をすんなり見つけ出してしまっては驚かれたりしております。

当然、超能力でもなんでもなく、あるコツに従って探し当てているのですが、
本日は私流の物探しのコツを少しご紹介させて頂ければと存じます。


ポイントは大きく分けて3つ

1、記憶(行動)の追体験
2、自身(または第三者)の行動のクセの把握
3、予想外の軌道


でございましょうか。

私の場合は、物をなくしたと自覚した時点から記憶を頼りに自身の行動を遡るようにしております。
立ち寄った場所や、触れたもの。
誰と会話をし、そこで何を思ったかなどなど。

大体はこの段階で「あ、そういえば隈川君と話をしたときに手に持っていたメモをロッカーの上に置いた気がするぞ!?」
といった具合に思い出すことで解決いたします。


しかし無自覚の行動があった場合は、思いもよらない所に置いてしまい闇雲に・・・などという事もございましょうから、
その解決策として私の場合は、行動に一定の法則を定めると共に、予め自分の癖を把握しておくようにしております。
(例えば、鍵は必ず右ポケットに入れるなど)
前もって自分の行動の特性が把握できていると、無自覚の失せ物にも意外と対策が取れます。


困るのは、置き忘れたりした物が何かしらの外的要因で移動してしまった場合です。
例えば、誰かがぶつかって落ちてしまったなどでしょうか?
これは発見にも相応に時間がかかります。

そういった局面では、「例えばこの場所に物を置き忘れたら」などと想定して、その場合の落下の予想を立ててみたりと、
色々なパターンで検証しながら探してゆきます。



気を付けねばならないのが「思い込み」の排除です。
これは検索範囲を極端に制限してしまいますのでいつまでたっても発見出来ないなんて事になってしまいます。


いかがでしょうか。


もちろん第三者の物探しにも応用が出来ます。
親しく、癖などが把握できている人物の物などは発見も早いです。
例えば先日あった出来事ですと・・・


・フットマンH君の燕尾服がなくなった。
・どうやら昨日ハンガーにかけた際に自身のクロークにしまわず、クローク扉に引っ掛けたままにしていたとの事。
・ここで推理。「クロークは右開きなので、開ける際に邪魔にならないように自分の扉ではなく、左隣の扉に掛けたのでは?」
・因みに隣のクロークはフットマンY君
・ここでまた推理。「きっとY君の事だから自分の上着と勘違いし、詳しく状態を確認せずに思い込みで自分のクロークにしまった可能性が高い」
・Y君のクロークを確認すると、見事H君の燕尾服がしまわれていた。
 ※登場人物は架空の使用人です。

といった事柄がありました。


慌てて、闇雲に探すよりも一度冷静に思考したほうが良い結果になるといえましょう。


それでは本日はこれにて。
多少の参考になりましたならば幸いでございます。

Filed under: 椎名 — 22:01

桜といえば

お嬢様、お坊ちゃま
ご機嫌麗しゅうございますか?
日比野でございます。

桜が美しい季節となって参りました。
お花見にでも行ってお団子でもいただきとうございます。

花見団子は日本の四季を表すそうですよ。

ピンクは桜で春
白は雪で冬
緑は新緑の夏を

おいおいお前さん、それじゃぁ秋が登場していないよ。
そう、飽きが来ないように。

いつの世もダジャレ好きはいらっしゃったようですね。
そう、隈川や司馬のように。

そして桜と聞いて思い浮かべるものといえば

馬刺しでございますね。
馬肉は「桜肉」ともいわれており、その由来は諸説ございまして。

肉が桜色だから説!
桜の咲く季節が美味しいだから説!
江戸時代には獣肉を食べることが禁じられていて、「馬」を「桜」に置き換えてよんでいた説!

