クロテッドクリームアイス

影山でございます。

遂に完成致しました!

『フットマンアイスを作ってみませんか?』

あの一言から約2年の月日が経ちました。

シェフにわたくしのわがままな注文に答えて頂
き完成したのが

『クロテッドクリームアイス』

でございます!

クロテッドクリームの濃厚さをそのまま活かし、フランボワーズソースとシュトロイゼルを使用しバランスを整えました。

そして

今回一番拘った点が、

クリームティーとしても楽しんで頂ける様にお作り致しました。

アンナマリアやヴィクトリアのお供にも最適でございます。

温かいスコーンにクロテッドクリームアイスをつけて

是非お召し上がり下さいませ!!

急に来た秋

お嬢様、お坊っちゃま。
急に涼しくなり、雨の日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
御茶ノ水です。

最近は秋らしくなりましたので、
栗のフレーバーティー「アポロン」を良く淹れております。
砂糖を少々入れて飲んでおりますが、

そういえばミルクティーにした事がなかったな……
今度自作して、他の使用人に試飲してもらいましょう。

台風も近づいておりますので、
お嬢様も御帰宅の際はお気をつけ下さいませ。

ペンギンいっぱい

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

突然ですが9月1日から、
ギフトショップにて、
私の愛するペンギンのクッキーを
ご用意させて頂きます。

7月にございました、
マンハッタンアイスにおのせした、
クッキーと同じ形のものを。
今回は、トマトチーズの味に変え、
お酒にも合うようにしております。

甘いものではないですが、
塩気のある、それでいて濃厚な味わい。
残暑残る時期でございますから、
ピッタリと存じます。

クッキーをお召しあがりになって
濃くなったお口のは、
当家の紅茶「チャールズ」や
同じ日からご用意致します、
杉村の紅茶「シルヴィアス」。

9月後半になりましたら、
佐々木のマスカットミントなどで、
さっぱりとして頂くのもよろしいのでは。

見た目も大変可愛らしゅうございますから、
沢山並べて愛でて頂ければ、
嬉しゅうございます。

まだ暑うございますから、
ペンギンは、
ケープペンギン(別名草原のペンギンなどと申します)かな、
などと思いを馳せております。
ペンギンのお話もいっぱい致しましょう。

ティーサロンにて、
お待ち申し上げております。

才木

宝塚歌劇『凱旋門』『Gato Bonito!!』

シャンソンの曲が淋しいというか暗いというか郷愁をそそるひびきで静かに幕が開く。2000年に雪組で初演され主演の轟悠が文化庁芸術祭賞を受賞し、18年ぶりの再演です。轟悠は1985年が初舞台ですから長期に亘って第一線で活躍されています。18年振りですからきっと神経を使っての再演だと思います。少し頬が窪んでいるように思い努力のあとを感じます。

物語は1938年第二次世界大戦前夜ののヨーロッパ、戦火を逃れる者や各国からの亡命者たちがパリの街に集まり始めていた。ドイツから亡命してきた外科医ラヴィック(轟悠)もその一人である。亡命者たちの唯一の救いの場所である「オテル アンテル ナショナル」に身を置き、もぐりの医者として生きていた。ある雨の日の夜更け、セーヌ川に架かるアルマ橋の上で今にも身を投げそうな女と出会う。ジョアン・マヅー(真彩希帆)連れ合いの男がホテルで死んでしまい錯乱している。ドアマンをしている友人ボリス・モロゾフ(望海風斗)に彼女の世話を頼む。未来のない亡命者だという現実が彼女を愛する事に不安を感じさせる。3週間後再会するとジョアンは生きる希望を与えてくれたラヴィックに愛を感じ、二人は激しく愛し合うようになる。しかし別離が近付いている事も現実でした「パリ最後の日」のような状況を「凱旋門」がしっとりとみつめている。ラヴィックがパリと共に消えて行く。青年医師の人生と人間である事を大きく訴えて舞台は終わります。「雨の凱旋門」「たそがれのパリ」「金色の雨」等の曲が胸にしみ哀愁をかき立てる素敵なミュージカルでした。

雪組大劇場公演二作目は「Gato Bonito!!」藤井大輔(作・演出)です。トップスター望海風斗を中心にした美しい猫をイメージしたショーです。猫の世界で雪組船員が暑さを吹っ飛ばして活躍するのを楽しみました。

宝塚ファンのお嬢様、関心がおありのお嬢様「凱旋門」は是非ご覧下さいませ。きっと満足して頂けると思います。暑い日が続いていますがお元気でお過ごし下さいませ。

藤堂でした。

佐々木でございます。

お嬢様 おぼっちゃま ご機嫌麗しゅうございます。
佐々木でございます。

さて。今回のお話は…

ペンギンでございます。

才木が考案致しましたペンギンクッキーをギフトショップでご用意してございます…。

ならば…と。

ペンギンの勉強の時間でございます。

メインイベント

ペンギンダイブのショータイム

……

…………

見逃してしまいました。

さぁ。才木考案ペンギンクッキー!

味の想像がつきません…。

一度最上級土下座で味見させていただきたい

と、思います。

お嬢様 おぼっちゃま 機会がございましたら、是非一度お召しあがりくださいませ。

佐々木

長月

少しだけでございますが秋の気配を感じる今日この頃、穏やかな季節になる事を願う乾でございます。

今年の夏は連日の猛暑でございましたが、お嬢様いかがお過ごしでしょう。

さて、暑さ寒さも彼岸までと申しますね。

お彼岸のお供えと言えば「ぼた餅」と「おはぎ」ですが、春彼岸のお供えを「ぼた餅」秋彼岸のお供えを「おはぎ」と呼びます。

その理由は漢字で書くと一目瞭然。

ぼた餅は「牡丹餅」、おはぎは「お萩」と書きます。

春に咲くボタンと秋に咲く萩の花にちなんでいる訳でございます。

古より自然と共に暮らしてきた日本人ゆえの発想でなのでございましょう。

地方によっては牡丹餅は「こし餡」お萩は「つぶ餡」でつくる所もあるようです。

ただ、私はつぶ餡が好きです・・・失礼いたしました。

ティーサロンでお萩はご用意出来ませんが、美味しいスイーツやアイス、ケーキをご用意してお帰りをお待ちしております。

日誌

9月。秋の始まりですね。

「9月は実質的には夏みたいなものだ」などとうそぶいておりましたが

いやはや実際に迎えてみますと空気がまったく違いますね。
長く生きていてもなかなかわからないものでございます。

さて、
職務柄真っ先に思いをはせるのはボジョレーヌーボーでございましょうか。

豪徳寺のように現地に知人がいるわけでもないですし、ましてや足を運ぶことなども到底かなわないのですが、様々な情報をみるたびに心躍らせております。

昨年日誌にも認めたのですがワインが他のアルコールと決定的に違うところは素材であるブドウの味を強く反映しているところでしょう。
同じ醸造酒である日本酒やビールなどと比べてもその幅の広さがうかがえます。

「天」つまりその年の微細な気候の移り変わり
「地」つまりその土地特有の土壌や地形、風通し等の地理的な特徴
「人」つまり人の手

それらが一体となってはじめてワインが生まれます。
大きな要因であるヴィンテージをはかる一つの機会がボジョレーヌーボーということでしょう。

「ボジョレーヌーボーはおいしいか?」

という話題はよく上りますがそこは大した問題ではありません。
今年も新しいワインが生まれたという感謝(ワイン業界、生産者に対する一番の恩返しは消費でしょう)、
そしてなによりも躊躇なくお酒を飲める口実が目の前にあるのに逃す手はないというところでございましょう。

楽しみに待ちましょう。