などなど。
馬だけではなく、
「猪」には「牡丹(ぼたん)」
「鹿」には「紅葉(もみじ)」
という別名もございます。

嗚呼

桜肉のお話をしていたら馬たちに会いたくなってまいりました。

え、いやいやそんなそんな
ただ可愛がりたくなってきただけですよ。

馬小屋に着いたら馬たちがすり寄ってきてくれました。


決してなつかれているわけではなく
この子は私が持つ人参が目当てなのです。

しかもこの人参はそんじょそこらの人参ではありません
天下の「雪の下人参」様

見つめあう、馬と日比野。

馬「...じゅるり。」
日比野「...じゅるり。」

仲良くしようじゃないか。

こんな朝から
オレンジの切り身を
物欲しそうに見つめる

君の名は、、、

今日からシャケだ。

Filed under: 日比野 — 22:00

時間旅行

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。隈川でございます。

お嬢様はタイムスリップをなさるとしたら過去と未来のどちらにおいでになりますか。

現実的ではない戯言と思われるかもしれませんが、たまに大旦那様のおともを仰せつかり馬車に乗っておりますと「このまま馬が加速していけば蹄が炎の轍を作り時をかけるのではないか」と夢想することがございます。(御者がそのような荒い運転をするとは思えませんが)

ちなみに、お聞きしておいてなんですが私はなんとも決めかねます。


確かにいっそのこと消えてしまいたいような失敗も重ねて生きて参りましたが、それを今更やり直そうという気にもなりませんし、逆に未来になんて行こうものなら便利な技術に骨を抜かれ現代に帰りたくなくなってしまうでしょう。

…強いて申し上げるならば、恐竜を見に行きたいくらいでしょうか。

あ、そうだ。
お嬢様がおいでになる方について行くことにいたしましょう。お嬢様がいらっしゃる時代が私にとっての現代とすれば悩むこともございません。

さぁ、お嬢様。いつどこへ参りましょう。

隈川
Filed under: 隈川 — 22:00

富田 匂いに敏感になる

いかがお過ごしでございますか、桐島でございます。

季節は春めいて来ましたポカポカ暖かく風も気持ちよくランニング日和でございますね。

近頃はよくカロリーを使うせいかすごくお腹が空きます、美味しいものに目がない桐島でございますのでここぞと言わんばかりに色々つくって食べております。けどやはり少し体型も気になるのでなるべくヘルシーな物を作るようしております。

最近は同居人の富田の趣向のせいかお豆腐にはまりまして、某料理動画をもとにトロトロ豆腐明太を作りました。



程よく満腹感もあり大変美味!



しかしすごく目線が痛い…

富田が見ていました…

Filed under: 桐島 — 22:00

14年の月日に感謝を

敬愛せしお嬢様、お坊ちゃまへ。
御威光の御陰をもちまして、当館も無事に14周年を迎える事が叶いました。

この御恩に報いれますように、使用人一同、常に研鑽を重ね
Swallowtailの使用人であることを、銀の蝶を胸に抱いていることを誇り、
それに恥じぬお仕えが出来ますよう尽くしてまいります。


14年の年月の中には、本当に様々な事があり、実に様々な使用人達もおりました。
私も名を知らぬ先達たちが築き上げたものを、現在も引継ぎ護れているかと申しますと
移り行く世の流れ、変わりゆく人の波、お求め頂くもの、お届けできるものの移ろいの中、
きっと似て異なる何かになっておりましょうし、
数年の先にはまた同じことを思っている事でございましょう。


それでも、我々使用人は、お嬢様お坊ちゃまの笑顔が何より大切であることと、
此処が、お嬢様お坊ちゃまのおうちである事は、変わる事ございません。

お嬢様・お坊ちゃまが、いつか奥様・旦那様となられても、それだけは変わることなく、
フットマンだった誰かが執事になっていたり、執事だった誰かが爺やと呼ばれたりしながらも、
ずっと此処でお帰りを待ち続けている事でございましょう。

15周年・30周年・50周年となりましても、ずっとお嬢様・お坊ちゃまのおうちで在りつづけ。
いつでもいつまでも、お帰りをお待ちしております。
Filed under: 時任 — 10:30

あしたの家族

新春にとてもふさわしい希望に溢れた家族の物語、
見終わった後も心が爽やかになるドラマでした。

結婚当日に新郎に逃げられた過去を持つ女性が、新しい恋人からプロポーズをされて、
実家に連れて行ったところ、幼馴染みだった彼が父親と同じ職場で今は父親の上司となっていて、
娘の結婚を祝いたい、そして二世帯住宅で暮らす夢が父親にあり、
その為に二世帯住宅を建てたが、昔部下だった男が今は上司であり、
一緒に暮らすことに抵抗がある、その父親の悩みをどうするか…。

その娘が宮崎あおい、恋人が瑛太、父親が松重豊、母親が松坂慶子。

とてもハラハラ、ドキドキとしてどのように治まっていくのかと期待もあり、
自分だったらどうするだろうかと思い、父親になった気分で見れました。

松重の、娘の幸せ自分の立場と悩む姿が淡々とした演技で父親の心情をよく表現されていて、良い役者さんだなあと思いました。
宮崎も父を想う心情と恋人に対する思いをよく表現していましたし、母親の松坂も娘に対する愛、夫の立場等を理解する演技は抜群でした。

再放送か、何かの機で見られるチャンスがあったら、是非観て下さい。
Filed under: 藤堂 — 22:00

お返し

ご機嫌麗しゅうございます。
天音でございます。
季節ごとに色々な行事がございますので、次の行事を楽しみにしてございますと、あっという間に時が流れてしまいます。

先月はバレンタインが、今月はホワイトデーがございました。
お嬢様方からいただいた優しさのお返しに、お嬢様方に、私からお菓子を作ってまいりました。


今回は、プレーンと抹茶のフィナンシェと、マカロンでございます。
次回のホワイトデーにもまたこうしてお作りできること、楽しみにお待ちしてございます。
Filed under: 天音 — 22:00

お茶だけというのも

私事ではありますが、3月9日でフットマンの役職を仰せつかりましてから丸三年が経ちました。お嬢様、四年目になりました浅葱のことも、どうぞよろしくお願い致します。

先月の日誌でも綴った通り、
お茶を使った食べ物、飲み物しか摂取しないという生活を送っておりました。その中でも個人的に気に入っている物をご紹介致しましょう。



浅葱の好きな中国紅茶キームンで炊いたご飯を使って、キームン、カイワレ、鶏胸肉、鮭のほぐし身、きざみ海苔を添えて作りましたお茶漬けです。キームンの蘭の花に例えられるエキゾチックな香りが鮭や鶏胸肉とも相性が良く、お茶はすっきりと飲める日本茶を合わせて、デザートにリプトンから出ていた抹茶ラテを飲ませて頂きました。


お次はジャスミン茶で炊いたご飯、日本茶の茶葉を使ったナムル風、抹茶のマカロニサラダ、市販しておりました抹茶の伊達巻、そして羽瀬くんにオススメしてもらいました紅茶鴨のパストラミにございます。とっても美味しいです。スープにはジャスミン茶風味の海老ワンタンスープを作りまして、デザートは宇治抹茶の白玉パフェを頂きました。幸せな食卓にございました。


そして最後にこちらがほうじ茶チーズティー鍋にございます。元々はチーズ専門店が出している期間限定の品ということで、櫛方くんと高垣くんを誘ってお店に伺ったのですが、予約が一杯で食べることが叶いませんでした。悔しかった浅葱は「自分で作ってしまえばいいのでは?」と思いたち、その日のうちに作ってみたのです。鶏ガラベースの鍋の素に鶏団子、白菜、ニンジン、ネギを入れ、使う水分はすべて濃く抽出したほうじ茶にして作りました。煮立ったところに少し溶かして混ぜたクリームチーズを鍋にかけて、火を止めます。濃厚なチーズのお味とほうじ茶の香ばしい風味が大変相性が良く、箸が止まりませんでした。後日、高垣くんとタイミングが合い、二人で本家チーズティー鍋を食してみたのですが、味わいはとても似ていて、チーズは色々なものを使って負けているなぁと思いましたが、お茶の部分ではよりほうじ茶の香りがしっかり味わえて負けていないと自負しております。高垣くんと二人で鍋デートをしたことを櫛方くんに伝えましたら、少し拗ねられてしまいました。ごめんなさい。今度また一緒に行きましょうね。


お茶だけを使った生活を終えて、
自由に食べることのできない苦しみや仲間と食を共にできない哀しみ、お茶を美味しく料理する手間など、多くの大変なことがありました。
けれども、それ以上にたくさんの思い出ができたことに喜びがありました。

またこのような挑戦をしていきたいと思いつつ、何事にもほどほどが一番良いということを再確認した一か月間にございました。


浅葱
Filed under: 浅葱 — 22:00